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無垢材フローリングも冬は寒いんです!

無垢床で、寒さ対策をするなら?選び方と付き合い方

2017/12/27
2025/11/21

無垢床の家は、夏は涼しく、冬は暖かいのが魅力です。
無垢フローリングは天然の木材の特徴から断熱効果があり、そのメリットがフローリングになっても活きているからです。
家を建てるのなら無垢床を選んで足元が暖かで快適な住まいを実現したいと思うことでしょう。

しかし無垢床が一般的なマンションや戸建住宅で使われる複合フローリングなどと比べて
断熱効果があり温かく感じられることは確かですが、暖房器具のように無垢床自体が熱源となって熱を発する訳ではありません。
真冬でも触れたときに温かく快適に過ごしたい場合は、
暖房器具を導入するなど寒さ対策をしなければなりません。

また、この季節、冬に向けてお問合せで多くなるのが、
無垢材フローリングの「不具合」です。
自然素材を取り扱うアトピッコハウスとしては、「不具合」というと語弊があるように感じますが・・・

無垢材フローリングとしては決して「不具合」ではないのですが、隙間やズレなどに馴染みが無く、ぴったり、綺麗が当たり前の現代人の私たちには、「不具合」と捉えてしまうのかもしれません。

今年の夏以降に無垢材フローリングを施工したお宅では、
今年は無垢材フローリングが大きく伸縮して、驚く方もいるかもしれませんね。
気候に左右される無垢材フローリング、
もちろん夏と冬の施工方法も異なりますし、起きてしまう症状も異なります。

この記事では、無垢床で寒さ対策をする場合の無垢床の選び方や、
無垢床の家におすすめの寒さ対策、暖房方法、無垢材フローリングに生じる冬のトラブルと付き合い方について、わかりやすく解説します。

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フローリングなのに床が冷たい!なんで?

自然素材の内装メーカー、アトピッコハウスの内藤です。
無垢フローリングは暖かいとかぬくもりがあるといいますが、スリッパがないと過ごせないくらい家の床が冷たくて寒いというお話を伺うことがあります。

足が寒い

よく聞いてみると無垢フローリングではなく、複合のフローリングでした。
無垢材とは合板や集成材ではなく、使用する形状で丸太から切り出した木材です。
天然木本来の風合いを持ち、室内の湿度を調整する働きもあるものを無垢材といいます。

無垢材の特徴としては多くの空気層を持っているため熱の伝導率が低く、断熱効果があり、
体温を奪われにくいので無垢床に触れた時に冷たさを感じにくいというメリットがあります。
無垢材フローリングとはその木材をフローリング乾燥させ、加工している建材です。
だから、自然の持つ力をそのまま私たちに与えてくれるのです。

一方複合フローリングは見た目は無垢ですが、実際は1㎜程に無垢をスライスした薄い板を貼り合わせて圧縮した集成材に接着したもので、人工的な木材です。マンションや建売住宅の床材はほとんどが複合フローリングです。

複合フローリングの床は、床から足へと伝わる冷気に辛さを感じることがあります。
強い力で圧縮されていることから、内部は非常に密になっていて、熱伝導率が高い特徴を持ちます。
断熱効果がないため、触れた瞬間にヒヤッとした冷たさを感じてしまうのです。

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【無垢床の寒さ対策】暖かさは塗装で変わる?

無垢フローリングの床

ここからは無垢床の選び方をお伝えしますね。

一般的に無垢フローリングは、塗装がされていない無塗装、フローリングの中に染みこんで強くするオイル塗装、表面をコーティングするUV塗装品があります。
木のぬくもりを直接感じられる無塗装や自然塗装の方がより温かみを感じられます。

UV塗装品は汚れにくいですが、表面にコーティングがされているので直接木のぬくもりを感じにくいのがデメリットです。
木の暖かさを感じたいという方には無塗装や自然塗装品をおすすめします。

【無垢床の寒さ対策】あたたかく感じるおすすめの無垢床は?

「無垢床」とひとくくりに語られる場合が多いですが、実は無垢床の中にも様々な種類があり、「温かく感じられる木材」と「冷たく感じられる木材」があります。
つまり熱伝導率が低い木もあれば、熱伝導率が高い木もあるという事です。
選択する樹種によって温かみも触れた感触も大きく異なります。
床からの冷えを感じたくないのに熱伝導率が高い木を選択すると、無垢床であっても床から感じる冷たさに悩まされるかもしれません。

あたたかく感じやすい無垢材:針葉樹

無垢材には「針葉樹」と「広葉樹」がありますが、木のぬくもりを感じやすいのは「針葉樹」の床材です。
木のぬくもりを感じやすいのはヒノキやパイン、杉、マツといった柔らかい樹種です
柔らかい樹種は内部に空気を多く含んでいるので熱伝導率が低く、温かみを感じやすいです。
一方で、空気の層が多いことはキズやへこみやすさにもつながる点に注意が必要です。
ラグやカーペットを敷いて傷を防ぎましょう。

ひんやり感じる無垢材:広葉樹

逆にひんやり感じるのは「広葉樹」です。
メープルやホワイトオーク、ウォルナット、ヤマザクラといった硬い樹種は細胞が密集しているので含む空気が少なく柔らかい樹種に比べ、熱伝導率が高いため冷たくさらっとした感じがします。
但し、木材内部の密度が高く、キズがつきにくい性質を持ちます。

家を建てるときに足元が暖かい床材を希望する場合は、針葉樹の床材を選択することをおすすめします。

【無垢床の寒さ対策】無垢床に優しい暖房方法はエアコン

エアコン

無垢床を利用する場合におすすめできる冬の寒さ対策には、どのような暖房方法があるのでしょうか。

リビングや寝室など広い場所の床の寒さ対策には、
空気を汚さずに、空間全体の温度をゆっくりあたためるタイプの暖房器具を使用するのがおすすめです。

エアコンやオイルヒーターは空気を汚さずに温めてくれるのでおすすめですが、過乾燥にならないようにだけ注意しましょう。
といっても、最近のエアコンは性能が向上しているので、低コストでしっかり気温を上げてくれたり、乾燥しすぎないように加湿する機能があるものもあります。
それほど寒さを感じにくい木造の家であれば、エアコンの利用で快適に過ごせるでしょう。

ただし、熱は高い位置に集まる性質がありますので、エアコンだけでは足元に冷たい空気が集まり、寒さを感じる場合があります。
空気を撹拌させるためにエアコンの配置を工夫したり、サーキュレーターを導入して上の方の空気をかき混ぜる工夫を行ってみましょう。

他には床暖房を利用するという方法もあります。
足元を温めるためには、床暖房は非常に有効な暖房方法といえます。
先ほど説明したとおり、温かい空気は上昇する性質があることから足元は冷たくなりがちです。
床暖房を利用することで、こうした冷たさから開放されます。

デメリットを挙げるとすれば、メンテナンスが必要になったときに床を剥がす必要があることや、
リビング以外の床暖房を配置していないエリアでは温かさを感じられないといった点です。

なお、無垢床に床暖房を利用すると、急激な温度変化で反りや狂いが生じやすくなることがあります。
特殊な乾燥を行った無垢材など、床暖房に対応した床暖房対応の無垢フローリングを選択することが大切です。

また、無垢フローリングは急激な温度変化に弱いので、
床暖房が入っている場合、最初の1年は温度を上げず、低温で過ごすことが大切です。

【無垢床の寒さ対策】無垢床に向いていない暖房方法

床暖房がないからホットカーペットを敷こう、という人もいますが、
木材によってはホットカーペットの熱で乾燥し、大きく隙間が空いてしまう、熱により痛めてしまうということがありますので、注意が必要です。
それならば最初から熱に強い木材で床暖房にしたほうが便利で快適です。

また、大量の水蒸気を発生させる石油ストーブやガスストーブは窓に結露ができやすくなります。
無垢フローリングは調湿をする建材ではありますが、部屋の中に湿気が過剰にあり、湿度が高いとカビの原因にもなりかねません。

冬場の無垢材フローリングに起きる事

冬の無垢材フローリングは縮みます。無垢材フローリングも寒いんです。

もちろん工事前に開梱しただけでも縮みますし、気温が急激に下がっても縮みます。気候の安定している春先や秋口に施工した場合は、その現象にびっくりしてしまう方も少なくありません。それが無垢材フローリングというものです。

無垢材の特性を理解しましょう

ここからは無垢材の特性と無垢フローリングに生じる冬のトラブルと付き合い方についてお伝えしていきます。
生きている無垢材を私たちの生活に取り入れるには、
私たち自身も無垢材が自然から生まれているという事を理解した上で、取扱い、受け入れなければいけませんね。

ぴったり、不具合無し、綺麗が当たり前の私たちの生活環境。
だからちょっとした隙間やイレギュラーはトラブルに分類される。
でも本当のところ、ぴったり、不具合無しをあたり前に思っている方には、無垢材フローリングの採用は残念ながら、ハードルが高いです。

自然素材はその自然素材の持つ力で私たちに心地よい生活を与えてくれますが、
私たちの「普通」に合わせてくれるわけではありません。

冬場、無垢フローリングは湿度が低い中で乾燥して縮むのが自然な現象であり、隙間ができることがあります。
夏場に無垢フローリングを貼って初めての冬に隙間ができると驚く方もいますが、
これは木の調湿機能によるもので、湿度の高い梅雨や夏には再び水分を吸って膨らみ、隙間がなくるものなので心配はいりません。

無垢材フローリングの冬場の施工

前述した通り、冬に向けての無垢材フローリングの施工は、無垢材フローリングが収縮するという事を前提に施工しなければなりません。

施工方法は冬場、湿度の低さと乾燥での縮みを考慮した「意図的な隙間」を設けて施工する事です。
長さ方向のつなぎ目部分については長さ方向のつなぎ目を設ける必要はありません。

スペーサーを使用するのも一つの方法ですが、名刺1枚分のクリアランスで十分でしょう。

品質の良い材料を使い、上記のようにきちんと施工をすれば何も問題はありませんし、シーズンを一周するころには落ち着いてきます。

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動じない事、まずは様子をみる

無垢材フローリングを施工した後1年~2年は温暖期と寒冷期に無垢材は左右されます。
膨張と収縮を繰り返し、その環境に合った仕様に合わせようと無垢材は変化する努力をしてくれます。

冬場の無垢材フローリングに生じるトラブルは、大半が隙間です。
隙間は、無垢材の伸縮から生じます。
これは、無垢材が生きているという証なので、無垢材そのものに不具合という事に直ぐに結論付ける必要はありません。

まずは、春夏秋冬を過ごしてみましょう。
数年はこの動きを繰り返す場合もあるし落ち着いてしまう場合もあります。
施工直後はどんなにうまく張っても、無垢材は生きています。
多かれ少なかれ、必ず動きます。

動いて盛上りや隙間が生じてしまっても、慌てず、まずは季節が変わるごとに元に戻るかどうか様子をみましょう。
それでもトラブルが解決しないようであれば、その時に相談してみましょう。

まとめ

無垢床は一般的な合板フローリングと比べて、木材の中に多くの空気の層があることから断熱効果があり、温かみが感じられるというメリットがあります。

一方で無垢床自身が発熱している訳ではありませんので、床暖房などと比較すると冷たさを感じてしまう可能性があります。このため、無垢床を選択して冷えを伝えにくくしたうえで、エアコンなどの暖房を利用するなど複合的な対策を取ることが、快適に冬の暮らしが送れる有効な寒さ対策といえます。

また、自然素材の無垢材フローリングは、
私たちの「ぴったり、きっちり、綺麗」の当たり前感覚には、少々遠い材料です。
でも、生きている自然のものを上手く取り入れ、向き合う事が出来るのも私達次第です。

これからさらに寒さも厳しくなりますね。
無垢材フローリングも少し隙間が空いてくるかもしれません。
そんな時は慌てず、暖かくなる春を待ってくださいね。

アトピッコハウスでは「ごろ寝フローリング」という、無垢材フローリングをご用意しております。無垢材のメリットはもちろんの事、職人さんにも扱いやすいと太鼓判を頂いているフローリングです

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よくあるご質問

無垢床が冷たいときの対策は?

空気を汚さずに温めるエアコンやオイルヒーターを使用しましょう。
エアコンの暖房だけでは足元が冷えがちなので、サーキュレーターで空気を循環させて暖気を床に送ると、より良いでしょう。
無垢フローリングの上にホットカーペットを敷く場合は熱で痛めてしまう可能性がありますので注意が必要です。大量の水蒸気を発生させる石油ストーブやガスストーブは窓に結露ができやすくなるので避けましょう。
カビの原因になりかねません。

アトピッコハウスの無垢フローリング、ごろ寝フローリングは温かみを感じやすい樹種、傷がつきにくい樹種、床暖房対応商品、様々なラインナップを取り揃えております。

無垢床にやってはいけないことは?

水拭きや、濡れたまま放置することは厳禁です。
水分を吸収してシミやカビ、反りの原因になります。
酸性・アルカリ性の強い洗剤、研磨剤入りの洗剤、重曹、一部の化学雑巾などは使わないでください。
木材が変色したり、表面が傷ついたり、コーティングが剥がれたりする原因になります。
スチームクリーナーも、過度の水分や熱で床材を傷めるため使用しないでください。

無垢床にファンヒーターは使えますか?

暖房方法として無垢床にファンヒーターは使えますが、温風が直接当たらないように注意が必要です。
温風が直接当たると、水分が失われて反り、ひび割れ、変色、隙間、床鳴りの原因になります。マットやラグなどを敷いて温風の熱が床に伝わらないように遮熱しましょう。

無垢の家は30年後どうなる?

適切なメンテナンスを行えば、味わい深く変化した美しい住まいとなります。
木材のツヤが増し、木目が深まるなど「経年変化」による風合いが増すのが特徴です。
経年劣化で反りや割れなどの問題が生じる可能性もあるため、普段から無垢床の特性を知り、必要に応じてメンテナンスをし、場合によっては専門業者による補修が必要です。

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アトピッコハウスは、無垢・珪藻土・漆喰・クロス・畳など
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