調湿性能の高い珪藻土塗り壁:はいから小町

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珪藻土に求める性能は、調湿性能だと思います。

しかし、珪藻土塗り壁だったら、どんな製品も同様に調湿するかというと、そうではありません。

塗り壁の調湿性能を客観的に評価する基準として、JIS規格にJIS A6909という評価試験があります。
その試験の成績によって、調湿性能に優れているとか、ほとんど調湿せず、
調湿建材とは名乗れない塗り壁であるといった評価がなされます。

では、調湿性能に優れた塗り壁とは、どんな製品なのでしょうか?

調湿性能とは、室内の湿気が多い時には、珪藻土を塗った壁が、余分な湿気を吸収してくれ、
室内が乾燥してきたら、壁に蓄えた湿気を吐き出して、室内を潤わせてくれる機能です。

つまり、湿気を吸収してくれる「吸湿」性能と、
湿気を吐き出してくれる「放湿」性能の
両方がないとならないのです。

湿気を吸収する性能はあっても、吸いっぱなしでは調湿建材とは呼ばないし、だいたい役に立ちません。

塗り壁に求められる性能は、湿気を素早く吸放出してくれる性能です。

今の住宅は昔と違って、壁の下地が石膏ボード(プラスターボード)です。
石膏ボードは、調湿しません。
そして、その石膏ボードの上に、1mm、2mmの薄さで、
仕上げ材の珪藻土塗り壁を塗っていきます。

したがって、調湿性能が良いか、悪いというのは、たった表面1mm、2mmの勝負ということになるのです。

塗り壁の中では、珪藻土の調湿性能が断然に優れています。ただし、珪藻土がなぜ調湿するのか?
また、調湿するメカニズムを理解しておかないと、珪藻土という名前だけに誤魔化されて、
「性能」や「効果」が期待できない珪藻土塗り壁を手に入れてしまう可能性もあります。

珪藻土塗り壁が調湿性能を発揮するのは、主原料になる珪藻土の骨格構造に秘密があります。

珪藻土は、植物性プランクトンの化石です。珪藻(けいそう)とも言います。つまり「藻(も)」です。
昔、海底や湖底だった場所が隆起した、その地層を掘り起こして、塗り壁材の原料として使う訳です。

生のままの珪藻土を使った塗り壁もありますが、地中から掘り起こしたままの珪藻土には、
多量の不純物が混じっています。そこで、不純物を取り除くために、1000℃ほどの高温で焼きます。

すると、珪藻土の目詰まりが解消される訳です。

珪藻土は、目に見えない無数の小さな穴が空いています。
そして、その穴の奥には、さらに小さな穴が無数に空いています。
その総面積は、1gの珪藻土で、テニスコート半分の大きさにも匹敵すると言われています。

その無数の小さな穴と、水蒸気との相性がとても良くて、珪藻土塗り壁を壁や天井に塗ると、湿度60%前後を境に、
室内の余分な水分を珪藻土の壁が、出し入れしてくれる訳です。

そもそも珪藻土とは?
珪藻土とは、植物性プランクトンの化石です。昔、湖や海だった地層から採取されますが、目に見えない小さな穴が沢山空いており、調湿材や、ろ過材として使われます。
土から掘り起こしたままの珪藻土は不純物で目詰まりしているため、高温で焼いて使われます。

画像提供:ミクロワールドサービス

この天然のサーモスタットのような働きがあるから、珪藻土塗り壁の調湿性能が優れていると言われるのです。

しかし、いくら高温で焼いた高品質の珪藻土を大量に使っても、調湿性の元になる珪藻土の穴を潰しては、
調湿性能は、失われてしまいます。

よく珪藻土そのものの性能をうんぬんする場合がありますが、珪藻土の性能は産地によって違うのではなく、
製造方法によるのです。

地中から掘り出したばかりの「生」の珪藻土よりも、焼いて不純物を取り除いた珪藻土の方が、
調湿性能は良い訳です。

また、珪藻土は、水を加えて練っても、粘土と違って、壁に塗れるような「ねばり」は出ませんから、「つなぎ」として、
糊や接着剤が加えられます。しかし、その「つなぎ」によって、珪藻土の穴が塞がれてしまうため、
調湿性能が落ちてしまうのです。

したがって、珪藻土塗り壁の性能を評価する場合は、原料の珪藻土ではなく、
塗り壁材として製品化されたものの実際の調湿性能を評価した方がいいのです。
つまり、JIS規格によって、どの程度の調湿性能のある珪藻土塗り壁であるのかを確認した方がいいのです。

アトピッコハウスの珪藻土塗り壁「はいから小町」の調湿性能は、241g/㎡/24hです。
これは、1㎡に塗り広げられた珪藻土の壁が、24時間で、牛乳瓶1本以上の水分を吸放湿する力があるということです。

JIS規格で規定している調湿建材の最低基準は、70g/㎡/24hですから、はいから小町の調湿性能は、JIS規格の3倍以上ということになります。

また一般的に漆喰の調湿性能は40g/㎡/24hと
言われていますから、はいから小町の調湿性能は、
漆喰の6倍以上ということになります。

ではなぜ、はいから小町の調湿性能が、
これほどまでに優れているかというと、
原料である珪藻土と、珪藻土の固め方に秘密が あります。

はいから小町に使用している珪藻土は、食品加工にも使われるレベルの高温で焼いた珪藻土です。
「白色珪藻土」とも呼ばれる通り、濁りのない純白です。
不純物が含まれていないので、調湿性能の高い原料なのです。

そして、その白色珪藻土を、にがりと、マグネシアで固めています。

「にがり」は、ご存じの通り、豆腐を固めるものです。そして、「マグネシア」は、医薬品などにも使われる成分です。

この「にがり」と「マグネシア」が反応することで、メッシュ状の硬い結晶ができます。

実は、この結晶構造に秘密があって、糊や接着剤といった「つなぎ」と違って、珪藻土の穴を潰さずに、
珪藻土を固めてくれる働きがあるのです。

しかも、はいから小町は、硬く仕上がることから、一旦乾燥すると、壁がボロボロするとか、
洋服をこすると白くなるといったことがありません。

カラーバリエーションは、純白を基準に、淡い色合いのパステルカラーで、全8色を用意しています。

  • はつ雪

  • さくら

  • くちなし

  • れもん

  • ゆず

  • ぶどう

  • つくし

  • たけのこ

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