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工務店と建てる家づくり

床材の選び方、フローリングの種類

2018/05/17
2021/10/15

床材と言って思い浮かべるのはどのようなものでしょうか。

フローリング、タイル、大理石などがあると思います。

お恥ずかしい話ですが、私は建材メーカーの世界に携わるまで、
フローリングに種類があるなんて全く思ってもみませんでした。

フローリングは木でできているもの。
タイルは、タイル。
大理石は石でできている。

そんなことを漠然と知ったつもりでいました。

実際はフローリングと一言で言っても色々あるのです。

ごろ寝フローリング

フローリングの種類

木材イメージ

自然素材の建材専門メーカー、アトピッコハウスの内藤です。

フローリングにはどのような種類があるのでしょうか。

木を切ったままいわゆる一枚板でできているのが
無垢フローリング。

0.5㎜から3㎜程にスライスした木を
合板や集成材の板に張り付けたものが複合フローリング。

また、木材を一切使っていないクッションフロアという
物もあります。

それぞれのメリットデメリットを見てみましょう。

複合フローリングのメリット、デメリット

複合フローリングは無垢フローリングに比べ量産が可能なため安価で、
品質にばらつきがなく、施工に手間がかかりにくいのでコスト面に
優れています。

いくつかの木材を接着剤で張り合わせるので無垢フローリングに比べ
化学物質が多く使用されます。

スライスされた薄い木材を張ってあるので傷がついたり削れてしまったら
そのまま残ります。

クッションフロアのメリット、デメリット

クッションフロアは表面が塩化ビニールで加工されているため
水をはじきやすく汚れにくいです。

また、表面はプリントされているので様々な柄を
選ぶことができます。

金額も安く抑えられますが、柔らかい素材のため傷がつきやすく、
キズが付いたら補修はできません。

きちんと手入れをすれば何十年も使える無垢フローリングに比べ、
10年程で再度リフォームが必要になる可能性があります。

無垢フローリングのデメリット

無垢フローリングはご存知の通り値段が高いです。
もう一つ、無垢のフローリングは生きているので、呼吸をします。

その際に、湿度を吸ったり吐いたりと調湿をしてくれます。

それはメリットでもあるのですが、季節に合った施工をしないと
湿度を吸って膨らんだ時に木通しが押し合い、逃げ場がなくなって
盛り上がったり、反ったりすることがあります。

また、冬場乾燥した時期には湿度を吐き出して痩せた時期には
フローリングに隙間が生じることがあります。

これらは季節を一周する頃に落ち着きます。

無垢フローリングのメリット

メリットは計り知れません。
肌触りがよく、安らぎと心地よさを感じさせてくれます。

一枚一枚違う表情で無垢フローリングでしか味わえない
色と風合いを楽しめます。

先にも書きましたが室内の温度、湿度をコントロールしてくれます。
熱伝導率が低いので真冬でもヒヤッとしませんし、
暑い夏でもべたべたせず快適に過ごせます。

何と言っても、住んでいる人とともに歴史を刻み、
年月を重ねるごとに美しく変化していくのが無垢フローリングです。

いかがでしたか

一言でフローリングと言っても色々な種類があるのですね。

どれが良いということはありません。

それぞれにメリット、デメリットがありますので
予算、目的、生活など自分に合った物を選んでお家づくりを
することが大切ですね。

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