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無垢フローリングの隙間の補修方法は?

2018/04/11
2018/05/30

無垢フローリングの隙間の補修方法は?無垢フローリングを採用すると、隙間の問題は
避けては通れません。

必ず「隙間」が生じて、補修を余儀なくされるのか?
というと、程度の差はあるとしても、

季節変動によって、「隙間」そのものは、必ず発生しますし、
場合によっては、補修も必要になってしまいます。

では、無垢フローリングに「隙間」が出来た際、どう対処し、
どう補修できるのか、紹介したいと思います。

まず、1年待ってから判断する

無垢フローリングの隙間の補修

自然素材の内装材専門メーカー、アトピッコハウスの後藤坂です。
無垢フローリングは、湿気の多い夏場は、膨張して、
大きくなります。

そして、乾燥している冬場は、収縮して、
小さくなります。

そこで、無垢フローリングを施工する際には、
「時期」に応じて、キツメに貼ったり、ユルメに貼ったり
する訳です。

具体的に言うと、夏場は、隙間を空けないように施工しますが、
冬場は、夏場の膨張を考えて、多少隙間を空けて貼る訳です。

その「意図的な隙間」は、フローリングメーカーで、
ある程度設定がありますが、

実際は、現場の大工さんの判断ということになります。

その「キツメ」「ユルメ」の手加減を間違うと、
施工後に、「隙間」が出来たり、

ジョイントの部分が盛り上がってくる訳です。

ただし、そうした「不具合」が起こっても、すぐに「補修」せずに、
まずは、1年間は待った方がいいと思います。

夏場は、「隙間」がないのに、冬場になったら「隙間」が出来た
としても、その「隙間の大きさ」が、最大、どの程度になるのか?

張替えが必要になるほど、ひどい状態なのかを
判断する訳です。

実は、多くの場合、1年待ってみると、「適当」な感じに治まって、
補修しなくて良くなることは多いのです。

夏と冬の「違い」を比較する

無垢フローリングに「隙間」が空いてきたら、
まずは、慌てず、夏場に「どの程度回復するか」
確認する必要があります。

その上で、補修するのか、しないのかを判断されると良いと思います。

3mm、5mmの隙間であれば、夏場の湿気が多い時期になったら、
自然とふさがることも多いですし、

気にならなくなります。

それに、毎年同じ箇所が、同じだけ「開く」ということでもないので、
大らかに対処するという選択肢もあっていいと思います。

許容範囲なら、放置する

無垢フローリンングに隙間が空いて来て、「補修」を
考えた場合、まずは、1年を通して、

状況を把握する。

そして、年間を通しての「伸縮」が許容範囲であれば、
「放置する」「気にしない」ことにするといった

選択肢も、あっていいと思います。

意外と馴染んで、なれなりに魅力的なものです。

補修する場合は、埋め木で

そして、もし無垢フローリングの隙間を補修する場合は、
張替えか、埋め木になると思います。

5mmも1cmも隙間が空いていて、夏場にも、
隙間が埋まらないというのであれば、

施工されている無垢フローリングと同じ樹種の
木材を用意して、

細く割いて、隙間部分に埋めていけば、
「隙間」は、ふさがります。

その後、塗装やワックスを掛けて、周辺部と
似たような感じにして、目立たなくさせます。

この方法が、一番簡単だと思います。

あとは、隙間が空いている部分のフローリングを剥がして、
張替えるという方法になりますが、こちらは、
結構、手間暇も費用もかかりますので、

「埋め木」で処理されるのが、いいと思います。

パテ等では、補修にならない

以前実際にやっている人がいて、驚いたのですが、
無垢フローリングの「隙間」に、コークボンドと呼ばれる

パテ材を注入して、補修されている方がいました。
ただ、これは、一時的なものだし、

季節変動による無垢フローリングの伸縮を考えたら、
パテで隙間を埋めるというのは、止めておいた方がいいと思います。

夏場に補修すると、冬場は、隙間が復活して、
見苦しくなります。

また、冬場に補修すると、夏場は、パテが圧縮されて、
盛り上がってくる可能性があります。

いずれにしろ、パテで補修しても、直ぐにボロが出る訳です。

いかがでしょうか?

無垢フローリングを施工して「隙間」が出来たら、
どう「補修」すればいいかご理解頂けたでしょうか?

まずは、1年間は、「隙間」の様子を観察し、
その後「補修する」のか「放置する」のかを決定する。

そして、もし補修するとしたら、埋め木にするのか、
張替えるのかを考えるという段取りです。

私のお勧めは、よほど酷くない限りは、放置ですね。

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