アトピッコハウス ブログ
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フローリングは色ではなく、樹種で決める

2014/03/17
2018/05/30

フローリングは色ではなく、樹種で決めるこんにちは!
無垢フローリング・遮音床材ブログを運営している
アトピッコハウス㈱、自然素材のパイオニア後藤坂です。

フローリングを色だけで決めるのなら、
無垢でも、合板でも変わらないと思います。

無垢フローリング、施工事例

色をどうしたい、こうしたいということが、
優先事項であれば、

印刷物と同様に、「塗装」の色と、「仕上がり」の具合を
評価されるのが一番だと思います。

また合板フローリングのような工業製品の場合、
品質の確かな製品であれば、

工場における色管理がしっかりしているので、
ほぼサンプルに近い色が再現されています。

したがって、現場にフローリングが届いた段階で、
イメージと違ったということがないと思います。

これは、無垢フローリングの場合も同様で、
フローリングに着色して販売している

商品の場合、キチンとしたメーカーの場合、
合板フローリングと同様に、

色違いというのは、あまり起こりません。

なぜなら、しっかりしたフローリング製造工場なら、
着色したフローリングの原版を保管していて、
常に、「色違い」が発生しないように

チェックしているからなのです。

木には、樹種に応じた「天然の色合い」というのがあります。

しかし、着色するフローリングの場合は、
元の木の色を生かすというよりは、

塗りつぶすようなイメージです。

塗りつぶすための塗料には、
天然系の塗料もあれば、

化学塗料もあります。

最近は、シンナーなどの有機溶剤を使わず、
紫外線を照射することで硬化する

UV塗料というのが、一般化してきたので、
昔ほど、化学塗料に目くじらを立てる
必要もないと思います。

品質の高い製品なら、むらなく
綺麗に希望の色に仕上がります。

但し、塗りつぶすタイプの塗料は、
木材が持つ、「調湿性能」や「温もり」を奪ってしまいます。

もし、フローリングに、
調湿性能だとか、温もりといったことを期待しているのなら、

塗りつぶすタイプの着色がされた
フローリングは、お勧めできないということになります。

木には樹種ごとに、天然の色というのがあります。

そして、木目の出方、節の出方等も、
木の種類によって、

特徴があるのです。

また、同じ樹種であっても、
産地や、木材の部位によって、色も違うのです。

木の中心部分が赤く、周辺部分が白いといったこともあるので、
品質の低い製品だと、

赤い部分と白い部分が混在したりもします。

塗りつぶすタイプの塗装をする場合は、
白い木と、赤い木が混在しても、

均一に、仕上るので関係ないのですが、
木の持つ「天然の色合い」を生かした塗装をする場合は、

塗装前の木の品質に影響されます。

木の呼吸を止めない天然系の塗料であっても、
ある程度の着色は出来ます。

それは、フローリングの中に染み込んでいくタイプの塗料ですが、
表面に「被膜」が出来る様なものではないので、

木の色違いとか、節を隠してくれるような
仕上がりにはなりません。

ただ、逆に、
塗りつぶさないタイプの天然系の塗料は、
木の木目や風合いを生かした仕上がりとなり、

木のぬくもりや、調湿性能が生きた仕上がりになります。

アトピッコハウスでは、
UV塗料で仕上げた無垢フローリングも、

天然塗料で仕上げた無垢フローリングも、
両方扱っています。

ただし、どちらの製品も「着色」はしていません。

木本来の「色合い」とか、「木目」を生かすため、
クリア(透明色)塗装にこだわっているのです。

ある程度の色管理はしていますので、
極端な色違いはありませんが、

着色はしていないので、
元の木によっては、

多少、色が薄いとか濃いということが起こります。

無垢フローリングで、木そのものの風合いを
楽しみたいといった場合は、

多少のぶれ巾は、大らかに考えて頂ければと思います。

それに、自然塗装した無垢フローリング良さは、
歳月と共に、色も濃くなる

経年変化の美しさを楽しめる点なのです。

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