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軟らかくて温もりのあるヒノキ

ヒノキと杉、フローリングのおすすめは

2016/10/27
2022/08/24

杉もヒノキも身近な木で
フローリングの中でも人気のある樹種です。
登山道などでも見かけますが
どちらも針葉樹で、一見よく似ています。

ですが、フローリング用に切り出すと、
色味や強度などに違いがあります。
杉とヒノキのフローリングの特徴をご紹介します。

アトピッコハウスの無垢フローリング「ごろ寝フローリング」にも、尾鷲産のヒノキがありますが、杉のご用意はありません

無垢フローリング「ごろ寝フローリング」の詳細はこちら

ごろ寝フローリング

ヒノキと杉のフローリング、価格はどう違う?

軟らかくて温もりのあるヒノキ

自然素材の内装材メーカー、アトピッコハウス元岡いずみです。

ヒノキと杉のフローリングで価格が安いのは杉です。

国産か輸入品か、品質によってもちろん
価格は変わりますが、一般的に安いのは杉です。

杉材の板はホームセンターなどで
安く売られていますし、
価格の安い家具は、
パイン材が使われていることが多いです。

一方のヒノキは、ヒノキ風呂など高級なイメージがあります。
ヒノキ舞台に立つ、という言葉もありますが
多くの日本人が憧れを抱く木のように思えます。

なぜ杉が安くヒノキが高いのか

杉とヒノキのフローリング
価格の違いは木の生長の速さにあります。

ヒノキに比べて杉の方が成長が早く
植えられている数も多いので安く出回ります。

しかし、同じ杉でも屋久島の杉のように
樹齢が何百年と何千年(!)となる木だと
高級品となりますし、

ヒノキも、暖かい地方で育った木より
寒い地方で時間をかけて成長した木の方が高くなり
同じ樹種でも価格に開きがあります。

強度が強いのはヒノキ

成長が遅く、流通の量が少ないために高価なヒノキですが

長く時間をかけて育った分
強度は杉に比べると高くなります。

それでもナラやメープルなどの
広葉樹に比べると強度は落ちるので
フローリングのキズを気にする方にはヒノキよりも
広葉樹の木の方が向いています。

アトピッコハウスの無垢フローリング「尾鷲ヒノキ」は、ヒノキの中でも銘木と言われる部類に入ります。油分が強く、粘り強いので、耐震性も高く、江戸城築城にも使われた実績があります

銘木のヒノキ材「尾鷲ヒノキ」がある、ごろ寝フローリングの詳細は、こちら

ごろ寝フローリング

ヒノキと杉の見た目と経年変化

木材は心材と呼ばれる木の中心部と
辺材と呼ばれる木の皮に近い外周部分とに分けられ
1本の木でも特徴が異なります。

ヒノキの心材はピンク色をしており、
辺材は白っぽくピンク味をおびています。

杉の木の辺材は白く
心材は赤っぽく濃く黒味がかっています。

無垢のフローリングは
時が経つごとに変化する様子を楽しめるのも魅力です。

樹種によって、濃く暗く変化するもの
薄く明るく変化していくもの
比較的変化の少ないものがありますが、

ヒノキも杉も徐々に濃い色に経年変化をしていきます。

効用としては、ヒノキも杉も軟らかく足触りが暖かですが
ヒノキは抗菌・防虫効果があり、
また油分が多く水回りにも適しているフローリングといえます。

いかがでしたか?

杉もヒノキもどちらも針葉樹の仲間で
軟らかく、暖かみがあるなど
特徴は比較的似ています。

価格重視であれば、杉が向いています。
より丈夫なものを求めるのであれば
ヒノキがおすすめです。

アトピッコハウスでは
無垢のフローリングを販売しています。

ヒノキは銘木として知られる尾鷲ヒノキで
樹齢50年程度の原木を使用しています。
尾鷲は温暖多雨な地域で
その気候が年輪の緻密な、粘りと強さのあるヒノキを育みます。

切り出した後も、乾燥に丁寧に時間と手間をかけているので
割れや反りが起こりにくいフローリングです。

パイン材はロシア産のものを扱っています。
生成り色をしていて
優しい温かみのある雰囲気のお部屋に仕上がります。

加工の状態は安定していますが、
キズや抜け節が含まれ当社の他の樹種のフローリングと比べると
製品ロスが多くなります。

上手に使うことで無垢フローリングながら
コストパフォーマンスの
改善に活躍する商品です。

銘木の尾鷲ヒノキが揃う「ごろ寝フローリング」の詳細は、こちら

ごろ寝フローリング

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アトピッコハウスは、無垢・珪藻土・漆喰・クロス・畳など
オリジナルの自然素材内装材を、製造販売する会社です。

無垢フローリング「ごろ寝フローリング」の資料は、こちらからご請求ください

ごろ寝フローリング