鎌倉市雪ノ下2丁目
鎌倉鶴岡八幡宮のお膝元にナチュラルガーデンがあります。
中古住宅をリノベーションしたアトピッコハウスは、
庭も更地にすることなく、
樹木もそのまま引き継ぎました。
建物は壊され、
庭は更地にされるのが日本の中古市場ですが、
最近は古家を残し、
そのまま流通されることも増えてきて、
リフォームと同時に、
庭づくりの相談も増えてきました。
アトピッコハウスの事務所は築50年。
建物はもちろんリノベーションしましたが、
庭を更地にもせず、
樹木も残し、庭を整えています。
更地にしないメリットは金額の他、
最初から大木が庭にあり重厚感が生まれます。
土地を掘り起こさないので、
根が張り、
水の吸収が良くなり、
大雨にも強くなります。
山崩れなどの原因の1つに、
樹木の根が伸びていないことと言われています。
地下茎は複雑に絡み合い、
私たちの生活を下支えしてくれています。
目に見えないため、
実感することはありませんが、
「人知れず」活躍をしてくれているのが動植物なのです。
逆に更地にしないデメリットもあります。
例えば、雑草。
ドクダミなどの地下茎で増える植物は、
更にして土を入れ替えることで、
お別れすることが容易です。
ゼロの状態から、
整えることで、
お手入れが容易になるケースもあります。
でも隣の敷地から
侵入してくる可能性もゼロではありません。
雨がたくさん降り、
太陽が燦々と降り注ぎ日本で、
雑草をゼロにすることは、
容易ではないことを知ってください。
異常気象の今、
生き残っている野草は、
タフネスなヤツばかり。
彼らと対峙する方法は概ね3つ。
1)お金をかける
2)時間と労力かける
3)コンクリートを敷き詰める
お金をかけるのは、
プロにお任せする方法です。
(2)は自分でコツコツ作業ですが、
これが異常気象の今、
難しくなってきているのも事実です。
こう考えると、
コンクリートを敷き詰めるという選択肢が
増えているのも頷けます。
でもちょっと待って!
もしもコンクリートではなく
土だったら、
酷暑が和らぐイメージ湧きませんか?
そんな方にピッタリなのが、
(4)の法則、ずぼらガーデニングです。
ずぼらガーデニングとは
小さな労力で庭を整えることを目的としたガーデニングです。
その方法は、以下の通りです。
- 雑草を一生懸命に除去しない。
- 好きな雑草は庭の設えに活かす。
- 大切な植物がスクスク育つ工夫をする。
雑草は抜けば抜くほど強靭になることは、
あまり知られていません。
雑草が一つもない、
整った庭にするためには、
膨大な労力が必要です。
庭への美意識を0.5度変化させると、
新しい暮らしが広がります。
ドクダミとの付き合い方
ご相談で一番多いドクダミちゃん。
アトピッコハウスも
ドクダミ畑のようになりますが、
こんな可愛らしい子もいます。
この画像は八重のドクダミ。
白い部分が多いからでしょうか。
可憐ですよね。
アトピッコハウスでは、
あえて八重ドクダミを植えています。

ドクダミは十薬と言われるほど、
効能が豊富な薬草でもあります。
そしてイギリスでは、
ドクダミは憧れの植物で、
1000円/ポット(円安だからもっと高くなっているな)で
売られているのだとか。
乾燥しているイギリスでは、
ドクダミはなかなか育たない。
手に入らないと、
欲しくなる。
それが人間なんですよねぇ。
この講座はこんな方にピッタリです
- 近所の手前、なんとかしたい。
- 雑草の勢いに追い付けない。
- コンクリートにしたくない。
- お金も時間もかけられないけど庭が欲しい。
- ナチュラルガーデンってどんなの?
- 虫とか増えたら嫌だなぁ。
- ドクダミをなんとかしたい!
- 抜いた草花や枝をゴミとして処分したくない。
- 雑草が好き。
当日のプログラムを紹介します。
10:00 イントロダクション
10:20 選択的除草(ワーク)
10:40 休憩 ※熱中症を避けるため細かく休憩します
10:50 食べられる野草を収穫
11:10 土鍋ご飯と野草でつくるタイ風カレー※辛みは調整できます
11:30 食事しながら感想を伺います
12:30 終了
タイ風カレーは
事前調理を済ませておきますので、
土鍋ご飯が炊きあがるのを待つのみです。
※食物アレルギーへの対応はできません
収穫した野草はお持ち帰りくださいね。
私自身が困ったこと、
良かったことなどをお話しますので、
等身大の内容をお伝えしています。
雑草は自分の適所をみつける天才!
気に入らない場所には、
ぜったいに生えてこない雑草から、
私たちは教えてもらうこともありそうです。
この講座は1名から開催いたしますので、
リクエストいただければ日程調整も可能。
その場合、予定していた日程が
変更になることもございます。
アトピッコハウスまでの経路は、
こちらの地図を参考にしてくださいね。
