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クロス(壁紙)の張替え 費用は?DIYできる?

2025/12/05
2025/12/05

家の中で大きな割合を占めるクロス(壁紙)は、色や柄などでお部屋の印象を大きく変えます。

そして近頃ではDIYをやる方も増え、自分で好みの壁紙を張替えたい!と思っている方も多いかと思います。

しかし、壁紙の種類によってはDIYが難しいものもあり、専門業者に頼むのがベストという場合もあります。

今回は自分で壁紙クロスの張替えをやってみたい方におすすめの壁紙の種類や、実際DIYで張替える際のポイントなどをお伝えします。

アトピッコハウスには「すっぴんクロス」という織物クロスがありますが、DIYではなく専門業者に張替えをしてもらうのがおすすめの壁紙です

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すっぴんクロス

クロスの張替えるタイミングとは?

自然素材の内装材専門メーカー、アトピッコハウスの伊藤です。

クロスの張替えといってもいつのタイミングが良いの?と疑問に思う方もいらっしゃるかと思います。壁紙は素材によっても異なりますが、一般的に10年~15年程度の寿命と言われています。その為、10年を越えると張り替えの一つのタイミングと言えるでしょう。

もちろん、模様替えをしたい!というタイミングで、という場合もありますが、大きく剥がれている、破れてしまった、など見た目が大きく変化した時以外はどんな時があるか解説します。

クロスが色褪せたり、変色してしまった場合

壁紙は日光などで日焼けをし、色が変わってしまいます。

毎日見ているとなかなか気づかない事も多いですが、日光が当たっている壁紙と家具などで日陰になっている部分ではだいぶ色の違いが分かります。

日焼けによる黄ばみはお部屋全体の印象も暗くなってしまうため、クロスの張替えのタイミングといえるでしょう。

クロスにカビが生えた場合

壁紙にカビが生えてしまうと見た目だけではなく、健康にも悪影響を与えてしまうこともあるため張替えのタイミングといえるでしょう。

カビは湿気や汚れが原因となるため注意が必要です。

クロスにシミや汚れがついた場合

壁紙に拭いても落ちない汚れがあったり、原因がわからないシミが出来てしまった際も張替えをおすすめします。特に人が多く通ったり、壁に触れる機会が多い玄関やリビングなどは汚れも付きやすいです。

先ほども前述しましたが、クロスの寿命は10年~15年と言われています。素材によってはもう少し短い場合もあります。一目見ただけではあまり汚れもないし、目立った傷もなくても、劣化が進んでしまっている場合もあるので、家族の健康のためにもしっかりとクロスの張替えのタイミングを見極める事が大切になります。

クロスを張替えるメリット

クロスの張替えをするとどんなメリットがあるのか?

まず一つ目は「見た目が美しくなる」という事です。クロスは、壁はもちろん天井にも張ってありますので、クロス一つでお部屋の印象がガラッと変わります。

クロスが古くなって色が黄ばんでいたり変色していたりすると、お部屋の中も暗くなってしまいます。

クロスは様々な色やデザインがありますので、新しいクロスでおしゃれなお部屋や明るい清潔感のあるお部屋にすることができます。

二つ目は「清潔で健康にも安心」というメリットです。クロスには調節や消臭などの機能性があるものもありますが、長く使っているとその機能が低下してしまう商品が多く、ニオイが気になったり、カビが生えてきたりしてしまいます。

カビなどはやはり健康にも良くないので、クロスの寿命がくる前に張替えておくと清潔な空間を保つことができます。

アトピッコハウスの壁紙「すっぴんクロス」は織物クロスで、空気を通し湿気がこもらないようにしてくれます

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クロスの種類

先ほどクロスにも種類があると解説しましたが、ここで代表的なクロスをご紹介します。クロスの種類によって寿命も変わりますので是非チェックしてみてください。

ビニールクロス

ビニールクロスは塩化ビニール樹脂などを主な原料として作られたクロスで、日本の住宅でも多く使用されています。その理由として、ビニールは加工もしやすくプリント柄やカラーバリエーションも豊富で、大量生産もでき比較的安価だからです。

ビニールクロスは水や湿気に強いため、トイレやキッチンなどの水回りにも適していますが、経年劣化をするので、10年ほどで張替えが必要になります。

紙クロス

紙クロスは和紙やパルプなどの紙を原料としており、自然素材ならではの風合いがあります。種類も豊富で日本ならではの和紙で作られたクロスや、海外から輸入されたものもありデザイン性も豊富です。

通気性や吸音性に優れていますが、水に弱いという特性があるので、撥水加工などがされていない紙クロスは水拭きなどが出来ずトイレやキッチンなどの水回りには適していません。寿命は一般的に7年~12年ほどとなります。

織物クロス

織物クロスは麻や木綿などの天然素材の糸を織り込んで作られたクロスです。天然素材の織物クロスは通気性や調湿性があるので、結露が発生しにくく、室内を快適な環境に保ってくれます。

デザインはビニールや紙クロスほど多くはありませんが、糸と糸を織ることで美しい凹凸や風合いを感じることができます。

さらに織物クロスは耐久性も高く破れにくいのが特徴で寿命は10年~20年ほどとなります。

アトピッコハウスの「すっぴんクロス」は麻やレーヨンなどの天然素材で織られた高級感がある織物クロスです

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クロスを張替える費用の相場は?

コスト

クロスの張替え費用の相場ですが、費用は「クロス・壁紙の価格+施工費用」の合計金額で決まり、一般的に施工業者に頼むと1平方あたり1000円~1500円程度が相場になります。

クロスの種類によっても値段は変わるので、予算に合った素材やデザインを選ぶことが大切です。

さらに、クロスを張り替えるということは既存のクロスは剥がし処分されます。そのクロスの処分費用や、壁や天井などの下地補修費用なども発生することがあるので施工業者に頼む際は事前に見積を出してもらうなど確認をしましょう。

クロスはDIYで張替えできる?

クロスの張り替えはDIYでも可能です。特にビニールクロスはカットもしやすくDIY向きなクロスと言えます。

しかし、紙クロスや織物クロスは扱いが難しく、作業中に破れてしまったり、伸縮したりしてしまう事もあり、DIY初心者にはハードルが高いクロスです。

それでも紙クロスや織物クロスをDIYで張り替えい!という場合は、まずあまり目立たないところや張り替えの面積が小さい場所で練習などをすると良いでしょう。

DIYで失敗しない壁紙クロスの選び方

DIYで壁紙クロスの張り替えを検討している方は、まず壁紙クロスの裏面に注目してみてください。

その裏面に糊がついているか?ついていないのか?はたまたシールがついているのか?によってDIYの難易度が変わるのでご紹介します。

のり無し壁紙

のり無し壁紙はその名のとおり、壁紙の裏面に糊がついていない壁紙クロスのことです。その為、DIYで張り替える際は自分で壁紙専用の糊を付けることになります。

糊は専用の刷毛やローラーを使用し付けていきます。

のり無し壁紙のメリットは自由度が高いところで、糊ではなく、マスキングテープの上から両面テープを張れば、退居時に原状回復が必要な賃貸マンションなどでも簡単にきれいに剥がすことができます。

生のり付き壁紙

生のり付き壁紙は、初めから壁紙の裏に糊がついている壁紙クロスのことです。張り替えの際はフィルムを剥がすだけで簡単に張ることができるのでDIY向きと言えます。

しかし、のり付の壁紙クロスは、ほぼビニールクロスしかなく、さらに強力な糊が付いているため賃貸物件には向いていません。

シールタイプの壁紙

壁紙クロスの裏がシールタイプになっているものは、剝離紙を剥がすだけで張る事ができDIY初心者さんにもおすすめです。剥がしやすいタイプのものは賃貸物件にも向いており、手軽に模様替えやお部屋の雰囲気をかえたい際に最適です。

DIYでクロスを張替える方法

DIY

DIYで張り替えがしやすい壁紙クロスがわかったかと思いますので、ここからは実際に張替えを行う際の方法やポイントをご紹介します。

DIYでクロスを張替る際に必要な道具を準備する

まずは張り替えたい壁紙クロスを用意しましょう。壁紙はホームセンターやネットショップでも購入ができますが、色合いなどは実際に見て確認したほうが張り替え後のイメージも付きやすいと思います。気になるクロスがあればカタログを取り寄せてみるのもよいでしょう。

さらに、必要な道具として、

脚立・メジャー・刷毛・ローラー・カッター・はさみ・ヘラなどが必要になります。

さらに自分で糊付けをするのであれば、糊を入れるバケツや糊を付ける用の刷毛も用意しましょう。

ホームセンターなどではクロス張り用のキットを販売しているところもあるので、初めてDIYをする際はセット商品を購入するとよいでしょう。

既存のクロスを剥がし、下準備をする

まずは既存の壁紙を剥がします。そして剥がした部分の下地を平らな状態にしていきます。下地に穴が空いていたり、凹凸がある場合は、下地用パテやローラーを使い平らにしていきましょう。

新しく張るクロスを測りカットする

張り替える部分の壁の縦横のサイズを測り、面積を計算しましょう。壁紙の幅はほとんどが90㎝で、天井から床までの高さ、窓と窓の間、窓から天井の長さを測り、それぞれ両端+5㎝(合計10㎝)程を目安にカットします。

クロスに糊をつける

のり無し壁紙の場合は、糊付けが必要になります。糊をバケツに入れ刷毛などを使い壁紙の裏全体にムラがないように糊を塗っていきます。(のり付き壁紙やシールタイプの壁紙はこの工程は必要ありません)

クロスを壁に張り付ける

糊付けがおわったら、壁に張っていきます。フィルムやシールがついている壁紙は少しずつ剥がしながら張っていきましょう。

2枚目以降は前の壁紙に少し重なる様に張っていきます。

クロスが重なった部分や余分なクロスをカットする

壁紙が重なった部分や、天井や床との境目や窓枠のまわりなど余分な部分のクロスは、地ベラを当てカッターでカットします。

そして継ぎ目部分をローラーでしっかりと圧着させます。

はみ出した糊は乾いてしまう前に濡らしたスポンジなどで丁寧に拭き取りましょう。

まとめ

リビング

今回は壁紙クロスの張替え方法や、張り替える際に失敗しないクロスの選び方などについて解説しました。

クロスの張替えにはやはり費用が掛かりますが、クロスの種類や張り替える面積によって費用は異なります。

費用を抑えるにはDIYで張り替える事もできますが、クロスや壁紙の種類によっては施工業者に頼むのがよいものもあるので、自分がどんな素材のクロスを張りたいか、どんなお部屋の雰囲気にしたいかをまずは考えていきましょう!

是非DIYで壁紙クロスを張り替えたい際は参考にしてみてくださいね。

アトピッコハウスの織物クロス「すっぴんクロス」はDIYで張り替えることは出来ません。施工業者に頼むことにより美しくきれいに張り替える事ができます

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すっぴんクロス

よくある質問

織物クロスに張替えるとどんなメリットがあるの?

織物クロスは糸の織り方や素材によってビニールクロスにはない豊かな表情が魅力なクロスです。湿度を調整したり、結露がおきにくいなどの機能性があるので、カビの発生を抑制してくれるメリットがあります。また自然素材で出来ている織物クロスはホルムアルデヒドなどの化学物質が少ない事から人にも環境にも優しいクロスです。アトピッコハウスの織物クロス「すっぴんクロス」は吸音効果も期待できるクロスです

織物クロスはDIYで張替えできる?

織物クロスでもDIYで張り替える事は可能です。しかし、ビニールクロスなどに比べてDIYで張り替えるのは難しいとされています。なぜなら、天然素材でできている織物クロスは湿度や温度によって伸縮しやすく、素人が施工すると張る際にシワになってしまったり、柄がずれてしまうなどの失敗が多々あるからです。そのため、織物クロスはアトピッコハウスの「すっぴんクロス」も含め、専門の施工業者に頼むことをおすすめします。

クロスの張替えで必要なものは?

まず張り替えたい壁紙クロスを用意しましょう。壁紙はホームセンターやネットショップなどでも購入できます。さらに、DIYする際に必要な刷毛やローラー、ヘラ、カッターなどの道具の準備も必要です。

クロスの張替えの費用はどれくらいかかる?

一般的にクロスの張替え費用は「クロス・壁紙の費用と施工費用」を合わせた値段になります。一般的には1平方あたり、1000円~1500円ほどが相場ですが、クロスや壁紙の費用は素材や種類によっても異なります。施工費用を抑えたい場合はDIYで張り替えをすることもおすすめですが、クロスの種類によってはDIYが出来ないものもあります。

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