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アトピッコハウスの
SDGs経営

アトピッコハウスは「かながわSDGsパートナー」として活動しています

SUSTAINABLE DEVELOPMENT GOALS

SDGsとは

SDGsとは「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」を意味します。17のゴール・169のターゲットから構成され「誰一人取り残さない」ことを誓った国連の掲げた国際目標です。

アトピッコハウス社の事業も持続可能な社会の実現に向けて展開しています。

THE 17 GOALS | Sustainable Development

SUSTAINABLE DEVELOPMENT GOALS

アトピッコハウスのSDGsは
畳から始まりました

1996年の創業当時、畳をフローリングに変更したいという声が多数届きました。調べてみると、畳はすっかり様変わりし、調湿しない素材になっていました。

江戸時代、米を収穫し、残った稲ワラを床材として再利用して作った床材が畳です。さらに使命を終えた畳を田んぼに戻し、肥料として活用していた日本人。SDGsという単語も、目標数値もなかった時代、日本人の「もったいない」が、循環社会、最先端のSDGs経済を生み出していました。

畳は絶滅危惧種です。それでも諦めることなくアトピッコハウスが販売し続けているのは、究極のSDGs建材を次世代に受け継ぎたいからなのです。
※現在、畳を田畑に戻すことは法律で禁じられています

  • 12. つくる責任 つかう責任

    12. つくる責任 つかう責任

    「ほんものたたみ」は、国産の稲ワラを2年間自然乾燥させることで、害虫駆除を薬品に頼らず実現しています。畳表には熊本産の天然イグサを使用し、持続可能な生産と消費のパターンを促進しています。
  • 15. 陸の豊かさも守ろう

    15. 陸の豊かさも守ろう

    稲ワラやイグサなどの天然素材を使用することで、森林資源の保全に寄与しています。また、製造過程で化学薬品を使用しないことで、土壌や水質の汚染を防ぎ、生態系の保全に貢献しています。
  • 3. すべての人に健康と福祉を

    3: すべての人に健康と福祉を

    化学薬品を使用しない製造方法や、天然素材の使用により、畳の持つ調湿性能や抗菌効果を最大限に活かすして生活の質を高め、健康維持に役立ちます。

\アトピッコハウスのSDGs建材/

調湿性能がSDGsに貢献します

アトピッコハウスは創業以来、調湿性能を追求し続けてきました。それは湿度をコントロールすることが暮らしやすさに繋がり、人の健康、地球の健康にも繋がると確信しているからです。

例えば節電。冷房の設定温度を1℃上げると、約10%の消費電力を削減でき、SDGs(持続可能な開発目標)の達成に貢献できます。環境省では、快適性を損なわない範囲で省エネルギーを目指すために、室温を夏季28℃とすることを推奨しています。

とはいえ酷暑厳しい中、簡単には温度を上げることは難しいですが、湿度を下げることで体感温度が下がり、容易に冷房の温度を上げることができます。この時に活躍するのが「調湿建材」。電力を必要としないため、無理なく節電ができ、SDGsへの貢献だけでなく、光熱費の節約にも繋がります。

調湿建材はJIS規格で決められています。

アトピッコハウスの珪藻土塗り壁「はいから小町」は、1㎡当たりの調湿性能が241gあります。これは、6畳の部屋で、およそ7リットルにも及ぶ調湿性能に匹敵します。

はいから小町の調湿性能は、
業界No.1

調湿性能Ranking
  • 11. 住み続けられるまちづくりを

    11. 住み続けられるまちづくりを

    高温多湿な気候に適応した調湿性能の高い建材は、持続可能で快適な住環境を提供します。特に、日本の気候風土に適した家づくりに貢献する「珪藻土塗り壁はいから小町」は、目標11に直結します。

\アトピッコハウスのSDGs建材/

昔の知恵を現代に活かす

木材の調湿機能を妨げない
木材の顕微鏡写真(日本で一番軽い“桐”)
提供:(国研)森林研究・整備機構森林総合研究所

木材の調湿機能を妨げない

木材の顕微鏡写真(日本で一番軽い“桐”)
提供:(国研)森林研究・整備機構森林総合研究所

鎌倉時代に吉田兼好が著した随筆「徒然草」に登場する「家のつくりようは夏をもって旨とすべし」とあるように、高温多湿の暮らしを快適にするために⽇本⼈が⼯夫してきた知恵はたくさんありますが、調湿性能の観点からみると、残念ながら現代には活かされていません。

現代のフローリングも、見た目そっくりさん。プリント技術が進み木材ではない素材や、塗料で固定されたフローリングに調湿性能は期待できません。「ごろ寝フローリング」は、高い加工技術により無垢フローリングの欠点であった反りや暴れを最小限に抑えています。

木材の呼吸を妨げない塗装を施すことで昔ながらの調湿性能が確保できると同時に、木材本来の強さや丈夫さを損なうことがないためメンテナンスがシンプルで使いやすいと喜ばれています。

ごろ寝フローリングの特徴

夏でも
床がベタベタせず
サラサラ~

キズは家庭用
アイロンとタオルで
補修できます

ワックスは入居時1回
特別なお掃除は不要

夏でも
床がベタベタせず
サラサラ~

キズは家庭用
アイロンとタオルで
補修できます

ワックスは入居時1回
特別なお掃除は不要

空調などがなかった時代には、夏の暑さを家に入れることは、食べ物の劣化や水回りの衛生面など、命にも関わることでした。そこで、軒を長く出して夏の日差しを遮り、軒下の冷えた空気を室内に取り入れたり、家の中の仕切りを襖や障子で開放できるように⼯夫がなされました。しかしながら亜熱帯化が進んでいることを考えると、昔のように窓を開けて⾵を通せば快適になるという時代でもありません。

だからこそ窓が開けられる季節を大事にし、エアコン稼働率を下げる工夫を一人ひとりがしていく必要があるのです。私たちアトピッコハウスは調湿性能で寄与しています。

  • 13: 気候変動に具体的な対策を

    13: 気候変動に具体的な対策を

    昔の知恵を現代に応用し、エアコンの稼働率を下げる工夫を提案するなど、エネルギー消費の削減と気候変動への適応策を推進しています。高温多湿の気候に適応するための施策は、気候変動の進行に伴う新しい生活様式への提案として意義があります。
  • 15. 陸の豊かさも守ろう

    15. 陸の豊かさも守ろう

    木材の適切な利用やその価値を高める取り組みは、森林資源を守りつつ持続可能な形で活用する方策と関連します。調湿性能を確保しつつメンテナンスを容易にする技術は、木材の長期的な利用を支援します。

\アトピッコハウスのSDGs建材/

福祉施設との協業

アトピッコハウスでは、鎌倉市内の福祉施設に織物壁紙「すっぴんクロス」のサンプル作り他、業務の一部を委託しています。施設利用の方々が製品の一部を担うことで技術や能力を活かした社会参加を推進するとともに、委託作業を近隣にお願いすることで、輸送コストの削減を通じた環境負荷の低減にも努めています。

  • 8: 働き甲斐も経済成長も

    8: 働き甲斐も経済成長も

    福祉施設の利用者の方々が持つ技術や能力を活かし、共にものづくりを行うことで、包摂的(ほうせつてき)な経済成長を支援しています。
  • 1: 貧困をなくそう

    1: 貧困をなくそう

    福祉施設の利用者に向けた経済的な機会を提供し、貧困削減に寄与しています。

草木の恩恵を体感しています

アトピッコハウスは築50年以上の建物をフルリノベーションしました。一般的には古家は解体し、更地にして売買されます。その方が売りやすいし、買いやすい。でも今、解体費用、処分費は高騰しています。更地で売られている土地には、それらの費用が上乗せをされています。

更地にしなかった結果、大きく育ったヤマボウシや椿、柿や柑橘が庭に彩を与えてくれています。その樹木を中心に、“小さな里山“のような庭が出来上がりました。里山の良さはたくさんあります。第一に除草が不要なこと。第二に植え替えが不要なこと。さらにアトピッコハウスの庭では、不要となった草木を敷地内で堆肥化する”バイオネスト“を設置することで、追肥する必要もまったくありません。剪定ゴミ処分費も、肥料代もかからないのです。

アトピッコハウスでは、この小さな里山を「ずぼらガーデニング」と呼び、ガーデニング体験などを通して、新しい庭の整え方を提案しています。

築50年の古屋を改修した社屋
SDGs建材を体感できるモデル棟

築50年の古屋を改修した社屋

SDGs建材を体感できるモデル棟

  • 11. 住み続けられるまちづくりを

    11. 住み続けられるまちづくりを

    築50年以上の建物をフルリノベーションして再利用する取り組みは、解体や処分による廃棄物の発生を減らし、地域環境への影響を最小限に抑えています。また、庭に残された樹木や自然を活かして「小さな里山」を作り出すことで、都市と自然の共存を推進しています。
  • 12. つくる責任 つかう責任

    12. つくる責任 つかう責任

    古い建物を壊さず再利用すること、庭の草木を堆肥化して「ゼロウェイスト」に近い形で循環させることは、持続可能な消費と生産を象徴する取り組みです。これにより、剪定ゴミや肥料の使用を削減し、環境負荷の低減を実現しています。
  • 13: 気候変動に具体的な対策を

    13: 気候変動に具体的な対策を

    庭の木々が二酸化炭素を吸収するだけでなく、剪定ゴミを堆肥化することで炭素循環に寄与しています。さらに、古い建物をリノベーションして使用することで、新たな建築資材の生産や輸送に伴う温室効果ガスの排出を削減しています。
  • 15. 陸の豊かさも守ろう

    目標15. 陸の豊かさも守ろう

    ヤマボウシや椿、柿、柑橘などの庭木を残し、自然を活用して「小さな里山」を作る取り組みは、生態系の保全や生物多様性の保護に貢献しています。草木を堆肥化し、土壌を豊かに保つことで、土地の健全性を維持しています。
  • 15. 陸の豊かさも守ろう

    15. 陸の豊かさも守ろう

    農薬や化学肥料を使用せず、自然の植生を尊重し、多様な植物を育てることで、生物多様性の保全に貢献します。

\アトピッコハウスのSDGs建材/

地球環境を守り、
資源を未来へと繋ぐ

SDGs目標に合致した商品を選び、活用することは、持続可能な社会の実現に直接的に貢献する行動です。私たちアトピッコハウス(株)は環境負荷の軽減や、エネルギー効率を高める商品を多数ご用意しています。アトピッコハウス製品を採用いただくことで地球環境を守り、資源を未来へと繋ぐことができます。また、差別や貧困をなくし公平な地域経済の活性化や文化の保護にも寄与すると自負しています。

具体的には、調湿性能の高い自然素材を使用した製品を選ぶことで、エアコンの稼働率を抑えることができ、エネルギー消費を削減することができます。これは、気候変動対策(目標13)や持続可能なまちづくり(目標11)への貢献につながります。

また、長寿命で環境に配慮した商品を選ぶことで、つくる責任・つかう責任(目標12)の実践をサポートします。

一つひとつの選択が、SDGsへの貢献につながる。私たちはその選択を通じて、より良い未来を共に築いていくことができるのです。

\アトピッコハウスのSDGs建材/

アトピッコハウス

アトピッコハウス株式会社

〒248-0005
神奈川県鎌倉市雪ノ下2-6-5

tel.0467-33-4210
(8:30-17:30 土日祝日/ 定休)

fax.0467-33-4212
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