アトピッコハウス ブログ
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無垢フローリングと、床暖房

2014/09/30
2018/05/30

無垢フローリングと、床暖房こんにちは!
無垢フローリング・遮音床材ブログを運営している
アトピッコハウス㈱、自然素材のパイオニア後藤坂です。

無垢フローリングなら、床暖房はいらない。
というのが、私の結論です。

無垢フローリングは、床暖房いらず

といっても、床暖房の気持ち良さに慣れてしまった
人にとっては、無垢フローリングにして、

床暖房も入れたいという気持ちも分からなくありません。

では、どんな基準で、床暖房に相応しい
無垢フローリングを選び、

トラブルなく施工できるかというと、
いくつかの注意点があります。

まずは樹種の選定です。

硬い木は、冷たい感じがし、
柔らかい木は、温もりがあります。

それは、木材が空気を沢山含んでいるからですが、
柔らかい樹種の方が、

床暖房の立ち上がりが早いと思います。

また当然ですが、厚みのある無垢フローリングよりも、
薄手の無垢フローリングの方が、
早く温まるので、床暖房の立ち上がりは早くなります。

つまり、早く暖かくなるということです。

そして、無垢フローリングで、床暖房をする際に
気をつけたいことは、

しっかりと乾燥させた「床暖房用」の製品を使うということ。

床暖房用の無垢フローリングと、普通の無垢フローリングの
最大の特徴は、

「乾燥率」が違うということ。

普通の無垢フローリングは、12%~15%程度の
「含水率」であれば、普通の「良品」です。

乾燥が不十分な木材であれば、
含水率が20%以上ということもざらにあって、

そんな無垢フローリングを施工してしまうと、
あとで反ったり、割れたり、隙間が空いたりといった

トラブルが発生するのです。

床暖房用の無垢フローリングは、
含水率を4%程度の「絶乾」状態まで一旦乾燥させ、
その後、8%~10%に戻します。

プロの方は、その状態のことを「半殺し」と言います。

つまり、カラカラに乾燥させることで、
木の「伸縮性」を奪ってしまうのです。

だからといって、全く伸縮しなくなるという訳ではなく、
絶乾状態にした無垢フローリングであっても、

湿気の影響で、伸縮するのです。

ただ、熱や湿気の影響で伸縮し難い状態になっていると
いうことなのです。

また、柔らかい樹種は、伸縮の幅が大きいので、
杉、ヒノキといった針葉樹よりも、

ナラ、ウォールナットといった広葉樹で、
硬い木の方が、伸縮し難いという特徴があります。

ただ、堅い木は、伸縮し難いので、
隙間が空いたり、割れたり、反ったりといった

トラブルが発生し難い反面、
価格が若干高く、また、足触りがつめたく、

床暖房の立ち上がりが遅いといった特徴があります。

それと、メンテナンスに関しても、
十分に検討する必要があります。

床暖房は、およそ10年ほどで壊れるといいます。

すると、床を剥がして修理しなければならない
可能性があるのです。

または、壊れたら、使わなくなる。

私のお勧めは、床暖房はしない。
という選択肢です。

柔らかい樹種なら、足触りもいいし、
床暖房しなくても、十分に温もりがあります。

今の家は「普通」に気密性が高いので、
ちょっと暖房すれば、部屋中暖かくなると思います。

好みの問題ではありますが、
無垢フローリングにするのなら、

床暖房は、いらないと思いますね!

アトピッコハウスにも、床暖房対応の
無垢フローリングがあるので、ご参照ください。

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