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無垢フローリングの硬さは、目的次第

2017/06/08
2018/05/30

無垢フローリングの硬さは、目的次第無垢フローリングは、樹種によって、硬さが色々とあります。
そして、硬い樹種は、傷が付き難いけど、

冷たい感じがする。

そして、柔らかい無垢フローリングは、傷は付き易いけど、
温もりが感じられます。

では、なぜそうした違いが起こるのか、また硬さの違いによって、
どんな違いが起こるのか、解説してみたいと思います。

硬いフローリングは、傷が付き難い

樹種によって、硬さは違う

自然素材の内装材専門メーカー、アトピッコハウスの後藤坂です。
無垢フローリングを床材に使うなら、
硬いフローリングの方がいいかも知れません。

それは、傷が付き難いからです。
しかし、硬い無垢フローリングは、

足触りがヒヤッとします。

さすがに、無垢フローリングですから、ヒヤッとするといっても、
合板フローリングほどにはヒヤッとはしませんが、

柔らかい無垢フローリングと比較すると、冷たいと
感じる訳です。

硬い、柔らかいは、空気の量

では、どうして、そうした硬い、柔らかいが起こるかと言うと、
無垢フローリングは樹種によって、

細胞に含まれる空気の量が違うからです。

樹木には、水を吸い上げる「水の通り道」があります。
そして、伐採したあと、乾燥させると、

その水の通り道だった部分が、空洞になり、
そこに空気が含まれるようになります。

柔らかい無垢フローリングは、硬い無垢フローリングよりも、
沢山の「空気」が含まれていて、

それが「断熱材」の働きをするのです。

羽毛布団やダウンのコートが温かいのは、
羽毛の間に「空気」を含んでいるからですが、

無垢フローリングの場合も、理屈は一緒です。

硬いフローリングは、冷たい

硬い無垢フローリングは、傷が付き難いという
特徴はありますが、

足触りは冷たいという特徴もあります。

別に、それが欠点という訳ではないので、
そういうものだということです。

硬い無垢フローリングであれば、あるほど、
足触りは冷たくなります。

それは、無垢フローリングに含まれる「空気の層」が
少なくて、そうしたことが起こるということです。

針葉樹と、広葉樹の違い

広葉樹と、針葉樹というと、たとえば、ナラとかカバといった
無垢フローリングに良く使われる高級材は、

広葉樹です。

そして、国産のヒノキや杉といった樹種は、
針葉樹です。

針葉樹には、「導管」という、人間で言うと、「血管」のような
クダが、根から、幹、枝というよりに、

張り巡らされています。

そして、広葉樹には、「導管」というものはなく、
細胞の間を水が伝わって、登っていきます。

その水を吸い上げる仕組みの違いが、
硬さ、柔らかさに直結しているのかどうかは分かりませんし、

広葉樹は、全部硬いかというと、
そんなこともありません。

しかし、全般的に、広葉樹は硬い樹種が多くて、
針葉樹は、柔らかい樹種が多いと思っていると、

ほぼ間違いはないと思います。

傷を気にするか、気にしないか

無垢フローリングを選ぶ際、どの樹種にするかを
決定付ける要素として、硬いとか、柔らかいというのも、
重要な要素だと思います。

硬い無垢フローリングは、傷が付き難い代わりに、
足触りが冷たい。

柔らかい無垢フローリングは、傷が付き易い代わりに、
足触りが温かい。

傷を気にするか、気にしないか?
そして、床暖房をするかしないかといったことも、

どの樹種を選ぶかの決定要素になると思います。
要は、価値観とか、優先順位の問題ということになると
思います。

いかがでしょうか?

どの樹種を選ばれても、無垢フローリングは、
魅力的だし、気持ちいいものです。

しかも、格好いいし豪華です。

傷が気になるなら、ナラやカバといった
硬い無垢フローリングを選べばいいし、

傷が気にならないなら、杉やヒノキといった
柔らかい無垢フローリングを選べばいいと思います。

しかし、硬い無垢フローリングは、足触りが冷たく、
柔らかい無垢フローリングは、温もりが感じられます。

床暖房をするか、しないかといったことも
無垢フローリングを選ぶ際の決め手になると思います。

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