アトピッコハウス ブログ

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クロス(壁紙)

こんにちは!
無垢・漆喰・珪藻土「自然素材の内装材ブログ」を運営している
アトピッコハウス㈱、自然素材のパイオニア後藤坂です。

壁紙の見本帳を何冊も渡され、

この中からも、「ご希望のクロスを選んでください」と言われて、
途方にくれる方も、少なくないと思います。

何百種類の中から、どう選べばいいのか?

始めて、家づくりをするのに、
どんな基準で、どの品番を選べばいいのか、
分からなくて当然だと思います。

なかには、「この中から選んでください」と、
何種類か絞って提案してくれる会社もあって、

それは、それで親切だと思います。

しかし、今、普通に流通しているクロスの90%は、
ビニールクロスです。

ほぼ定価は、1,000円前後だし、
カラーバリエーションも豊富なので、

メーカーは、沢山の種類を作れるし、
お客様も沢山の種類の中から選べる訳です。

では、なぜ、こんなにビニールクロスが普及したかというと、
施工がしやすい、クレームに成り難い、
補修が簡単、価格が安い等といった理由です。

確かに、価格が安い、種類が豊富という点に関しては、
ユーザーにもメリットはあるのですが、

主な理由は、施工者にとって都合が良いということなのです。

壁紙のことを、クロスと言いますが、クロスとは、「布」のことです。
つまり、「布クロス」こそが、本物のクロスなのです。

しかし、施工がし難い、価格が高い、バリエーションが単調と、
ユーザーにとっても、施工業者にとっても、
有難くない商品なのです。

価格と、カラーバリエーション優先なら、
間違いなく、ビニールクロスで決まりでしょう。

では、布クロスの価値とは、
どんなことでしょうか?

まず、高級感があって、温もりがあって、
調湿性があって、肌触りがいい。

たばこのヤニも付かないし、すすけない。

静電気が発生しないので、汚れを吸い寄せない。

ただ価格は、高いし、施工には、
ビニールクロスよりは手間暇がかかるので、
割高になる訳です。

品番によっては、手垢も付き易いし、
雑巾がけもできません。

汚れがついたら、消しゴムで、こするか、
粘着テープで、ペタペタと剥がし取るといった程度のことしか
出来ません。

ただ、布クロスの汚れは、「自然な経年変化」として、
味わいになりますから、別にみすぼらしくありません。

それに、ビニールクロスのように、
5年、10年で張替えが必要になったりはしません。

アトピッコハウスの「すっぴんクロス」は、
全30種類の本物の布クロスです。

本物の布クロスは、織りあげた反物に、
裏紙を貼り合せて作る織物壁紙なので、

反物を織る際の糸の種類と、本数、織り方等で、
工夫する以外のバリエーションは、付けられません。

質素になりがちな理由は、そこにあるのです。

しかし、織物壁紙であるがゆえ、丈夫です。
ビニールクロスと違って、少々表面を引っかけた程度では、
破れません。

アトピッコハウスでは、創業まもない頃より、
「すっぴんクロス」を製造販売しております。

さまざまな企業努力の結果、
ビニールクロスとさほど変わらない価格帯の布クロスも
作りましたし、

キッチンに使える防火認定品の布クロスも作りました。

子供部屋に使えるピンクやブルーの布クロス、
洗面、トイレといった水周りにも使える布クロス、
そして、オーガニックコットン100%のこだわりの布クロスも、

ラインナップに加えました。

ただ、子供部屋に使える可愛い柄といっても、
しょせんは、布クロスですから、

ビニールクロスのようなカラフルなものは、
作れません。限界があるのです。

また、子供部屋に、高級な布クロスを貼っても、
汚されたり、落書きされたりすることを考えると、

価格を抑えた「キッズシリーズ」程度にしておかれ、
将来張り替えるといった方がいいと思います。

詳しく、お知りになりたい方は、こちらをご参考ください。

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