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風通しの良い家

リフォームで選ぶのは自然素材の布クロス

2018/05/17
2021/04/06

ここのところ、非常に増えている「すっぴんクロス」の資料請求。
新築に限らず、リフォームでのご採用も頂き、嬉しい限りです。

私個人的にも、このすっぴんクロスの質感と表情が大好きです。

ビニールクロスとは違い、すっぴんクロスは麻や綿の糸を
織り込んだ布クロス。

なので、表情にとても温かみがあり、
きっとリフォームで張り替えても、そこだけ真新しい
感じになるのではなく、ひっそりとそこに前から存在するような
仕上がりになる事がイメージ出来ます。

我が家も、あめ色になった柱などは残しつつ
最低限のリフォームを入れて家づくりをしました。

古きよき日本の家好きの私としては、
なるべく、なるべく経年変化を大切にしたリフォームを
するように心掛けました。

それでも、そのころは布クロスの存在を知る由もなく、
また、無垢材フローリングをマストとしていたので、
考えもせず、当たり前のようにビニールクロスに張り替えました。

布クロスの存在、すっぴんクロスの存在を知った今思う事は、
きっと同じように古き良きというところを大切に
リフォームで家づくりをされようと思って、
材料を探している方はきっといるはず。

古き良き日本の家づくりが好きな方は沢山いるし、
明治、大正時代のアンティークや骨董も人気があります。

今回は、布クロスの特徴とリフォーム時に布クロスにする際に
ちょっと気をつけてみてほしい事についてご案内してみようと思います。

ビニールクロスは何も通しません

リフォームで選ぶなら自然素材の布クロス

自然素材の内装材メーカー、アトピッコハウスの小倉です。

ビニールクロスはもちろんビニールですので、
湿気を通すことはありません。

なのでビニールクロスのお家で、カビなどが
発生してしまうと、ビニールクロスの表面にカビが
発生するのではなく、ビニールクロスの下に黒く点々と発生します。

そうなってしまうと、除去するのは難しいですよね。

布クロスは浸透湿性があります

布クロスは湿気を通します。

それは、綿や麻の糸で生地を作り、
それを壁材として使えるように加工しているので、
糸と糸の間には小さな隙間があり、そこから湿度を通すのです。

なので、カビの発生はしにくいですが、
万が一発生してしまっても、表面に浮き出てくるので、
除菌が可能ですね。

汚れがつきにくい

通常、壁の汚れは静電気で壁面に着いたほこりと
油煙や煙草のヤニなどが混ざって発生します。

布クロスは「布」です。

なので、当社の「すっぴんクロス」から見ると、
綿や麻で出来た「布」をクロスにしているので、
静電気が起きず、壁にほこりが着かないのです。

また、目を詰めて織り込んでいるので、そもそも汚れが付きにくいのです。

実際に、10年以上前にすっぴんクロスを施工した部屋を
使用している方からも、

「本当に、この10年目立った汚れもなく、
気持ちの良い空間になっています」というお声を頂いています。

布クロスは下地の影響を受ける事がる

リフォームの現場では、下地の素材は様々です。

ビニールクロスを使うのであれば、
ビニールクロスは下地の影響をほとんど受けないので、
表面にシミが出てきたりとかいうようなことは少ないです。

その代わり、布クロスは、浸透性があるので、
下地処理をしっかりしないと、
ベニヤ等の下地材の場合はアクが出てしまうことがあります。

ですが、これは、職人さんが下地材の特徴を理解して、
適切な下地処理をすれば何の問題もない事です。

ビニールクロスよりは高価ですが、塗り壁よりは安価です

布クロスは織物です。
通常、反物に加工したものに裏打ちの紙を貼って
作られていますから、ビニールクロスと比べると
材料も手間も要するので、高くなってしまいます。

そして施工もビニールクロスよりも手間がかかるため、
工賃が高くなってしまいます。

でも強度も違うんです。

ビニールクロスは手でちぎれますが、
布クロスは手ではちぎれません。

何を取るかは、お施主様の問題ですが、
価格に見合った「素材」と言えるのが、布クロスだと思います。

いかがでしたか

古き良き日本の建物には、多く「布クロス」が、
使われている場所が、今も多く残っています。

古民家を、リフォームやリノベーションで
繋いていこうと思う方もここ最近では、
よくいらっしゃいます。

そんな時、ビニールクロスではなく、
布クロスを選んでみませんか?

きっと、経年変化を経てきた建具とも相性はバッチリです。

アトピッコハウスでは、「すっぴんクロス」という
布クロスをご用意しています。

すっぴんクロスは表面に薬品加工もしておりません。

たまに、布クロスなのにシミが出てきてしまって。
というお問合せも頂きますが、それは難燃剤という薬品が
施された布クロスがほとんどです。

難燃剤を施すことによって、防火認定などを受けている材料が
ほとんどですが、「すっぴんクロス」は違います。

防火認定を取得しているキッチンシリーズも、
表面加工をするわけではなく、糸そのものに不燃素材を
使用して、織り込んでいるので、シミが出来る事もありません。

そんな糸から素材を選んでいる「すっぴんクロス」、
ぜひご検討ください。

すっぴんクロス

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