アトピッコハウス ブログ

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畳からはじまりましたⅢ

  • 29
  • 5月
  • 2006

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昭和40年代、東京や関西の公団住宅で、ダニが大発生して大問題になったことがあります。その時、ダニの繁殖場所となってしまった畳に非難が集中してしまいました。

それから、ダニが発生しないように、ワラから発泡スチロールになったり、防虫シートを撒いたり、サービスで「抗菌スプレー」を噴霧してくれる業者さんが登場したようです。

畳屋さんは、畳が悪いと言われたくない。
ユーザーは、ダニによる健康被害を未然に防ぎたい。

両者の思惑が合致したのか、昔ながらの畳は姿を消し始め、現在のような「畳風な畳」が主流となっていきました。

ダニが発生した原因はいくつか考えられます。

●畳の乾燥が十分でなかった
ワラはお米を収穫した後、ワラ床として再利用されますが、この時、ワラの乾燥が不十分だと、カビや虫の発生を促してしまいます。

●機密性の高い住宅
日本の住まいは急激に変化していきました。機密性の高い住まいをつくり、塗壁からビニールクロス、フローリングや建具は無垢材からプリント(印刷)合板、襖は木材から発泡スチロールへと、呼吸しない素材ばかりで構成されるようになりました。その中で、畳だけは、頑なに自然素材を貫いてしまい、ダニにとって生息しやすい環境を提供することになってしまったのです。

●住まい方
機密性の高い住宅の中で、風通しの良い木造日本家屋と同じ暮らしをしてしまったこと。ストーブの上で、1日中お湯を沸かしていても、水蒸気は外に逃げていきます。でも、現在の機密性の高い住宅では、逃げ道がありません。室内も水蒸気を吸ってくれる素材は、畳しかありません。畳の許容量がパンクする前に、換気をして、水分を室外に逃がしてあげる必要がありました。

畳からダニが発生してしまった原因は一つではありません。
それなのに、畳だけが姿形を変え、この変化に対応せざるを得なかった。
そうしないと、畳の部屋がどんどん減ってしまう。きっと、心配だったんですよね。

でも、本当は、畳の良いところ、付き合い方を、もっと考えるべきだったのですが、畳=ダニという価値観は根強く、その間に、日本の住まいは着々と西洋化が進み、益々畳離れが深刻な状態になってしまったことを、とても残念に思います。

さて、良かれと思って施したダニ対策で新たな問題が浮上してきました。(つづく)

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