利休にたずねよ

直木賞受賞作の発表がありました。
受賞作に関心が薄く、
受賞した本を読んだりするタイプではないのですが、
年末、本屋でみつけて迷った末に購入し、
ちょうど読み始めたところです。

非常に面白いです。
最終章はまだわかりませんが、
利休の死を巡り、
時間を遡って書かれているところもユニークです。

戦国武将たちが、
茶道という不思議な世界を通して、
様々な角度から描かれています。

狸ジジィの家康を、
茶の湯の世界に誘い、
策士黒田官兵衛を虜にしてしまう利休の手腕が、
成り上がり秀吉の鼻についていく映像が浮かんでくるような感じです。

茶道用語がわからないと、
ちょっと苦しいかもしれませんが、
歴史小説が好きな人なら楽しめます。

天然日和で、
毎号本を紹介をするようになり、
昔のように積極的に本を読むようになりました。

ま、この本は天然日和向きではないですけど‥。
好きな作家狙いでいくことが多いですが、
朝日新聞の日曜版などの情報を参考しながら、
本屋で装丁をみて直感で選びます。

選んだ本が、
「大様のブランチで絶賛」とか広告に出ていると、
やった！とガッツポーズ。

最初から売れている本より、
これから人気が出そうな本や、
売れてないけど参考になるな、
と、思う本をご紹介していますよ。

読書のヒントにしていただけたら嬉しいです。

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