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珪藻土とは? 珪藻土の種類と選び方

2021/06/11
2021/06/11

珪藻土とは

珪藻土は、珪藻(けいそう)という植物性プランクトンの化石です。骨格に無数の目に見えない細かい穴(細孔)が空いており、調湿性能や断熱性能といった特徴のある素材です。バスマットやコースターとして人気となりましたが、内装の塗り壁材と使用されるようになったのは、30年ほど前と比較的新しい素材です。

珪藻土塗り壁「はいから小町」

珪藻土塗り壁「はいから小町」の施工写真

珪藻土の種類

珪藻土というと、バスマットやコースターが有名になりましたが、この珪藻土という文字の読み方ご存じですか? 「けいそうど」と読みます。では、珪藻土とは、いったいどんなもので、どんな種類があるのでしょうか?

珪藻土の材料は、珪藻(けいそう)という藻(も)類の化石です。昔、海とか湖だった場所に堆積した珪藻の死骸が化石となり、地上に隆起した地層の土です。また、珪藻土は全国各地で産出していますが、珪藻土と珪藻頁岩(けいそうけつがん)に分かれ、焼成珪藻土と未焼成珪藻土があります。それぞれ用途も違います。

・珪藻土と珪藻頁岩

珪藻土は、珪藻と呼ばれる植物性プランクトン(藻)の化石ですが、骨格に多孔質(たこうしつ)と呼ばれる無数の細かい穴(細孔)を持っています。それは、化石になったあとも維持されます。その細かい穴の総面積は、わずか1gの珪藻土の表面積が、テニスコート半面にも相当します。

また、珪藻土の穴には、空気が含まれており、断熱効果を発揮したり、調湿性能を発揮します。フワッと軽い珪藻土にある無数の穴(孔)が珪藻土の最大の特徴であり、さまざまな用途に使われる理由なのです。

珪藻土と珪藻頁岩は、同じ珪藻から出来ているという意味においては似たようなものです。しかし、珪藻土は、「土(つち)」と付くように、フワッと軽いものに対して、珪藻頁岩は、「岩(いわ)」ですので、組成が違います。

どう違うかというと、珪藻頁岩は、地中の高温、高圧によって、岩に変化しているということです。密度が高く、珪藻土の持つ穴(細孔)も圧縮されています。用途によりますが、珪藻土の穴(細孔)が重要な用途では十分な効果を発揮しないとも言えます。

・焼成珪藻土と未焼成珪藻土

珪藻土は、珪藻の化石ですが、海底や湖底にたまるのは、珪藻だけではありません。枯れ葉や、魚、動物等の死骸やゴミなども、珪藻と一緒に堆積し、やがて地層になります。我々は、その珪藻が含まれている地層の「土」を珪藻土と読んでいる訳ですが、枯れ葉や動物の死骸、ゴミも含めて、珪藻土と読んでいるのです。

地中から掘り起こしただけの珪藻土は、目詰まりしており、不純物も含まれていますから、食品加工や、食品の原料として使うことが出来ません。

そこで、1,000度ほどの高温で、焼成します。つまり火で焼く訳ですね!
そうして不純物を取り除き、珪藻土の目詰まりを解消した上で、各種用途に使う訳です。

珪藻土の骨格は多孔質(細孔が沢山)

焼成した珪藻土の顕微鏡写真

珪藻土塗り壁の特徴

多孔質(たこうしつ)と言う無数の小さな穴(細孔)を持つ珪藻土は、調湿性能に最大の特徴を持ち室内が快適になるとして、30年ほど前から塗り壁材として住宅の内装に使われるようになりました。では、珪藻土のどんな成分で作られているのでしょうか? また、珪藻土塗り壁というだけで、本当に調湿性能を発揮してくれるのでしょうか? 詳しくご説明したいと思います。

・珪藻土の調湿性能と調湿のメカニズム

珪藻土が調湿性能を発揮する理由は、珪藻土が持つ無数の穴(細孔)が、水蒸気と親和性が高いからです。室内の湿度が高いときは、余分な水蒸気が珪藻土の穴(細孔)に付着し、室内の湿度を下げてくれます。逆に、室内が乾燥すると、一旦、珪藻土が蓄えた水蒸気が、室内に戻ってきて、室内を潤してくれる訳です。

ここで重要なのが、珪藻土と水蒸気の関係です。水蒸気は、目に見えない「気体化」した水の細かい粒です。隙間さえあれば、どこにでも入っていきます。そして、余分な水蒸気は、乾燥した珪藻土の穴にも入っていきますが、珪藻土の壁に「ゆるやかに」くっついているだけなので、吸湿と放湿が、きわめて容易なのです。

その水蒸気の出来入りのタイミングが、人が快適と感じる湿度帯に近いので、珪藻土の塗り壁にすると「快適になる」と言われるのです。

・産地の違いによる調湿性能

珪藻土は、全国各地で採れます。産地によって、特徴や、効果が違うという人も言いますが、稚内(わっかない)で取れる珪藻頁岩(けいそうけつがん)は別として、珪藻土と呼ばれる原料は、産地の違いによる品質の違いはさほどないようです。大きな違いは掘り起こした生の状態の珪藻土なのか、食品として食べるとか、食品加工に使える原料にまで加工しているかどうかという点です。つまり、キチンと焼成したものでないと、調湿性能も低いし、食品加工には使えないということです。

・吸水と調湿の違い

珪藻土の調湿性能をアピールするデモンストレーションで、珪藻頁岩に、水をスプレーするところを見たことがある人もいると思います。珪藻頁岩(けいそうけつがん)に吹き付けた「水」は、一瞬にして珪藻頁岩に吸い込まれます。しかし、あれは、「吸水」であって、「吸湿」ではありません。

室内がジメジメする原因は、過剰な水蒸気ですが、水蒸気は目に見えません。つまり珪藻土が調湿性能を発揮している場面は、見ることが出来ないのです。

室内の壁に塗った珪藻土が、キチンと調湿性能を発揮しているかどうかを確認する方法は、実際に珪藻土の塗り壁が、水蒸気を吸って、色が濃くなったり、触ると、湿っぽい感じになっていることを確認することです。

調湿性能の高い珪藻土塗り壁であれば、湿度の高い時期、壁の色が濃くなったり、表面を触ると、しっとりしていることを確認できます。

>>珪藻土塗り壁「はいから小町」は、湿気を吸うとしっとりします

・調湿性能の客観的な評価基準

珪藻土の塗り壁は、漆喰や粘土系の塗り壁と比較しても、圧倒的に調湿性があります。それは、事実です。ただ、調湿性のある「建材」には、塗り壁材を含めて客観的な調湿性能に関する評価基準があるので、その基準に照らし合わせて、どの程度調湿するといった表現をしてくれないと、果たして本当に調湿性が高いのかどうか分かりません。

調湿建材の製品を評価する基準は、JIS規格に定めがあり、JIS A 6909という評価方法に基づき、何グラム調湿するかを試験します。

調湿とは、「吸湿」と「放湿」の両方の性能が優れていないとならないので、乾燥した試験体が24時間で、何グラム水蒸気を吸って重たくなるか計算します。まずは、試験体を湿気の高い試験ボックスに24時間入れ、その後、重くなった試験体を乾燥した試験ボックスに移し、24時間後、何グラム軽くなったかを計算します。

その「差」の重さが、調湿量ということになるのですが、24時間単位の吸湿と放湿のテストを、何度か繰り返し、「再現性」があることを確認します。

つまり、シリカゲルのように「吸湿」は得意でも「放湿」が得意でないと、調湿する建材とは言えないからです。また繰り返し、吸放湿の性能を発揮できることが確認できないとなりません。

JIS規格においては、24 時間当たりの吸放湿の量が、最低70g以上の製品が、調湿建材であると定めています。単位で書くと、70g/m2/24hとなります。

つまり、1m2当たり、70g以上、吸放湿しないと、調湿建材と呼べない訳です。

珪藻土塗り壁「はいから小町」の調湿性能

はいから小町の調湿性能は、漆喰の6倍

>>珪藻土塗り壁「はいから小町」の調湿性能は、241g/m2/24hです

珪藻土の用途

珪藻土を壁、天井等の内壁用の塗り壁に使うようになったのは、まだ30年ほどです。それまでの用途としては、耐熱レンガとか、七輪といった耐火性を要求される製品を作るのに使われていました。これも、珪藻土の穴(細孔)が断熱層(空気層)になることを利用した使い方でした。

漆器の漆塗りの際、漆に混ぜて使って、和食器を完成させるという使われ方もします。塩分が残っていると、塗り壁に使用された場合、不具合が発生します。

そして、焼成した珪藻土は、不純物がなくなり食品加工の素材に使われたり、食品そのものの原料にも使われたりします。身近な用途としては、ビールとか醤油といった製品のろ過材としての使われ方です。これは、珪藻土の無数の穴が、不純物をろ過してくれるからです。

こちらは食品加工に使うので、焼成した珪藻土でないと使えません。

・焼成珪藻土は食品添加物

珪藻土は、ヒールのろ過材

珪藻土は、ビールのろ過材として使われる

ビールとか醤油のろ過材として使われる珪藻土は、1,000度ほどの高温で焼かれ、不純物を飛ばします。そうしないと食品加工には使えないからですが、焼成した珪藻土は、製品のカテゴリーとしては、食品添加物となります。

食品添加物というと、なにか化学的なものをイメージすると思いますが、天然の原料を焼成しただけの珪藻土も、添加物扱いになるのです。

・内壁に使うようになったのは30年ほど

珪藻土には、目に見えない無数の穴(細孔)が空いていて、その穴と、水蒸気との親和性が高く、人間が快適だと感じる湿度で、水蒸気が出入りしてくれることで、調湿性能を発揮するというご説明をしました。

30年ほど前、その特徴を生かして、建物の内壁に使うようになりました。ただし、珪藻土そのものは、水を加えて練っても、粘土のように自分で固まる力はありません。そこで、塗り壁として壁に塗れるようにするために、バインダーと呼ばれる「のり(接着剤)」が添加されるようになりました。

つまり、バインダーを入れないと、塗り壁材として成立しないのです。しかし、困った問題が1つあって、バインダーは、珪藻土の穴(細孔)をふさいでしまうので、折角の珪藻土も調湿性能を損なってしまうのです。

>>珪藻土塗り壁「はいから小町」の調湿性能は半永久的

・食品加工に使えるもの使えないもの

珪藻土には、山から掘ってきたままの「生」の珪藻土と、不純物等を除去するために焼成した焼成珪藻土がある訳ですが、「未焼成」の「生」の珪藻土は、衛生面、安全面に問題があり、食品加工には使えません。

また、珪藻土が取れる地層には、珪藻以外の堆積物もありますので、それら不純物を除去しないと、珪藻土本来の性能を発揮致しません

価格優先で製品選びをされると、原料にどんなものが使われているか分かりません。

食品加工に使われ、珪藻土の性能が担保される製品は、焼成され「食品添加物」としての認可をとった原料のみです。

珪藻土の選び方

珪藻土の塗り壁は、漆喰や粘土系の塗り壁よりは、断然、調湿性能が高いことは確かです。しかし、JIS規格による客観的な試験データに基づく調湿性能を確認しないことには、「珪藻土」というイメージのみで、実際には、調湿性能は、あまりないかも知れません

つまり、耳かき一杯程度珪藻土が入っていても、「珪藻土塗り壁」と表現できますし、製品名に「珪藻土」を付けても、違法にはならないからです。

では、どんな目的で、何を大切にして珪藻土を選べば良いのか、ご説明します。

珪藻土塗り壁は、意匠性が高い

・目的による選び方

まず、部屋を珪藻土の塗り壁にしたい目的はなんでしょうか? たとえば、家族の思い出として、あるいは、費用を抑えて塗り壁にしたいからDIYしたいとか、珪藻土を塗って、部屋を快適にしたいとか、格好よくしたいということが考えられます。メリット、デメリットを含めて、1つ1つ見ていきましょう。

・DIYを楽しみたい場合

DIY流行りですよね。テレビなどで見ていると、自分でも簡単に出来そうな気がします。それに、コテを持って、壁にパターンを付けながら、塗り壁を塗っていくのは、実に楽しそうにも見えます。珪藻土塗り壁は、通販でも買えます。

しかし、塗り壁のDIYは、イメージよりも簡単ではありません。一番大変なのは、準備と片付け、そして、道具の準備と、下地作りです。コテを持って、優雅に「塗る」のは、作業のハイライト部分ですし、全体のほんの一部です。

まずは、必要な道具を購入し、塗る場所の養生をし、下地を整え、やっと仕上げ塗り。その後、養生の撤去、道具の洗浄、後片づけと続きます。そうした一連の作業が苦でなく、楽しいと感じられる方であれば問題ありませんが、もしコストを抑えることが最大の目的だとすると、途中で挫折する可能性があります

まずは、少ない面積から始めて、可能であれば範囲を拡大する形が良いと思います。

珪藻土塗り壁「はいから小町」は、DIYも出来る

・調湿性能期待の場合

仕上げの「美しさ」を問わないのではあれば、DIYで施工しても、プロに依頼して施工してもらうのも、調湿性能は変わりません

調湿性能を決定するのは、仕上げ材として塗る「珪藻土塗り壁」の品質と、壁や天井に塗る「厚み」だけです。

品質が確かな珪藻土塗り壁は、JIS規格で、何グラムの調湿性能があることが、製品やパンフレットに明記されています。また、標準的に「何ミリ」塗ったら、その性能を発揮するかも書かれていますので、標準的な「塗り厚」なら、バンフレットに記載されている通りの性能が発揮されるし、それより「厚く」塗れば、より調湿性能を発揮するということになります。

ただし、あまり厚く塗ると、ひび割れとかハガレといった別の問題が発生するので、メーカー推奨の「塗り厚」にすることをお勧めします。

>>珪藻土塗り壁「はいから小町」の塗り厚は、2mmです

・意匠性優先の場合

意匠性(いしょうせい)とは、「うつくしさ」のことですね。珪藻土塗り壁は、素人がDIYで塗っても、それなりの味があります。しかし、ムラになったり、デコボコになるとことを良しとしない場合は、塗り壁のプロ(左官職人さん)に工事を依頼した方が良いです。

珪藻土塗り壁は、漆喰と違って、ツブツブとしたユズ肌です。オシャレで、存在感のある壁に仕上がります。しかし、1軒1軒、人の手で仕上げていくので、同じパターン仕上げであっても、職人さんによって、雰囲気が違います。

「こんなはずじゃなかった」を無くすためにも、工事現場に立ち会って、塗り始めに「仕上げパターン」を確認させて頂くことをお勧めします。

パターン見本を作ってもらって確認するという方法もありますが、実際の現場で確認することが一番です。

>>珪藻土塗り壁「はいから小町」は、意匠性バツグンです

珪藻土の施工方法

珪藻土の塗り壁は、漆喰系の塗り壁よりも工事は簡単です。といっても、メーカー各社によって、施工手順が違うので、メーカーが発行している「施工要領書」を確認する必要があります。まずは、一般的な施工方法をご紹介します。

珪藻土塗り壁の施工方法

・下地処理は塗り壁の共通事項

養生とかマスキング等の準備は各社共通ですが、下地処理に関しては、メーカーによって違いがあります。一般的に多いのが、吸水調整のためのシーラー処理のみで良いという場合と、漆喰同様に、下塗りが必要という場合です。

シーラーだけで良い場合は、ウールローラーと呼ばれる道具を使って、珪藻土を塗る予定の場所に、くまなくシーラーを塗っていきます。その後、シーラーが乾くまでの時間、しばらく待ちます。下地がモルタルとかコンクリートだと、シーラーではなく、下塗りした方が安全です。

下塗りが必要な場合は、こちらもメーカー指定の下塗り材を塗って、下塗り材が乾くまで、しばらく待ちます。下地処理は、以上です。

>>珪藻土塗り壁「はいから小町」は、シーラー処理のみ

・必要な道具と準備

珪藻土塗り壁の施工に必要な道具とは、養生シートやマスキングテープ、ブルーシートといった施工準備のためのものと、攪拌機、バケツ、コテ、ひしゃくといった実際に塗るときに必要なものとがあります。

これらのものは、全部ホームセンターで揃いますので、DIYで工事される場合は、ホームセンターを活用されると良いと思います。

・珪藻土の仕上げ塗り

下地の準備が出来たら、いよいよ「仕上げ塗り」です。本格的な珪藻土塗り壁は、粉で届きますので、攪拌が必要です。粉末をバケツに入れて、撹拌機で、材料を練って、壁に塗って行きます。右利きなのか、左利きなのかによって手順が変わりますが、右利きの方であれば、塗る壁の左上部から、右方向に塗っていきます。

こちらも、塗る材料によって、施工手順が変わりますが、多くの製品で共通することは、一回全体に塗っておいて、その後、左上から、さっとパターンを付けて終わりにするやり方です。何度も何度も、コテでこすって、やり直すと、仕上りが汚くなります。

珪藻土と漆喰の違い

珪藻土は、珪藻の化石ですが、漆喰は、石灰石から出来ています。石灰石を高温の火で焼いて、生石灰(きせっかい)を作り、そこに水を加えると、猛烈な熱が発生し消石灰(しょうせっかい)が出来ます。そこに、つなぎとなる「のり」を加えて塗り壁にしています。

では、漆喰とは、どんなもので、珪藻土との違いは、どんなことがあるのでしょうか?
解説したいと思います。

・漆喰とは?

漆喰は、石灰石から作る消石灰を原料としていますが、空気中の炭酸ガス(CO2)と反応し、徐々に硬くなり、最終的には、石灰石に戻ります。その間、100年とも言われています。また、空気中のCO2を吸収するから、環境に優しいとか、温暖化対策に有効などと言う人もいますが、石灰石から、消石灰を作るため高温で焼くので、逆に大量のCO2を作ってしまいます。

つまり、環境に優しいというのは、当てはまらないと思います。
また、漆喰は、調湿性能に優れていると思われていますが、漆喰の調湿性能は、それほどではありません

調湿建材、調湿する塗り壁と言えるのは、JIS規格に基づき、70g以上、調湿する塗り壁材だけです。きちんとしたメーカーは、JIS規格に基づき、何グラム調湿する性能があるのかパンフレットとか製品に明記していますので、「調湿量」を確認されることをお勧めします。

>>珪藻土塗り壁「はいから小町」の調湿性能は、241グラム

また、漆喰は、自ら固まる力があるから、バインダー(のり、接着剤)が必要ないという言い方をする人がいますが、それも間違いです。

消石灰を水で練っただけでは、壁や天井に塗れません。つまり、くっ付きません。そこで、バインダーを入れる必要があるのです。昔なら、海藻を煮詰めて作ったツノマタなどを使っていましたが、今は、合成接着剤等が使われています。

・珪藻土と漆喰の大きな違い

珪藻土も、漆喰も電子顕微鏡で見ると、目に見えない小さな穴や隙間が、際限なく確認できます。それが調湿性能を発揮する元となる訳ですが、珪藻土の穴は、無期限で、ふさがることがありません。

もちろん、バインダーとして、合成接着剤を使ったような珪藻土塗り壁であれば、穴がふさがっている可能性がありますので、注意が必要です。

しかし、漆喰は、空気中のCO2と反応し、年々硬くなります。つまり、調湿性能の元となる「隙間」が、年々減っていくので、調湿性能も下がります。

さらに、漆喰は強アルカリなので、カビが生え難いと言いますが、強アルカリなのは、5年程度で、仕上げ材として壁に上塗りしたあとは、徐々に中和され、カビに対する抵抗力も無くなっていくことが知られています。

>>珪藻土塗り壁「はいから小町」は、ニガリで固めています

おすすめの珪藻土

アトピッコハウスは自然素材専門の内装材メーカーですが、25年以上、自然素材の内装材一筋に製品開発・販売をしています。

塗り壁に関しては、タイプの違うものを3種類作っていますが、その最初に作ったものが、珪藻土塗り壁「はいから小町」です。食品加工に使用される安全性の高い焼成珪藻土を主原料とし、にがり(豆腐の凝固剤)と、マグネシア(医薬品)で固めています

自然素材100%であることは当然として、バインダー(のり、接着剤)を使用していないので、珪藻土の穴(孔)をつぶすことなく、調湿性能は、半永久的に衰えません。

JIS規格に基づく調湿性能は、241g/m2/24hで、業界最高水準です。調湿というのは、目に見えない水蒸気の吸収と放出のことですが、「はいから小町」を塗った壁や天井は、梅雨や夏になると、色が濃くなり、手で触れるとしっとりします。

つまり、確実に調湿している証拠なのです。

・業界最高水準の調湿性能

珪藻土塗り壁「はいから小町」の調湿性能は、241g/m2/24hです。これは、1m2の壁が、24時間で、500mlのペットボトル半分ほどの調湿能力があるということです。つまり、6帖の部屋の天井が10m2ほどですから、天井だけで、2.4リットルもの調湿能力を持っていることになります。

ただ注意が必要なのは、いくら調湿性能が良いといっても、ぎりぎり目一杯、水蒸気を吸い込んだ状態では、それ以上、水蒸気を吸収できないので、適度に換気し、ため込んだ水蒸気を吐き出させることが必要なのです。

・濁りのないカラーバリエーション

珪藻土塗り壁「はいから小町」は、純白の製品をメインと、濁りのないカラーバリエーションで、全8色です。なんで、濁りのない製品が作れるかというと、焼成珪藻土をはじめとして、原料が全て、純白だからです。

なにかを加えて、濁りを消して、更に色付けするという必要がないのです。

資料やサンプル等をご希望の方は、こちらからご請求ください

珪藻土塗壁 はいから小町

よくあるご質問

珪藻土と漆喰は、どちらがお勧めですか?

調湿性能を求めるのであれば、珪藻土塗り壁がお勧めです。意匠性で決定するなら、どちらとも言えません。珪藻土は、ユズ肌に仕上がり、漆喰は、ツルっと仕上がります。アトピッコハウスの珪藻土塗り壁「はいから小町」は、こちらです。

珪藻土を塗ると、部屋が快適になりますか?

珪藻土塗り壁は、調湿性能に優れているので、他の塗り壁よりも、部屋が快適になる筈です。ただし、製品によって調湿性能か違うので、確認が必要です。はいから小町の調湿性能は、業界最高水準です。

珪藻土塗り壁の調湿性能は、どこも同じですか?

珪藻土塗り壁といっても、珪藻土の含有量、種類、珪藻土の固め方などによって調湿性能は、異なります。珪藻土塗り壁「はいから小町」の調湿性能は、漆喰の約6倍です。

珪藻土塗り壁は、DIY出来ますか?

DIYの難易度は、メーカー各社によって違いがありますが、下塗りが必要ないタイプの製品であれば、DIYによる施工も難しくないと思います。珪藻土塗り壁「はいから小町」も、DIYできる製品としてご紹介しています。