新築で失敗しない壁紙・クロスの選び方や注意点は?
「新築の壁紙って、どうやって選べば良いの?」
「後悔しない、新築時の壁紙の選び方は?」
新築で壁の選定の際に渡されるぶ厚いクロスのカタログに脱力された方も多いのではないでしょうか。壁は床に比べ、割とやり直しがききやすいですが、それでもできる限り、気に入ったものを長く使いたいですよね。
失敗しない新築の壁のクロスの選び方や選ぶ際の注意点について考えてみたいと思います。
アトピッコハウスには、「すっぴんクロス」というオリジナルの壁紙があります。
本物の織物壁紙なので、色柄は豊富ではありませんが、丈夫であるとか、調湿性、吸音性があるといったメリットもありますので、その点もご紹介したいと思います。
目次
- 1 新築の壁紙の後悔しない選び方とは?
- 2 家の新築、壁紙はどうやって選ぶ?
- 3 新築の壁紙の部屋別選び方例 リビング
- 4 新築の壁紙の部屋別選び方例 子供部屋
- 5 新築の壁紙の部屋別選び方例 トイレ、洗面所
- 6 新築の壁紙の部屋別選び方例 寝室
- 7 新築の壁紙の部屋別選び方例 和室
- 8 新築の壁紙・クロス選びの注意点
- 9 新築の壁紙選びのポイント1:人気の色や柄を取り入れたおしゃれなアクセントクロスを使ってみる
- 10 新築の壁紙選びのポイント2:新築の壁紙選びを素材で考えてみる
- 11 調湿する自然素材のクロス
- 12 布クロスのおすすめポイント
- 13 まとめ
- 14 よくあるご質問
- 15 無料で、資料・サンプル差し上げます
新築の壁紙の後悔しない選び方とは?
自然素材の内装材専門メーカー、アトピッコハウスの内藤です。
一言でクロスと言っても様々な種類があります。一般的なビニールクロス、紙クロス、織物クロス、塗り壁風クロスなど。素材によってもイメージや雰囲気が変わります。
壁は家の中でも大きな面積を占めており、目にも入りやすいです。そのため、大きなクロスを選ぶにあたって、まずはどんな部屋にしたいのかを明確にしてみるといいと思います。
ざっくりと北欧風、アメリカンビンテージ、アジアンテイストなどイメージから入ってみてもいいですし、この家具を、メインで置きたいということでもいいと思います。
新築してから5年、10年でクロスを張り替えてリフォームするからいいんだという方もいらっしゃると思いますが、実際の所は新築時に貼ったクロスを、20年、30年と、いよいよ建替えするまで、クロスを張替えないご家庭の方が多いです。
ですので、「おしゃれな空間にしたい」「落ち着いた雰囲気にしたい」など、その時の流行に左右されず、家族のイメージする家、生活でクロスを選ぶことが前提となります。
家の新築、壁紙はどうやって選ぶ?
新築の壁紙 色の種類で選ぶ
基本となる色合いは白やアイボリーなどを選ぶと失敗がないです。白系であればどんな家具も合わせられます。さらに、白系より少しトーンを落としたベージュやグレー系の色でもまとまった雰囲気になるでしょう。
クロスが主張し過ぎると、家具やインテリアとの兼ね合いが難しくなりますし、イメージチェンジも困難になります。インパクトのあるデザインクロスやアクセントクロスは楽しいですが、最初は刺激的でも時間が経つと飽きてきてしまうかもしれません。
通常、壁と天井の壁紙は同じものを使うことがほとんどですが、天井に壁よりも明るい色の壁紙を貼ると部屋を広く見せ、暗い色を使用すると奥行きを出すなど色味によって空間の見せ方が変わります。
そのため天井だけ色味を変えて明るい色にすると部屋はより広く見えますし、天井に暗い色を持ってくると落ち着いた空間になります。色の使い方でも部屋のひろさやイメージが変わります。
新築の壁紙 汚れにくさ、掃除のしやすさで選ぶ
壁紙選びで気になるのはお手入れのしやすさもあります。特に新築の場合キッチンや手を触れることの多い階段の壁紙など汚れやすい場所の壁紙選びには慎重になりますよね。汚れやすいとわかっている部分には水拭きしやすい加工をしてある壁紙、ペットや小さなお子さんがいらっしゃるご家庭には汚れや傷のつきにくい壁紙を選ぶのもいいと思います。
新築の壁紙 費用で選ぶ
色々イメージしてみても結局は予算との兼ね合いになります。あれもこれもと理想は広がりますが、費用が追い付かなければ絵に描いた餅となってしまいます。高い壁紙を選んで他が圧迫されてしまうと元も子もありません。自分の予算にあったものを選ぶことでバランスをとることができます。
新築の壁紙の部屋別選び方例 リビング
家族が長い時間過ごす部屋であり、一番面積が広い部屋であるリビングのクロスは、明るく快適な空間にしたいですよね。なるべくシンプルに、白やアイボリーなどをメインにするほうがいいでしょう。
クロスが主張し過ぎると、家具やインテリアとの兼ね合いが難しくなりますし、イメージチェンジも困難になります。インパクトのあるクロスは楽しいですが、最初は刺激的でも時間が経つと飽きてきてしまうかもしれません。
リビングのように面積のある空間に強いアクセントのクロスを貼ってしまうと圧迫感を感じてしまいます。また、後々テレビなどの家具が入ると狭苦しくガチャガチャした印象になる可能性がありますので選ぶ際に注意が必要です。
新築でリビングのクロスを選ぶ場合は白やアイボリーを選ぶといいですが、日当たりが良すぎる部屋の場合、真っ白のクロスは目が疲れてしまいます。アイボリーやピンクがかった白などのクロスを選ぶといいですね。
リビングとキッチンが同じ空間にある、リビングキッチンの場合はリビングは抑えめに、キッチンの壁やカウンターにアクセントクロスを入れることで空間にメリハリができたり、雰囲気が変わるなど単調なイメージが払拭されます。
新築の壁紙の部屋別選び方例 子供部屋
子供部屋には可愛らしいデザインや色などの子供向けのクロスを選んであげたい!という気持ちはありますが、子供が成長すれば子供が嫌がる可能性もあり、成長に合わせてクロスを張替えなければならないなんてことも。
新築する時のお子さんの年齢にもよりますが、薄い黄色や青などの無地のクロスを選んで、一面だけポイントとしてデザインクロスでアクセントを入れてみるのもいいかもしれません。
または壁はシンプルに無地のカラークロスを入れて比較的取り換えやすいラグやカーテンで遊んでみるのも楽しいですね。
また、学校からの書類や描いた絵などを貼るのに壁紙の一部にマグネットを付けられるようにするというのも新築ならではの選び方です。
さらに機能面でも汚れに強い壁紙や抗菌性能があるものが子ども部屋にはおすすめです。
すっぴんクロスは、本物の織物壁紙です。糸の種類と織り方でバリエーションを付けているだけなので、どの種類を選んでもシンプルでも飽きが来ません。
リビングにも、子供部屋にもオススメです。
▶シンプルでナチュラルな壁紙が人気!種類も豊富な「すっぴんクロス」の詳細は、こちら
新築の壁紙の部屋別選び方例 トイレ、洗面所
水分や歯磨き粉など汚れが付きやすい洗面所やトイレ。凹凸のない拭き掃除がしやすく、抗菌・消臭や耐水性がある壁紙を選ぶといいですね。また、トイレのように狭い空間は濃い色の壁紙にするとさらに狭く感じる事もあります。トイレの壁紙選びの例として、思い切ったアクセントクロスやタイルクロスでポイントを入れてみるのもいいと思います。
新築の壁紙の部屋別選び方例 寝室
寝室も長く過ごす場所ですが、求めるものは安眠ですよね。シックで落ち着いた空間を演出するために、天井やベッドの背の部分に暗めの色のアクセントクロスを入れるという方も増えています。
天井に暗い色を取り入れると落ち着いた雰囲気になるため、リラックスした空間になります。
また、クロスではないですが、天井や壁に自然素材である木材を施工することで、空間の雰囲気を作るだけでなく森林浴と同様にフィトンチッドを感じられ、睡眠環境を整えることができます。
フィトンチッドは、精神、自律神経を安定させる、交感神経の興奮を抑え、不眠を解消し快適な眠りをもたらす、ストレスを減少させる、呼吸を正常に整えるなどのメリットがあります。
新築こそ、自然素材のクロスがオススメです。
すっぴんクロスは、ナチュラルで、目にも肌にも優しく、火災になっても、ビニールクロスと違って塩素ガスなどの有害物質が発生しません。
▶健康的で、ナチュラルな「すっぴんクロス」は無垢材など他の素材とも相性が抜群です。詳細はこちら
新築の壁紙の部屋別選び方例 和室
和室は様々な使い方ができるお部屋。寝室として使うのか、客間として使うのか。それによってもクロスの選び方は変わってきます。基本的には白やベージュなどの明るい色味のクロスがおすすめで、広さと清潔感もあり、和のインテリアにも合います。しかし、シンプルすぎても無機質になってしまいます。
その際は、例えば天井にアクセントとして木目調のクロスを貼ってみることで和テイストが強いモダンな印象の和室に仕上がったり、和柄のクロスを貼ることでシンプルさの中にも個性を感じられる和室になります。
すっぴんクロスは、和室にもおススメです。
本物の織物壁紙は、シックで高級感があり、客間としても寝室としても、ぴったりです。
▶和室にも合う「すっぴんクロス」はバリエーションも豊富!、詳細はこちら
新築の壁紙・クロス選びの注意点
新築の壁紙・クロス選びの注意点1:サンプルよりも明るく見える
見本として渡されるクロスのカットサンプルはせいぜい10㎝角。実際にクロスを壁に貼るとサンプルで見ているよりも薄く明るく見え、いざ貼ってみると思っていた理想の雰囲気や印象と違うということがあります。そのため、サンプルよりも少し白っぽく見えるということを念頭に置き、少し色の明るさを抑えたクロスを選ぶとよいでしょう。
新築の壁紙・クロス選びの注意点2:新築の壁紙は設置予定と同じライトの下で見る
壁紙の見え方は室内の光の当たり具合でも変わってきます。電気の色味や太陽光、それぞれで印象が変わってきますので、それぞれの光にあててクロスの印象を確認してみるといいでしょう。実際に設置するライトの下で見ることで雰囲気やイメージがつきやすくなるのでおすすめです。
新築の壁紙・クロス選びの注意点3:遠くからも見てみる
細かい柄のクロスを選んだ場合、サンプルではしっかり模様を確認できたけど、実際張ってみたらただの白いクロスに見えるということもありますので、A4サイズなど少し大きめのクロスサンプルを用意して遠目で全体のイメージを確認してみることも大切です。
新築の壁紙・クロス選びの注意点4:立てた状態も確認する
クロスのカタログは机に置いてみることが多いと思いますが、机で寝かしてみるのと、実際壁に貼るのでは光の当たり具合も変わりますし、色味も変わって見えます。
実際に貼る場所にあてて、立てた状態の印象も見ておきましょう。
すっぴんクロスも、実物見本帳のほか、A4サイズの大きめの実物見本をご用意しているので、どんなお部屋になるかイメージが付きやすいです。ご希望は、無料でご請求頂けます。
▶すっぴんクロスの実物見本は、こちらからご請求いただけます。
新築の壁紙選びのポイント1:人気の色や柄を取り入れたおしゃれなアクセントクロスを使ってみる
アクセントクロスとは部屋のクロスの一部に違う色や柄のクロスを取り入れてお部屋のポイントにすることです。
アクセントクロスを入れることで単調になりがちな部屋をオシャレに演出することができ、また部屋の奥行きを出したり、メリハリをつけたりすることができます。
アクセントクロスを選ぶポイントとしては、クロスを貼るお部屋の用途が大切になります。例として、落ち着いた雰囲気が好まれる寝室や、家族が集まるリビングなどは派手なクロスより、その空間に合う落ち着いた色のクロスが人気です。
薄いグレーや淡い緑などのアクセントクロスを壁の一面だけに使うことでおしゃれな空間を上手にデザインされています。
派手なアクセントクロスは広い面積や普段目にしやすい場所に施工すると飽きが来てしまいますが、普段隠れているクローゼットや収納、小さなニッチなどで思い切って遊んで見るのもいいと思います。
また、濃い色は部屋を狭く感じさせます。白のような膨張色は部屋を広く見せますし、黒のような収縮色を全面に使うと圧迫感を感じ、狭いように感じてしまいます。
LDKなど面積の広い部屋で、奥の壁にアクセントクロスとしてグレーなどの収縮色を使うことで奥行きが出て部屋が広く見えます。ただし、アクセントクロスを使うのは全体の2割~3割まで。4面の壁の1面程度に抑えるようにしましょう。
アクセントクロスを上手に取り入れてオシャレで広い部屋を手に入れたいですね。
新築の壁紙選びのポイント2:新築の壁紙選びを素材で考えてみる
新築で壁紙を選ぶなら丈夫で長く使えるものであるということも大切です。新築のクロス選びを「見た目」ではなく「素材」という視点で、考えるという選択肢もあります。
壁紙には主に以下の種類があります。
・ビニールクロス・・・ポリ塩化ビニルが主成分・安価でデザインが豊富・工事が簡単・耐水性がある
・紙クロス・・・紙を原料とした壁紙・和紙クロスは調湿性能も高い
・布クロス・・・麻やレーヨン、綿などが主成分・天然素材ならではの温かみ・通気性や調湿性があり破れにくい
家を建てる人は、おそらく初めての経験なので、どんなクロスを選んでいいか分かりません。「この中から選んでください」と言われ、分厚いクロスのカタログを渡され、色柄だけで、クロス選びをすることになります。
値段や見た目ももちろん大切ですが、性能やメンテンナンスのしやすさなど「素材」で選ぶということも、満足いくクロス選びの大事なポイントとなります。
ノーメンテナンスで10年後に美しい。丈夫さが抜群の「すっぴんクロス」
調湿する自然素材のクロス
アトピッコハウスのすっぴんクロスは、布クロスです。布クロスは丈夫だし、調湿性もあるし、とにかく豪華です。今でも、高級住宅やホテル等では、布クロスが採用されています。
ビニールクロスより、材料費も、施工賃も高くはなりますが、ビニールクロスとの差額で考えれば、実現可能な場合も、よくあります。
壁をビニールクロスから塗り壁にするのは、職人さんから、道具から何から何まで変更となるため、金額は何倍も高くなりますが、ビニールクロスから、布クロスへの変更なら、クロスからクロスなので、差額程度で実現できます。
▶差額で考えれば「すっぴんクロス」に変更できます。詳細は、こちら
布クロスのおすすめポイント
布クロスは綿や麻などの天然素材を織って作られています。そんな布クロスのおすすめポイントをご紹介します。
1.耐久性がある
ビニールクロスのように色柄は多くありませんが、糸を織った布を作っているので強いです。ビニールクロスは爪で引っ搔いてしまっただけで削れたりえぐれたりしてしまいますが、布クロスはちょっとやそっとでは破れません。
2.手触りがよい
布クロスは高級な雰囲気を持ちつつ、手触りや肌触りが優しくどんな家具にもなじみます。そのため、客間や寝室、リビング、和室などどのお部屋にも合います。
3.お掃除しなくても綺麗
ビニールクロスの汚れの原因として静電気があります。ビニールクロスは静電気が起こりやすいのでホコリが付き黒ずみが発生しますが静電気を発生させない布クロスはホコリを寄せ付けないから普段のお掃除の必要もありません。
4.結露が発生しにくい
また、ビニールクロスはビニールなので空気を通さないため、冬場は結露が発生しやすくカビの原因となります。ですが、布クロスは通気性が良く、調湿性もあるので水分を吸収し、乾燥時には放湿してくれるので、結露などが発生しにくいというメリットがあります。
5.断熱効果や遮音効果もある
また、厚みがあるので断熱効果や遮音効果も期待でき、最近では防音室へのご採用も増えています。
まとめ
新築での壁紙・クロスの選び方や注意点についてご説明してみました。まずは「どんな雰囲気の部屋にしたいか」などを考えてから、各部屋のイメージにあったものを選んでみることが大切です。
天井や壁一面などアクセントクロスを入れることで部屋に奥行きや広さを出すことができます。アクセントを上手に入れながらオシャレな部屋作りをしてもいいですし、素材からクロスを選ぶという方法もあります。色柄ではなく、良い環境を整えたいという方はぜひ、自然素材の布クロスも検討してみてくださいね。
ノーメンテナンス、丈夫さ抜群の「すっぴんクロス」は透湿性があり耐久性の高い布クロスです。
よくあるご質問
自然素材のクロスってあるの?
ほとんどがビニールでできたビニールクロスですが、塗り壁風のクロスや、自然素材の紙や布でできたクロスもあります。アトピッコハウスには布を織って作った織物クロスすっぴんクロスがあります。
自然素材の壁紙・クロスを新築で選ぶ際のメリットって?
自然素材のクロスのメリットは、通気性があり、透湿性、調湿性能が良いため結露しにくいです。アトピッコハウスのすっぴんクロスは織物クロスなので、強く、断熱性や吸音性能も期待でき防音室に使用するのもおすすめです。
新築のアクセントクロスの選び方は?
面積の広い部屋で、奥の壁にアクセントクロスとしてグレーなどの収縮色を使うことで奥行きが出て部屋が広く見えます。派手なアクセントクロスを使いすぎると圧迫感を感じたり飽きがきたりするので、普段隠れているクローゼットや収納、トイレの一部などに使用するのがよいでしょう。そして、アクセントクロスを使うのは4面の壁の1面程度に抑えるようにしましょう。
新築の壁紙選びの注意点って?
壁紙を選ぶ際、カタログを見て選ぶことが多いと思いますが、カタログの写真は実際に貼ったものとはイメージが違うという印象になることが多いため実物サンプルを取り寄せて壁にあてて、光の当たり具合などで雰囲気を確認してみることが大切です。
無料で、資料・サンプル差し上げます
アトピッコハウスは、無垢・珪藻土・漆喰・クロス・畳など
オリジナルの自然素材内装材を、製造販売する会社です。