アトピッコハウス ブログ
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家の印象はインテリアで大きく変わる

2018/05/21
2021/04/06

海外御宅訪問でお邪魔したポルトガルでは、
2つのお住まいを拝見するチャンスをいただきました。

今回尋ねたお住まいは、
日本でいうところの分譲マンションで、
間取りや壁や床の色は同じ。

それなのに、
2軒の御宅は、家の印象が、まったく違っていたんです。

壁の色よりも家具や照明が印象を変える

いつかは使いたい自然素材ではなく
いつもの自然素材メーカーへ。
アトピッコハウス(株) ごとうひろ美です。

家づくりをする時、
壁の柄や床の色に悩みますよね。

巾木や建具とのバランスなども、
見本帳を片手に、
イメージを膨らませながら、
未来の暮らしを描きます。

でも実は、
壁や床の色は、
太陽の光や照明で、色の見え方が変わることは
あまり知られていないかもしれません。

さらにはカーテンや家具でも、
まったく家の印象が違ってくることも、

建築会社や設計士、
インテリアコーディネーターの方ですら、
伝えていないように感じています。

特にアトピッコハウス建材のような
強い色柄のない自然素材は、
照明や太陽光で七変化に変化をしていきます。

逆にいえば、

ビニールクロスで、
雲やキャラクター柄で子供部屋であることを強調したり、

アクセントクロスのように、
1つの壁を強い色であえて変化させる方法でない限り、
色決めは、もっとおおらかに考えても良いのです。

太陽光と照明の違いで大きく変わる

今回訪れた2軒は、
最初が12階、次が1階で、
若干間取りが違うものの、

床と壁の素材と色、部屋数も同じでした。

12階は、防犯を気にすることがないので、
日本でいうところの雨戸は防寒以外必要がないため、
太陽の光が入り、とても気持ちがいい、という印象でした。

空が見えて、
向こうまで見渡せるというのは、
解放感があります。

一方1階は、
やはり太陽の光が入り難いこと、

また防犯上、上層階よりも、
雨戸を多用することが多く、
太陽光を最大限利用できる上層階と、

照明に頼る生活の1階では、
それだけで部屋の明るさの印象が変わっていました。

日本人とブラジル人でインテリアが変わる

そして最大の違いがインテリア。

最初に訪問したお住まいは奥様が日本人。
もう1軒はブラジル人。
2軒ともご主人はポルトガル人で、その二人はご兄弟なので、
違いは奥様の出身国。

日本人宅では、壁や床は日本とは異質の素材や色でしたが、

家具やちょっとした小物から、
日本人のお住まいだな、という印象がありました。

小さいお子さんがいらっしゃるので、
家具にkittyシールを貼られていることからも、

私たちに馴染のある雑多な感じとでもいいましょうか、
ゴチャゴチャっとしたイメージです。
これはブラジル人宅との比較で思ったことで、

訪問した日本人宅が散らかっていたということではありません。
我が家の方がよほど荷物も多く、
散らかっていて反省したぐらいです。

ただブラジル人の御宅は、
全体としてスッキリ、モダンなお住まいでした。

ブラジルといえばリオのカーニバルのみという貧弱な
私のイメージのため、
一般的な設えなのか、
ポルトガルに移住された方ならではなのか、

そこは定かではありませんが、
あのハデハデな印象はなく、
落ち着いた、大人の雰囲気でした。

第一印象は2秒で決まると言われています。

その2秒で、
細かいディテールの確認はできませんから、
目に飛び込んでくる間取りや家具の方が、

より強く印象に残ることがわかりました。

もちろん壁や床の材質や色が、
後押ししていることもありますし、

アクセントカラーとして強い色を
あえて使えば話は変わりますが、
ポルトガルの床と壁は、
どちらも単調な石とタイルの家。

それはある意味、
アトピッコハウスの自然素材とも遠からず近からずで、
壁や床の色で、

そんなに悩む必要はない、と確認できたお宅訪問でした。

素材が変わると暮らし方が変わる

当たり前といえば、当たり前ですが、
畳やカーペットの場合、
瓶を落としても、
低い位置からなら、
割れることがありません。

ところが石とタイルでできた
ポルトガルの家は、一瞬で割れてしまいます。

椅子に置いた瓶が
床に落ちてしまい、
ものすごい音と共に一面が真っ赤に染まっていき、

改めて石とタイルの暮らしということを実感しました。

瓶はすぐに割れてしまいますが、
カーペットや畳の上で、
瓶を割ってしまったら、
そのあとの処理が大変です。

シミにはなるし、
割れた瓶が中にまで入り込んで、
なかなか除去することができませんが、

石とタイルのポルトガルは、
掃除が楽、というメリットがありました。

そして日本と違って
ホコリも出難い住まいです。

石とタイルは、ごろんと横になることが好きな日本人には、
なんだか居場所がなくて落ち着きませんが、

アレルギーのある方にとっては、
掃除もし易くて、ホコリが出難いポルトガルの暮らし。

参考にしてもいいかもしれません。

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