アトピッコハウス ブログ
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壁紙クロスの種類とその特徴

2016/05/18
2021/03/17

ひとくちに壁紙クロスといっても、種類はいろいろあります。
最も一般的なビニールクロスだけに絞っても、何百という柄のバリエーションがあり、
カタログを見るだけで疲れてしまうこともあります。
せっかくこだわるなら、柄にこだわるのではなく、質にこだわってみませんか?
布クロスや、紙クロスといった選択肢もあるのです。

ビニールクロスが一般的に普及しているワケ

クロス選びは大変

アトピッコハウス(株)スタッフの尾崎奈苗です。

日本の住宅で最も普及しているのは、ビニールクロスです。
こちらから特別な注文をしない限り
ビニールクロスを使うことは当たり前とされ、

ハウスメーカーから渡されるカタログは全てビニールクロス、
というケースが多いです。

なぜビニールクロスがこれほど普及しているかというと、
ずばり、その種類の豊富さと、
施工性の高さです。

ただ柄がプリントされているものだけでなく、
表面にエンボス加工を施してあったり、
塗り壁調のものもあったり。

一見ビニールクロスに見えないものも多いので、
見た目だけであれば
どんな希望もおおかた叶うでしょう。

しかも、下地処理も要らず施工がしやすいので、
ハウスメーカーとしても、勧めやすいのだと思います。

ただ、膨大な量のカタログを目の前に
ボー然としてしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか。

ビニールクロスはビニールであるということ

表面にコーティングがされていて汚れにくいもの、
消臭機能がついたものなど、
ビニールクロスも様々な工夫がされています。

でも、結局のところは、ビニールなのです。
豊富すぎるバリエーションの中から選んだとしても
通気性も調湿性も無いのは共通です。

また、ビニールは静電気を起こしやすいため
ホコリを吸い寄せて徐々に黒ずみますし、
ちょっと何かをぶつけただけでも簡単に破けます。

単価が安い分、耐久年数も短いので、
悩みに悩んでようやく決めた柄の壁紙も、
5年も経てばみすぼらしくなってしまいます。

伝統的な紙クロス

紙クロスも、
表面に印刷や型押しで加工された紙に
裏打ち紙を貼り合わせて作られたものです。

特に和紙でできた紙クロスは趣もあり、
和室との相性はぴったりです。

ただ、厚みがほとんど無いものが多く、
そのため、擦れたときに傷つきやすいという欠点があります。

耐久性抜群の布クロス

耐久性で考えるなら、
圧倒的に布クロスに軍配があがります。
しっかりと織られた織物クロスですから、
ちょっと何かをひっかけたくらいでは破けません。

そして、布クロスは静電気が起こりにくいので
ホコリも付きにくいという特徴があります。

拭き掃除はできませんが、
ついてしまった汚れも年数と共に周りに馴染んでいくので
あまり気になりません。

布クロスはビニールクロスに比べて施工が難しいので
嫌がるハウスメーカーさんもありますが、
普段から自然素材の扱いに慣れている工務店さんに
お任せできれば安心ですね。

材料費もビニールクロスに比べて高いけれど、
耐久年数で比較すれば、
長期的に見ると決して高くはないと思います。

アトピッコハウスのすっぴんクロスは
全て布クロスです。

ビニールクロスの豊富さには負けてしまいますが、
用途やお好みに合わせて
30種類のバリエーションの中からお選びいただけます。

資料請求は、こちら

防火認定されたキッチン向けのものや
洗面所でお使いいただけるものもありますので
クロスの選択肢に
ぜひ布クロスも取り入れてみてはいかがでしょうか。

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アトピッコハウスは、無垢・珪藻土・漆喰・クロス・畳など
オリジナルの自然素材内装材を、製造販売する会社です。

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