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塗り壁は下地作りが大切

漆喰などの塗り壁、11種類の仕上げパターン例

2018/03/28
2021/09/17

漆喰の壁は人気ですが、その塗り方にもさまざまな種類があるのをご存知でしょうか?
ベーシックなコテ波模様のほかにも、ハケ引き模様、扇模様など、模様の付け方によって壁の表情が変わってきます。
漆喰の模様で、レンガ風やレンガ調の模様も表現できますし、模様を付けずにフラット仕上げにすることも可能です。漆喰は壁にも天井にも塗れるので、お好みの模様を付けて楽しまれると良いと思います。
この記事では、漆喰など塗り壁の標準的な仕上げパターン(模様付け)をご紹介します。
また初心者にオススメの仕上げ方(模様付け)や、職人でないとできないものもあるので、詳しく記事の中で見ていきましょう。

>>仕上げパターンが楽しめる漆喰調塗り壁「漆喰美人」はこちら

花の塗り壁 漆喰美人

漆喰の塗り壁仕上げパターン11選

まずは、この記事でご紹介する仕上げパターン(模様付け)を列挙していきます。

模様付けの話の前に情報としてお伝えしたいのは、漆喰に代表されるフラット仕上げというのは、プロの工事業者さんであっても熟練の技を必要とするので、DIYでフラットにするのは、ほぼ無理だということです。

また、フラットはパターン(模様)を付けないから、手間がかからないだろうと勘違いされる方もいますが、逆です。均一にフラットにするのは、手間暇がかかるのです。

そこで、DIYで自宅に施工されるのであれば、パターン付け(模様付け)が絶対にオススメです。楽しみながら自分好みに素敵におしゃれに仕上げてください。

  • コテ波仕上げ
  • ハケ引き仕上げ
  • コテバケ仕上げ
  • 扇仕上げ
  • スポンジローラー仕上げ
  • スパニッシュ仕上げ
  • スタッコ調仕上げ
  • ゴムローラー仕上げ
  • 素手でパターンをつける仕上げ
  • 台所用スポンジ仕上げ
  • マーブル仕上げ

順番にご紹介していきますね。

パターン付け(模様付け)は、1mm、2mmに塗った漆喰表面に表情を付けることです。やり方は、自宅であれば、トイレとか玄関からスタートするのではなく、寝室とか子供部屋から挑戦されることをオススメします。

手始めにトイレからやろうとする方は多いのですが、トイレは狭いため作業性も悪く、オススメできません。また、道具は、沢山の種類がありますので、ホームセンターなどで情報収集して頂くと良いと思います。

では、ご紹介します! 様々な表情をお楽しみください。

コテ波仕上げ(模様)とは?

コテ波み仕上げ

コテ波仕上げ

コテ波仕上げは、漆喰壁にコテで塗った跡を自然な形で残す、最も標準的な仕上げパターンです。
初心者でも簡単にできる模様付けで、人それぞれの味が出ます。
模様の付け方で意匠性が変わるのが、漆喰壁など塗り壁の特徴であり、魅力です。

コテ跡の残し方は、人によって好みが分かれます。
そのため、左官業者さんに依頼される場合は、施工当日に立ち会ってコテ跡のパターンを確認されることをお勧めします。
せっかく漆喰壁にするのなら、キチンと好みをリクエストしましょう!

また、ご自身で施工する(DIY)する場合は、自由に施工パターンを楽しんでください。

ハケ引き仕上げ(模様)とは?

ハケ引き仕上げ

ハケ引き仕上げ

ハケ引き仕上げは、日用品で市販されているブラシなどのハケを使用して跡を残し、模様を付ける仕上げです。

プロの人は色々なハケやブラシを持っているので、使う道具によって仕上がりのパターンを変えられます。
ホームセンターでもハケは購入できますよ。

コテバケ仕上げ(模様)とは?

コテバケ仕上げ

コテバケ仕上げ

ホームセンターの塗り壁コーナーなどに売られている、縞模様にするコテバケで仕上げる(跡を残す)と、漆喰は、こんな模様になります。

コテバケによるパターン付けは、初心者でも風合いを出しやすいです。
そのためDIYにもオススメの方法です。

扇仕上げ(模様)とは?

扇仕上げ

扇仕上げ

コテで、半円を描くように模様を付ける(跡を残す)仕上げ方です。

漆喰壁に、等間隔に均一でキレイな半円の跡を残すには、プロの技術が必要です。
しかしDIYなら、お好みで自由に模様をつけても味が出ていいと思います。

スポンジローラー仕上げ(模様)とは?

スポンジローラー仕上げ

スポンジローラー仕上げ

スポンジローラーで仕上げる(跡を残す)と、こんな模様になります。
このスポンジローラーも、ホームセンターなどで簡単に手に入ります。

漆喰DIYなら、比較的簡単に付けられるパターン(模様付け)の1つです。
ただし、壁が平らになっていないと、“それなり”の仕上がりになるという覚悟は必要です。

そのため、美しいスポンジローラー仕上げを希望するなら、プロに依頼することをおすすめします。

スパニッシュ仕上げ(模様)とは?

スパニッシュ仕上げ

スパニッシュ仕上げ

コテでエッジを効かすような跡を残して塗る仕上げ方ですが、エッジを効かせ過ぎると、下地が見えてしまいます。
そのため、少し厚塗りしてから模様付けするのがコツです。

人気のある模様ですが、この仕上げは初心者には難しく、プロの左官さんにお願いしないとキレイには仕上がりません。

スタッコ調仕上げ(模様)とは?

スタッコ調仕上げ

スタッコ調仕上げ

コテを使用して、漆喰にヨーロッパの壁をイメージしたパターン(模様)にコテ跡を残す仕上げ方です。
しかし、このパターン(模様付け)もプロでないと難しいと思います。

ただし、“それなり”で良ければ、自分で塗ってみてもよいでしょう。

ゴムローラー仕上げ(模様)とは?

ゴムローラー仕上げ

ゴムローラー仕上げ

ローラーをコロコロと転がすだけなので、決して難しい仕上げ方ではありません。

しかし、壁を平滑にしないと、キレイに仕上がらないです。

素手でパターンをつける仕上げ(模様)とは?

素手でパターンをつける仕上げ

素手でパターンをつける仕上げ

DIYで仕上げするなら、素手でパターン(模様)を付けるというのも、なかなか味があり、面白いパターンに仕上がります。

ただし、そのまま素手で漆喰に触れてしまうと、手が荒れてしまう可能性があります。
そのため、手に油を塗ったり、ゴム手袋をはめたりしましょう。

台所用スポンジ仕上げ(模様)とは?

台所用スポンジ仕上げ

台所用スポンジ仕上げ

続いて、DIYにおすすめお勧めの仕上げパターン(模様付け)です。
台所用のスポンジで軽く壁をこするだけで、個性的な壁の風合いを出せます。

こするだけでなく、軽く押さえる、なぞるように動かすのもまた変わったパターンを楽しめますよ。

マーブル仕上げ(模様)とは?

マーブル仕上げ

マーブル仕上げ

マーブル仕上げは、壁の上で、2色を混ぜながら塗りつける方法です。
まるで“ムラ”のように見えることがあるので、好みが分かれる所ですし、うまく風合いを出すのが難しいです。

そのため、素人の方にはお勧めできない仕上げパターンですね。

>>仕上げパターンが楽しめる漆喰調塗り壁「漆喰美人」はこちら

花の塗り壁 漆喰美人

DIYするか、プロに依頼するか?

DIYがブームです。また、ステイホームの関係で、部屋を快適にしたい。時間もあるということで、塗り壁のDIYに挑戦したいという方も増えています。

しかし、塗り壁のDIYは、思った以上に大変で、二度とやりたくないと思われる人、仕上がりに満足できなくて、プロに塗り直してもらう人など様々です。では、DIYに向く人と、向かない人、あるいは、DIYの手順や、お勧めの仕上げパターン(模様)とかが、いったいどんなものなのか?

詳しくご説明したいと思います。

DIYに向く人、向かない人

まず、DIYに向いている人は、準備や、後片付けの「塗ること以外」の作業を、億劫だと思わない人です。塗り壁のDIYというと、コテなどの道具を持って、格好よく、仕上げ塗りをしている姿を想像すると思いますが、あれは、塗り壁仕事のほんの一部です。

その前後には、養生という準備をしたり、後片づけや清掃といった作業が伴います。道具のメンテナンスなどもそうです。きれいにメンテナンスしておかないと、次に使うときに使い物になりませんし、借りているものなら、返却出来ません。

また、「こんなもんで良い」と、おおらかに考えられる人でないと、いちいち、作業手順が気になって、前に進めません。仕上がりに関しても、「こんなもんで良い」と、おおらかに考えられる人でないと、満足度の低いDIYになってしまいます。

DIYの作業そのものを楽しめる人、仕上がりの質を追及しない人、準備と片付けを苦痛に感じない人が、DIYに向いている人です。

塗り壁に求めることと、DIYしたい理由を考えて、ご自身の価値観で判断されると良いと思います。DIYすると、出費が抑えられると考えて、DIYという選択肢を選ぶと後悔するかも知れません。

DIYで節約できるのは、プロに依頼する「人件費」のみです。その分、自分で作業しないとなりませんし、道具類の準備で出費はありますので、合計すると、さほどにお得にならないかも知れません。

要は、塗り壁のDIYを楽しみたいという人が、DIYに挑戦するというのが、間違いのない判断方法だと思います。

>>漆喰のDIY施工で、ありがちな失敗・解決策を解説

DIYの手順と、道具

1. 床や柱の養生

塗り壁を施工する際には、塗り壁を塗る場所以外は、汚れないようにカバーする必要があります。これを「養生」と言います。床は、全面的に養生する必要がありますし、荷物を搬入する際に使う廊下なども養生しないとなりません。

また、柱や扉といった箇所も養生の対象です。

大部分をプロが工事し、一部分のみDIYする場合であれば、養生もマスキングも、後片付けも全部プロがやってくれますが、自分たちで塗り壁のDIYのみをやる場合は、全部自分でやらないとなりません。

2. 塗る場所にマスキングテープを貼る

塗り壁材を塗っていく壁に、「塗り壁の厚さ」分の1mm、2mmという隙間を残して、マスキングテープを貼っていきます。ホームセンターに行けば、各種サイズのマスキングテープが手に入ります。

貼り方は、現状の壁の表面から、塗り壁材の「標準的な塗り厚」分を空けた位置に、マスキングテープを貼ります。その後、壁や建具を汚さないよう養生します。

3. 下地処理をする

塗り壁には、必ず「下地処理」という作業が必要になります。もし、現状のビニールクロスの上から塗り壁を塗りたいのだとすると、クロスの浮き、剥がれを警戒して、タッカーと呼ばれる建築用のホチキスを使って、クロスの上から、タッカーを打ち込んでいきます。

その後、クロスのジョイント部分には、こちらも剥がれ防止のメッシュテープを貼って、それも、タッカーで止めます。

その後、シーラーを塗ったり、下塗りをしたりします。こちらの作業は、採用される製品によって違ってくるので、メーカーに問合せされることをお勧めします。

4. 使う道具に関して

DIYに必要な道具は、先に上げた「養生」のためのブルーシートや、マスキングテープといったものから、施工に必要な「撹拌機」「バケツ」「ひしゃく」「コテ」「手袋」「ハケ」などが上げられます。

どれもホームセンターなどで簡単に手に入りますし、それほど高価なものではありません。撹拌機に関しては、1万円から2万円で購入できると思いますが、1度しか使わない可能性があるので、レンタルを考えるという方法もあります。

>>漆喰の塗り方を詳しく解説しました

DIYにオススメの仕上げ方

塗り壁をDIYする場合は、まずは「塗った」ことに満足するという心構えでスタートさせることをお勧めします。仕上がりの美しさを追求すると、ストレスになり、DIYそのものが楽しくなくなります。

また、しっかりした規則的なパターン付け(模様付け)は難しいですし、フラットと呼ばれるパターン(模様)を付けない仕上げは、さらに難しくなります。

そこでオススメの仕上げ方は、コテ波仕上げ、ラフ仕上げ、ストーム仕上げです。呼び方は違いますが、どれも、コテを使って、ウネウネと「適当」なパターン付けをするものです。

素手とか、台所用スポンジという方法もありますが、ぜひ、コテ波仕上げに挑戦してみてください。まずは、仕上げ材を1mmとか2mmといった規定の厚みに塗り、その後、コテをウネウネと、自分の好みに合わせて動かし、コテ跡を残せば完成です。

コツは、あまり何度も、やり直さないことです。

>>仕上げパターンが楽しめる漆喰調塗り壁「漆喰美人」はこちら

花の塗り壁 漆喰美人

DIY出来る素材と難しい素材

塗り壁は、「左官」と呼ばれるプロの職人さんの仕事です。大工さん同様に、長い期間の修業を終えて、やっと一人前になります。つまり、美しい仕上がりを期待する場合は、プロの仕事ということになる訳です。

塗り壁をDIYするというのは、ほぼ20年位前からだと思います。当時は、プロ用の製品を、素人の方も使ってDIYしていましたが、最近では、DIY教室が開かれていたり、DIY用の製品が売られていたりしています。

なんとかく塗り壁のDIYをしたいということであれば、ホームセンターなどで購入できるDIY用の塗り壁材にするということでも良いと思います。

ただ、調湿性能とか、消臭性能といった塗り壁本来の性能を求めるのであれば、DIYも出来るプロ用の製品を選ばれるか、プロに工事を依頼された方が良いと思います。

また、消石灰を原料としている漆喰壁は、目に入ると失明の危険性があるので、手袋をしたり、ゴーグルをかけたり、小さい子供は近づけないといった注意が必要です。

近頃は、「漆喰」と名前がついていても、消石灰を使っていない製品もあるので、そうした製品を選択肢に加えても良いと思います。

もし、塗り壁に性能を求めるのであれば、JIS規格に基づく「調湿性能」の数値を確認してください。きちんとしたメーカーであれば、1m2あたり、何g調湿する性能がありますと回答してくれる筈です。

アトピッコハウス製品の特長

アトピッコハウスには、タイプの違う3種類のオリジナル塗り壁材があります。

1.  珪藻土塗り壁「はいから小町」

最初に作ったのが、珪藻土を主体とする塗り壁材で、もう20年ほど前になります。製品名は、珪藻土塗り壁「はいから小町」と言います。

こちらは、手肌に優しいと言う理由で、DIYされる方が多くいました。また、発売当時は、プロ用の製品のわりに、施工が簡単で、もたもたと作業しても、失敗し難く、ありがたがられました。

その製品特徴は今も同じですが、「色付き」のものを「もたもた」と作業すると、「色ムラ」等の失敗をする可能性があるので、初めてのDIYであれば、「はつ雪」と言う「白色」をお勧めしています。

調湿性能が、漆喰の6倍もあるので、塗り壁に調湿性能を求める方であれば、はいから小町が、断然お勧めです。

珪藻土塗壁 はいから小町

2. 花の塗り壁「漆喰美人」

次に作ったのが、漆喰調に仕上がる漆喰美人という製品です。花の塗り壁「漆喰美人」という製品名にしていますが、別に、原料に花を使っている訳ではなく、仕上がりの色のイメージを、花になぞらえているのです。

はいから小町が、濁りのないパステルカラーなので、漆喰美人は、あえて濁りを入れたカラーバリエーションにしています。

調湿性能は、漆喰の2倍程度ですが、消臭性能は、はいから小町よりも高いので、塗り壁に消臭機能を期待される方には、漆喰美人がお勧めです。

花の塗り壁 漆喰美人

3. カオリンの壁「パーフェクトウォール」

次に作った製品が、パーフェクトウォールです。こちらは、もともと漆喰美人の「下塗り材」として開発した「下塗革命」という製品をベースにしています。

スタートが下塗り材なので、コストが抑えられている点と、施工性が良いこと、下塗りを兼ねた製品であることから、下塗りが不要といったことが相まって、工事費用を低く抑えることが出来ます。

しかし、乾燥が早く、スピーディに工事しないとならないことから、DIY出来ない製品とご案内しています。

調湿性能は、漆喰の1.5倍程度です。

パーフェクトウォール

アトピッコハウス製品で、DIYに挑戦されたい方は、珪藻土塗り壁「はいから小町」か、花の塗り壁「漆喰美人」をご検討ください。

まとめ

自分の思い通りのパターンにするならプロに依頼するのがおすすめです

この記事では、漆喰など塗り壁の標準的な仕上げパターン(模様付け)をご紹介しました。

もちろん、DIYでパターン付けをするのは自分の好きなようにでき、また費用も抑えられます。

しかし、慣れていない人が自分で塗ろうとすると、失敗したりきれいにならなかったりと、余計な出費をしてしまう可能性があります。

またプロの技とお客様のアイデアでさまざまな仕上げパターン(模様)に出来るのが、塗り壁材の魅力です。
塗っている現場に立ち会うと、自分の家にますます愛着が湧くものです。

アトピッコハウスでは、実物の塗り見本を無料で差し上げています。
実際の塗り見本を見てみたいという人は、下のバナーからお気軽にお申し込みくださいね。

漆喰か珪藻土か?

よくあるご質問

DIYにお勧めの製品を教えてください

アトピッコハウス製品であれば、珪藻土塗り壁「はいから小町」をお勧めします。下塗りが必要ないので、比較的工事が簡単です。また、手肌に優しいので、お子様も含まれたDIYにも安心です。調湿性能は、241gと、業界最高水準です。

DIYの施工手順を教えてください

まずは、養生とかマスキングといった準備、次に、下地処理。その後、仕上げ塗り。その後、後片付けといった手順になります。アトピッコハウスでも施工要領書をご用意していますが、プロ用のものなので、内容を理解するのが多少難しいかも知れません。

DIY用の道具の貸し出しはしていますか?

現在はしていません。撹拌機以外のものは、ホームセンターなどで購入されることをお勧めします。また、撹拌機も、1万円から2万円で購入できるので、DIYに挑戦したい、楽しみたいという方でしたら、購入されても良いかも知れません。

プロに頼むと、いくらかかりますか?

広い面積であれば、1m2あたり、いくらといった価格提示になりますが、少ない面積の場合は、何人で何日かかるかといった計算になります。諸経費や営業経費等も請求されると思います。詳細は、工事業者の方にお問い合わせください。

無料で、資料・サンプル差し上げます

アトピッコハウスは、無垢・珪藻土・漆喰・クロス・畳など
オリジナルの自然素材内装材を、製造販売する会社です。

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漆喰か珪藻土か?