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無垢フローリングにオイルを塗る方法と効果とは?

2016/08/16
2023/03/09

無垢フローリングにオイルを塗る方法と効果とは?無塗装の無垢フローリングは、そのままでも魅力的ですが、
傷がついたり、汚れが染み込んだりと、
のちのちのメンテナンスが大変です。

無塗装の無垢フローリングなら、オイルを塗っておくべきだと思います。

無垢フローリングのオイル塗料って具体的にどんなものなのか?
どんな利点があるのか?無垢フローリングへのオイルの塗り方を、
私の失敗も含めて、ご紹介したいと思います。

アトピッコハウスのオイル塗装の無垢フローリングはこちらからご確認ください

ごろ寝フローリング

無垢フローリングをオイルで手入れする理由

オイルは、薄く塗る

自然素材の内装材専門メーカー、アトピッコハウスの後藤坂です。
何も塗っていない無垢フローリングの表面は、傷がつきやすい状態です。

木の質感をダイレクトに感じられる無塗装が好き、傷が気にならないということであれば、
そのままでもちろん良いと思います。

無垢フローリングをオイル塗料を塗る利点としては、

・木の表面を保護する
・木材の質感を損なわない。
・多少の撥水性を得られる。
・施工方法は簡単なので、素人でも自分で施工ができる。

以上のようなことがあげられます。

オイル塗装は、専門業者でなくても施工ができるので、チャレンジしてみても良いと思います。

無垢フローリングオイル仕上げとウレタン仕上げの違い

無垢フローリング塗装の種類は、オイル塗装仕上げとウレタン塗装仕上げが一般的です。
アトピッコハウスでは、無塗装、オイル仕上げ、UVウレタン塗装の3種類を扱っています。
オイル仕上げとウレタン仕上げの違いを比較してみましょう。

見た目

オイル塗装は、木の質感を損なわない仕上がりです。自然な塗膜で表面を保護しています。
無塗装の状態に比べると、濡れ色になります。
UVウレタン塗装の見た目は、オイル塗装とさほど変わりありません。
光を当てると少し反射しますが、テカテカした不自然な感じではありません。

手触り

オイル塗装はサラっとした仕上がり。無塗装より少ししっとりとした肌ざわりで、木のぬくもりも感じます。
UVウレタン塗装もサラサラした肌ざわりですが、オイル塗装より少しマットな感じです。
木のぬくもりはやや少なく感じます。

無垢フローリングにオイル塗装をする手順

オイルは薄く塗るのが基本

創業まもない頃、大手マンションデベロッパーの
売れ残りマンションの販促企画として、

床を無垢フローリングに張り替えさせて頂いたことがあります。

無塗装の無垢フローリングを張ったので、
張替え完了後、オイルを塗布しました。

しかし、オイルの塗り方を間違えて、無垢フローリングを
ベタベタにしてしまいました。

無塗装の無垢フローリングにオイルを塗っていくと、
床材に染み込むので、塗れ色が付くほど、塗りたくなります。

しかし、それをやると、大抵は、塗り過ぎます。

オイルの量が少ないと、塗りムラが分かり難いので、
量の加減が難しいですが、

それでも、やはり、薄く塗る注意をすべきです。

タンポを作ると効果的

タンポというのは、オイルやワックスを塗るための道具です。

テルテル坊主の頭の部分のような形をしていて、
手作りします。

芯になる布地を丸めて、
オイルやワックスが必要以上に染み込まなく
するために、

ラップやビニール袋でカバーして、
その上から、再度、サラシのような布地をかぶせて、

紐かゴムでクルクルッて、首元を結んでやれば、
完成です。

そして、オイルを先端部分につけて、
クルクルと弧を描くように薄く塗り広げれば
いいのです。

この塗り方なら、オイルを厚塗りすることもありません。
タンポの代わりに、カースポンジもおすすめです。

カースポンジ

無垢フローリングに塗るオイルは半固形か、乳液状のものが扱い易い

オイルは、ドロドロの液状のものですが、
自然素材系のワックスの場合は、
半固形状か、乳液状になっています。

タンポにつけながら、厚塗りに注意して塗って行くなら、
その方が、使いやすいと思います。

薄く、薄く、が基本だし、コツです。

無垢フローリングの手入れをオイルでやる場合、
無垢床用のオイルでおすすめなのが、蜜蝋ワックスです。

アトピッコハウスの「ミツバチワックス」は、
半固形状で塗りやすいです。
無垢フローリングをご自分で気軽にお手入れしたい方に
おすすめです。

ミツバチワックス

アトピッコハウスの無垢フローリングは、「ミツバチワックス」でのお手入れがおすすめです

ごろ寝フローリング

無垢フローリングの日々のメンテナンス方法

無垢フローリングは、メンテナンスが大変で、
しょっちゅうワックス掛けしないとならない面倒なものだと
勘違いしている人も多いと思いますが、

実は、そんなことはなくて、艶が無くなってきたなとか、
油分が足りなくなってきたなと思ったら、

「油分」を供給してあげる程度で、いいと思います。

日頃は、ワックス成分を含んだ、自然素材系のクリーナーだけで
いいと思います。

アトピッコハウスのクリーナー「こめっとさん」は、米ぬか由来の天然成分なので、
手に優しく安全性が高い成分です。
希釈した液体をスプレーし、ドライタイプのフローリングワイパーで拭き取るだけ。
日々のお手入れは、掃除機と「こめっとさん」で十分です。

こめっとさん

アトピッコハウスの床用クリーナー「こめっとさん」はこちらで詳しくご紹介しています

まとめ

無塗装のフローリングを無塗装のままで使うのも、
悪くはありませんが、
やはりオイルくらいは塗っておきたいと思います。

一般的な自然素材系のオイルなら、
無垢フローリングに染み込んで馴染んでいき、
オイルが無垢材に自然な塗膜を作り保護してくれます。

無垢フローリングはこまめにオイルで手入れをする必要はありませんが、
油分が足りなくなったなというタイミングで、
お手入れをすることを意識していきましょう。

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ごろ寝フローリング

よくあるご質問

無垢フローリングのお手入れ方法は?

普段の掃除は、掃除機やフローリングワイパーで問題ありません。汚れ落としには床用クリーナーを使うことをおすすめします。アトピッコハウスには、米ぬか由来のクリーナー「こめっとさん」があります。スプレーしてふき取るだけで、使用を続けるとワックス効果も得られます。

無垢フローリングのお手入れ頻度は?

日常的な掃除は毎日行いましょう。ツヤや油分が足りなくなってきたタイミングで、オイルを塗布すると良いでしょう。アトピッコハウスの蜜蝋ワックス「ミツバチワックス」は、自然な塗膜で木材表面を保護します。

無垢フローリングへオイル塗装する際の注意点は?

掃除機などで表面のゴミや汚れを吸い取っておきます。オイルは厚く塗ると、ベタベタしてしまうので、薄く伸ばして塗り、乾いた布で乾拭きすると良いでしょう。オイルによって乾燥時間は異なるため、メーカーの施工方法を確認しておきましょう。

自然オイル塗装とは?

天然由来の植物性油脂や天然樹脂などを主原料としてつくられているオイルベース塗料で塗装することです。木の表面に塗膜をつくらないので、木の呼吸を止めません。一般的には自然塗装・オイル塗装・ワックス塗装などと呼ばれます。

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アトピッコハウスは、無垢・珪藻土・漆喰・クロス・畳など
オリジナルの自然素材内装材を、製造販売する会社です。

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