アトピッコハウス ブログ
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生活音を騒音と感じない術

2017/08/24
2023/12/21

我が家の近所では、不思議と夏休みの最終日あたりになると、
子供の声が少なくなります。

みんなやることは一緒。「夏休みの宿題」

夏休みも折り返し、宿題のラストスパートをかけている子供たち。
「おわらなーい」と言いながらも、まだ夏休みの楽しみを諦めていない様子

これが夏休みも終わりだなぁと感じる瞬間です。

そんな話を母にすると、「昔から変わらないね~」と。

子どもの声は常に地域に溢れていました。放課後の公園や学校では、
野球をしたり、サッカーをしたり、鬼ごっこ、ブランコ…

夕方のチャイムが鳴るまで、外には声が溢れていましたね。

でも、最近は公園でのボール遊びが禁止になり、声が騒音とされる
事も少なくありません。

いつから声や音が騒音になってしまったのでしょうか。

生活音ってどんなもの?

生活音が気になるきっかけ

自然内装材のメーカー、アトピッコハウスの小倉です。

生活することから出る音とはどういうものなのでしょうか。
部屋の中を歩く音、水廻りを使用する音、ドアを開け閉めする音、
椅子や家具を動かす音。

あげだしたらきりが無く、生活音というのは限りなくあります。

それは、住む人の家族構成や生活スタイルによっても異なりますし、
出る時間、聞こえる時間、感じる時間も異なります。

音は気になるもの?気にならないもの?

音が気になるという事は、想像がつくかつかないかです。

相手の顔が見えて、想像できる。
音がどういったところから出ていて、どういう風に必要な音なのか?
仕方がない音なのか?

それが想像できれば、人は許容範囲と判断します。

でも、その想像が全くつかないとなるとそれは、騒音にしかなりません。

騒音は許せないのがひとの常です。

映画館やコンサート、観劇などで映像や歌手、劇者より与えたれる音は、
人は心地よく、また有難くも感じ、感動さえ与えます。

しかし、そこに必要のないおしゃべりの声や携帯のアラームなどが音として
聞こえた時、それは迷惑にしかなりませんね。

ご近所付き合いしていますか?

生活音は、生活スタイルや家族構成によって大きく異なりますが、
全く音を出さないで生活している人はいません。

では、マンションの上下階でなぜ「迷惑」と感じてしまい、
トラブルになってしまう事があるのでしょうか。

それは先にお話したように、想像がつかないからです。
家族構成や生活スタイルを知る前に、お顔を拝見したことはありますか?

昨今の核家族構成では、ご近所付き合いが少なく、隣に住んでいる人さえ
顔を拝見したことが無いという方も少なくはありません。

長屋にはじまる集合住宅。戦後復旧と共に建てられた多層階の集合住宅。
これらはお互いが助け合わないと生活していけない中で先人たちが
建ててきた建造物です。

そんな時代の人たちは、生活音をどのくらい気にしていたのでしょうか。

時にうるさいと感じてしまう事もあったかもしれません。
でも時にもらい泣きならぬもらい笑いをもらい、
自分の家が和むこともあったと思います。

そして、音が生活の異変を察知する術となったかもしれません。

全ては、ご近所同士が他人であってもお互い手を差し伸べられる
関係が築き上げられていたという事ですね。

その関係性を築くのに特別な方法が必要だった訳でもなく、
人を受入れ関係を築くという事が当たり前のことだったのかもしれません。

時代の変化で、今でプライベートを守られる事も大切ですが、
集合住宅に住むにしろ、一軒家に住むにしろ、ご近所さんとは、
笑顔で挨拶できるような関係を築いておきたいですね。

遮音性能は100%ではありません

昨今ではマンションの上下階への配慮などから、遮音性を考えた
商品も多数出ています。

マンションなどのリフォーム現場でも遮音等級取得という事が
リフォームの条件となっている現場もとても多いです。

遮音等級=数字という事になりますが、でも知っておいてください。
生活音(音)に関しては、数字でクリアしていても、
絶対、音がしないという事はありません。

音を出す側も聞く側も感じ方は様々です。
家族構成やライフスタイルによっても異なりますが、
決して聞こえないという事は人が住んでいる以上、ありません。

お互い様の気遣いが大切ではないでしょうか

100%音がしないという事はないからと言って、
気を使わなくて良いという事ではありませんね。

まだ朝も早いから静かにしよう。
この時間はみんながゆっくりしている時間だから、
静かにしよう。

一日は24時間しかありません。

人が動く時間や休む時間というのは、想像がつきます。
その時間だけは気づかいを心がける。

そんなお互い様の気遣いが、自分の生活をも安らかにする
事につながるのではないでしょうか。

いかがでしたか

子どもの声も、生活する声も、聞こえる事はありがたい
事ですが、時として自分が生活することさえ苦痛にして
しまう事があるという事ですね。

核家族化し、ご近所付き合いも減ってきた昨今、
どうしても自分たちの生活を、守ることが第一になりますが、
すれ違った時は笑顔で挨拶できるくらいのご近所付き合いは
大切だと思えるような人でいたいと思います。

アトピッコハウスでは遮音材「わんぱく応援マット」をご用意しています。
施工したら、決して音がしないという事ではありませんが、
お互い様の心遣いのお手伝いが出来るような商品です。

遮音性能L40 わんぱく応援マット

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