ごろ寝フローリングに関心を持っていただきましてありがとうございます。末永くお使いいただくために、ムク材の特徴とお手入れ方法をご紹介します。
色や柄(年輪や節)が均一ではありません。畳があめ色に変化するように、経年変化で落ち着いた色合いに変化していきます。ムク材は呼吸をします。呼吸することによって、夏は湿度を吸収し、乾燥する季節に吐き出しながら、快適な環境をキープしてくれています。その為、冬には目地がやや空くことがありますが、四季を一度経験すると比較的落ち着いてきますので、ごろ寝フローリングとはゆったりとお付き合いいただきますようお願いします。
ごろ寝フローリングは、無塗装もしくは自然塗装で仕上げています。
自然塗装はドイツのリボス社の製品を利用しています。リボスは天然原料を主体とした塗料です。一般的な塗装と違い、表面を皮膜で固めないため、木材の呼吸を止めることがありません。工業製品のようなハッキリとした色に仕上がらないという欠点もありますが、木目の残るナチュラルな風合いが好まれています。
掃除機で埃を吸い取ります。普段はこれだけでも十分です。
時間のある時に、雑巾掛けをしてください。水拭きは表面の油分を必要以上に取ってしまいますので、アトピッコハウスではリボス社グラノスをオススメしています。グラノスは、30から60倍に薄めてお使いいただくと、クリーナーとして手軽に使うことができます。グラノスはウレタン塗装品などにもご利用いただけますが、ムク無塗装品は稀に成分と反応して黒ずんでしまうことがあります。ご心配な方はリボス社グレイボをお試しください。
グラノス、グレイボはアトピッコハウスのネットショッピングをご利用ください。
大掃除
年に一度程度、ワックスを掛けていただくと、より綺麗な状態で経年変化をしていきます。グラノスを4倍で使っていただいてもいいですし、市販の蜜蝋ワックスなどをご利用いただいてもいいと思います。
シミやキズの補修
表面に皮膜ができていないので、お醤油などを放置してしまうと木目が吸い込んでしまいます。気づいたら出来るだけ早くふき取るようにしてください。
凹みは、水分を含ませたタオルを1日程度放置していただくか、その上からアイロン(低温)を掛けていただくこと、元に戻ることがあります。ムクが生きている証拠です。自分で水分を吸って膨らんでくれるのです。
ササクレはカッターナイフで取り除きます。ひっぱると広がってしまいます。キズはサンドペーパー(#180〜#400程度)で目立たなくなるまで、平滑にします。オイルをごく少量擦り込むとより綺麗になります。ほとんど目立たない状態まで補修できます。
住む人と一緒に年齢を重ねて…
多少のシミやキズは家の歴史と割り切って、そのままにしておく、という方法もあります。経年変化が、そのキズを目立たなくしてくれることも自然素材の良いところ。またキッチン周辺や玄関など、人の出入りが激しいところが汚れやすいのは、一般品もごろ寝フローリングも同じです。ムクのほうが早く汚れが目立つように感じますが、全体として馴染んできた風合いが「味」となりますし、年数が経過してきたら柿渋などで塗装をすることも難しくありません。人も味わい深くなるように、生きている素材は住む人と一緒に年齢を重ねていくのだと思います。
アトピッコハウスのごろ寝フローリングは、TES(東京ガス床暖房試験)に合格をしていますが、ムクは生きていますので、工業製品の床暖房品とは違い、一分の狂いもない素材ではありません。温度が上がることで有害物質が揮発しやすくなりますので、床暖房こそ自然素材をご利用いただきたいところですが、伸縮を完全に防ぐことはできないということをご理解くださいますようお願い申し上げます。




