アトピッコハウス ブログ

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はいからさん、神戸の現場のご報告

  • 19
  • 7月
  • 2005

週末も暑かったですね 夏だから暑いほうが、もちろん嬉しいのですが、頭痛がするぐらいに日差しが強く感じるのは、どうしてなんでしょう?

昔のほうが日差しが弱かったのか、私の体力が落ちていることが影響しているのか、ふー とは言いながら、ちょっとずつ元気が出てきています。皆さん、ご心配をお掛けして申し訳ございませんでした。


さて、神戸ではいからさんを施工中という案内をブログでもさせていただいたのですが、実はですね、それが大変なことになってしまったのです。

このマンションは、新築のマンションをスケルトンで引渡し、間取り等を施主が個人で行うという特殊スタイルでした。

壁全面にはいからさんを塗布していただいたのですが、マーブル仕上かと思う程の色ムラになってしましました。攪拌が少ない時に、ニガリが混ざらず色ムラになることはあったのですが、この現場では、攪拌の重要性を説明し、問題はなかったハズ。

4d6bdb77.jpg施工3週間後に現場を確認させていただいたのですが、入室した瞬間、室内の湿気に襲われ、トイレの中は、全く乾燥していない状態でした。触ると手が濡れるんです。

部屋全体も、トイレ程ではないにしても、乾燥していませんでした。

はいからさんは、最終硬化には3週間かかるとはいえ、手がしっとりするようなことはありません。施工後24時間で、初期硬化が終了し、生活上の支障はないと考えています。

マンションという気密性の高い構造に加え、窓や換気扇(24時間換気)がないという、特異な構造だったことが一つの大きな要因だったと考えました。

つまり、潤沢に水を含んだはいからさんが、その水分を吐き出だそうとしたものの、その水分を室外に排出する術がなく、もう一度自分自身で吸い取るしかなかったようなのです。

ご存知の通り、はいからさんは一般的な左官材よりもかなり多くの水分を必要とします。硬化するには、その水分を吐き出さないといけないのですが、気密性の高い住宅では、その吐き出すお手伝いが少々必要ということなのです。

乾燥が悪いと御説明をすると、扇風機を当てたりなどの強制換気を希望される方が多いのですが、それがクラック等の原因となってしまうので、自然換気をお願いしてきました。しかし気密性の高い住宅では24時間換気システムの稼動など、より積極的な換気をしてもらうという説明が不足していたことに気付きました。

もう一つ、色ムラや色の違いの原因として、珪藻土の原料の不安定さを懸念し、産地や内容を安定させるように努力をしていたところでもありましたので、大至急その検証に改めて入りました。

アトピッコハウスは自然素材なので、ロットによる色の違いはある程度は許容してもらわないといけないと、考えてはいます。

例えば、織物クロスも、別々に見れば違いはわからないのですが、ロット違いを並べると、色味の違いがわかってしまいます。ですので、角を利用してその微妙な色の違いを逃がしてもらうようにしています。

畳はもっと自然なものなので、6帖1部屋には、なるべく色味の同じ物を選りすぐりますが、全く同じにはなりません。同じ生産者、同じ収穫年でも起こってしまうことなので、本物のイグサ畳にテクスチャーを求めることは不可能なのです。

はいからさんは、ある意味工業製品なので、せめて織物クロスぐらいには、均一にしたいと工夫を続けていました。

その一つとして、色ムラを調整する物質を添加してみたのです。薬剤で調整することは本意ではなかったのですが、背に腹はかえられません。しかし、全く効果がありませんでした。

この薬剤は、コンクリートやナチュラル系とは一線を隔すタイプの左官材には効果があるようなのですが、はいからさんには、無意味なことだったのです。

薬剤を入れずに済んだことは、ある意味、はいからさんの方向性がブレなかったことなので、喜ばしいことでしたが、珪藻土の色を安定させることができません。

そこで次は、ロットごとに半分残し、次のロットを作った時に、前回の半分を加え、色を安定させるようにしてみました。

これだと、色の違いは少なくなっても、色ムラに大きな影響はありませんでした。そこで、もう一度原点に戻り、材料をすべて見直してみたのです。すると、ちょっと怪しい物が見えてきました。

ということで、続きは明日。
また読んでくださいませね。

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