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布クロスも自然素材

新築の際のクロスの選び方は?

2018/07/24
2021/03/18

新築する際、内装の仕上げがクロスに決定している
という方は、比較的多いと思います。

しかし、何百種類、何千種類もあるサンプルの中から、
どのクロスを選んだら良いか?

クロスの選び方が分からないというのも事実だと思います。

では、新築の際、どんなクロスの選び方をしたらいいのか、
少し詳しく解説してみたいと思います。

色柄の数は、少ない方が良い

新築のクロスの選び方

自然素材の内装材専門メーカー、アトピッコハウスの後藤です。
家を新築するとなると、部屋ごとに、
クロスの色柄を変える人がいます。

確かに、子供部屋には、子供部屋に合うような、
可愛らしい色柄のクロスもあって、

思わず、そうしたクロスを選びたくなるという
気持ちも分かります。

しかし、子供が小さいのは、ほんの数年です。
3年、5年経って、子供が大きくなったら、

クロスを張替えるのかというと、
まず、そんなことはありません。

可愛いと思っていたクロスが、「幼稚」と思ったり、
恥ずかしいと思うような年齢に、

あっと言う間になってしまいます。

そのことを考えると、クロスは白とかアイボリーといった
主張の少ない無地のクロスを貼っておいて、

ポスターとか、インテリアで遊ぶというのが、
変化に対応できていいと思います。

内装制限のない所に、防火認定品を使わない

新築で、壁をクロスにするといった場合、
火事のことを考えて、台所などの火気使用室には、

防火認定品のクロスを選ばないとならないことに
なっています。

また、火気使用室と繋がった部屋に関しても、
同様の「内装制限」を受けることがあって、

防火認定品のクロスを貼らないといけない場合があります。

しかし、逆に言うと、「防火認定品」のクロスを
張らないとならないのは、

内装制限を受ける部屋だけなので、
それ以外の部屋においては、

防火認定品のクロスを張る必要はありません。
防火認定品のクロスは、薬品を使って、

燃え難くしています。
実は、その薬品が、もろもろ悪さをしてしまうので、
内装制限を受けない部屋には、

防火認定品のクロスなど使わない方が良いのです。

薬品処理された製品は、シミになりやすい

防火認定品のクロスは、難燃処理という薬品処理をしています。
難燃薬剤が、身体によくないということもありますが、

燃えた時に、有害なガスが出ます。

しかも、室内の湿気を吸って、シミになり易いと
いった欠点もあります。

10年、20年経った布クロスが、下地のボードに合わせて、
縦横にシミが出来るのは、

この難燃処理のための薬剤が悪さしているのです。

ビニールクロス以外の選択肢

新築する際には、ビニールクロス以外を選ぶという
クロスの選び方もあります。

クロスというのは、クロースのことですから、
本来は、「布」で出来ていました。

ビニールクロスは、その布クロスを真似て作ったものなので、
クロスと呼ぶのは、妙な話ではありますが、

今は、ビニールクロスが圧倒的に主流になりました。

しかし、本物の布クロスや、紙クロスといった
ビニールクロス以外の製品も、

量は少ないですが、今でも、手に入るので、
ビニールクロスが嫌だなと思われたら、
検討してみるのも、いいかも知れません。

調湿性、豪華さ、温もり、肌触り

クロスは、布クロスが、本物だと言いました。
クロスが布のことですから、「布」クロスという言い方も、

妙と言えば、妙ですが、そもそもクロスは、
布(反物)に、裏打ちの紙を貼って、

壁に貼れるようにした内装材です。

調湿性といった素材特性があるので、
部屋を快適にしてくれます。

それに、質感があって、豪華です。
しかも、布本来の温もりがあり、

肌触りも最高です。
気持ちいいです。

新築する家の内装材が、クロスに決まっているといっても、
布クロスを選ぶという選択肢もあっていいと思います。

いかがでしょうか?

家を新築する際のクロスの選び方は、色や柄といった
見掛けだけの問題ではなく、

布とか、紙といった「素材」から選ぶという選択肢があって
いいと思います。

黙っていると、ビニールクロスになります。
ビニールクロスは、色柄は豊富でも、
調湿性もなければ、豪華さもありません。

確かに、布クロスにすると、多少は価格が高くなります。
ただ、ビニールクロスだって、タダではないので、

差額費用を捻出して、布クロスにするという選択肢を
選ばれても良いと思います。

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