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無垢材フローリングとは、どんなもの?

2014/03/10
2018/05/30

無垢材フローリングとは、どんなもの?こんにちは!
無垢フローリング・遮音床材ブログを運営している
アトピッコハウス㈱、自然素材のパイオニア後藤坂です。

無垢材フローリングとか、無垢フローリングといいますが、
基本一緒のものです。

無垢材フローリング、施工事例

「無垢」とは、まじりっけのない、
純粋に天然100%の本物素材といったような

意味になりますが、

無垢材フローリングとは、
天然の原木を、そのままフローリングに仕上げた
製品ということになりますね!

プロからすれば、
そんなの当たり前だろうという話になりますが、

最近は、プロであっても、
合板フローリングを「普通のフローリング」と呼ぶ位ですから、

「普通」の基準が、変わっていて、
本物の無垢材フローリングを施工するチャンスも
「普通の大工さん」では、多くないようです。

では、無垢材フローリングとは、
一体どんなもので、

なぜ、「特別なもの」になってしまったのでしょうか?

無垢材フローリングの原料は、
丸太です。

その丸太の水分をある程度乾燥させた状態で、
製材加工をします。

しかし、丸太の全部が、フローリングになる訳ではありません。

樹木は、年輪を重ねながら、
徐々に大きくなっていきます。

そして、30年、50年といった月日が経過したのち、
相応しい大きさになった段階で、

伐採され、木材として活用される訳です。

中心部分は、柱に使われたりします。

そして、それ以外の部分が、
フローリングや、その他の内装材に使われたりする訳です。

ご存じのように、
木には、年輪がありますから、

切り取る場所によって、
さまざまな「木目」が出ます。

その木目の出方によって、
「柾目」とか「板目」とか呼ばれます。

そして、柾目の方が、狂いが少ないので、
価格が高いのです。

じゃあ、板目の方が狂いやすいから、
柾目の方を選んだ方が安全なのかというと、

そこまで神経質になる必要はないと思います。

樹木は、成長する長さ方向と、太くなる巾方向で、
繊維の「伸縮率」が違います。

そして、巾方向の方が、伸縮率が大きいのです。
それはフローリングに加工されてからも同じです。

だから、フローリングの巾方向の方が、
伸縮の影響を受けやすい訳です。

そして、板目の場合は、
柾目に比べて、「反り」やすいということがある訳です。

丸い木を板状にスライスしている訳ですから、
バウムクーヘンを想像してもらうと、

なんとなく分かって頂けると思います。

木材の外側からスライスしていって、
ちょうど「板目」が消えて、「柾目」になる瞬間があります。

でも、これは、
マグロのトロと一緒で、少ししかとれません。

だから高いのです。
ただ、木目の有り無しは、好みですから、

必ずしも、柾目がいい訳ではありません。

樹木は、太陽に当たって、
年輪を重ねながら成長して行きますが、

「木の表」と「木の裏」があります。

フローリングに加工する際には、
その表と、裏をキッチリ確認しながら揃えて行きます。

品質の高い無垢材フローリングであればあるほど、
その辺は、キッチリ作ります。

そうでないと、施工後、
反ったり、割れたりといったトラブルが
起こりやすくなるのです。

無垢材フローリングにも、
節の多さや、木目の美しさや、木の色違いの有無といった
表面的な部分の評価によって、

Aグレードから、DやEといったグレードの
製品まで存在します。

また、工場の技術によって、
乾燥や、加工精度にも違いがあります。

同じ食材でも、味や品質が変わる
料理と同じようなものです。

だから、製材加工の品質も重要視しないと、
折角の無垢材フローリングを

手に入れても、反ったり、割れたり、
縮んで隙間が出来たりと、

無垢材フローリングの欠点が、
そのまま出てしまう場合もあるのです。

無垢材フローリングを選ぶ時には、
価格や見た目のグレードだけではなく、
加工品質の良し悪しまで踏み込んで、

検討することがいいと思います。

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