畳は弾力があり、足音や振動を吸い込んでくれます。「夏はサラッと、冬はひんやりしない」畳は、素材(植物)の持つ特性を上手に利用したすばらしい日本のオリジナル建材です。
薄畳やビニール製のイグサで作られた畳にはこのような性能はありません。美味しいお米を食べる為に、稲は大切に育てられます。しっかり育った稲からは、いい稲藁がとれます。大切な米を一生懸命育てれば、日本の気候風土に合った畳の材料が得られる、というとても素晴らしい循環ができあがっていたのです。
畳表とは素肌に触れる部分のことをいいます
イグサが一般的ですが、最近ではビニールや紙、デニム畳などもできています。アトピッコハウスでは熊本県産のイグサと大分県産の七島イグサのみを使用しています。
イグサは直径1.5mm程度の中に、スポンジのようなフワフワな素材が詰まっています。フワフワな草を編んで仕上た畳表だから、優しい感触が残ります。
フワフワ素材を包んでいる皮には、細かい縦じまのでこぼこがあり、このデコボコが肌と畳の間に小さな隙間を作って空気を通し、さらにイグサの中のスポンジがそーっと汗を吸い込んでくれるから、夏でもサラッと気持ちよく過ごすことができるのです。
畳の芯の部分を床と呼びます
稲ワラの床は貴重品となりつつあり、建材床(インシュレーション+ポリスチレン)、わらサンド床(ポリスチレンをワラで挟んだもの)が一般的になってきました。この他にコルク床、ヒノキチップ床などもあります。アトピッコハウスでは宮城県産のワラ床、ゼロホルム建材床、薄畳用床の3種があります。
藁床は、ムシロとワラをクラブハウスサンドイッチのように何層にも重ねたもの(重量は30kg前後)。ワラは空洞になっており、さらにワラとムシロの間にできた空洞に空気が溜まるので保温効果が高いのです。
柔道の投げ技を掛けられても大怪我をしないのは?藁床が中の空気をはき出して、体へのショックをやわらげているのです。
※ムシロ:ワラを編んで作った敷物
畳の廻りに縫い付けられている布のことです
化繊が一般的ですが、アトピッコハウスでは純綿(綿100%)をご用意しています。
大変な労力をかけて生育したイグサを「畳表」に織り上げます。
1枚織り上げるのにだいたい40〜50分、一つの機械で1日約15枚程度しか作れません。また、イグサの品質と強度を保つために使用した『泥』が部屋中に舞い、作業環境は良くありません。それでも、昔は畳表が飛ぶように売れ、イグサは『青いダイヤ』と呼ばれました。
イグサを長さ別に選別し、束ねます。
アトピッコハウスの畳表は1番毛、2番毛といった長いイグサを使用しています。
一本ずつ人の目と手で、焼けや折れなどの傷がないかどうかチェックします。
専用の「織機」に縦糸として綿や麻、横糸としてイグサをセットし、機械が自動でガシャガシャと編んでいきます。着物の反物を織り上げるようなイメージです。
できあがり!
安全性は当然として、品質もグレードの高い畳表となります。
アトピッコハウスの畳表は1番毛、2番毛といった長いイグサを使用しています。
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2個の倉庫で1年おきに使っています。ワラは伝統工法に基づき、専用のワラ保管倉庫で1年以上自然乾燥させています。
アトピッコハウスは国産ワラを100%原料としています。
古畳を解体したリサイクル藁などは一切使わず、「新ワラ」だけを原料としています。
床の裏側には、麻シートを使用、麻には天然の防虫効果があります。通常の防虫シート等は一切使っておりません。
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裏面材の麻シートの上に、ムシロ(こも)を敷き、その上に1年以上自然乾燥させた国産新ワラを長手方向に置く。※普通は麻シートではなく防虫シートを敷く。忌避シートといったものもあるが、成分は農薬と一緒。
1年以上自然乾燥させた国産新ワラだけを縦横に幾重にも重ねて、40cmほどの厚さにする。
合板やポリスチレンフォーム、防虫剤、忌避剤等を一切使用していない。ひたすらワラだけが原料。
厚さ40cm以上に積み重ねたワラを5cmほどの厚さに圧縮。端のいらない部分は切り落として形を整える。
畳1帖分の長さまで出来たら長さ方向もカットし、国産ワラ本畳床が完成。
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床に表を張ります。
たるまないようにしっかりと張ります。
縁を縫い付ける側をサイズにあわせて切り落とします。
縁を縫い付けます。縁の内側に「縁下紙」という芯(台紙)を一緒に折込み縫い付けます。
※画像は畳表替




