アトピッコハウス ブログ
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【満員御礼】楽しく開催できました!除草して、食して、庭も私もキレイになれたかな。

2024/04/03
2024/04/04

アトピッコハウスは
ナチュラルガーデンとして庭を整えています。

里庭という表現もありますが、
ミニミニ里山というと
イメージが広がるかもしれません。

築50年の中古住宅。
建物は外観だけを残して、
劇的にリノベーションしましたが、

庭は現状の大部分を引き継ぎました。
それが今、小さな里庭になっています。

里庭は、敷地の裏にあります。

50年の歴史は、
豊かな実りをくれます。

秋には柿、
冬になると柑橘がたわわに実ります。

建物よりも大きなヤマボウシの隣には、
一重の赤いツバキが、
スクっと立っています。

常緑のツバキは、
冬枯れの庭にも彩を添えてくれる
有難い存在です。
年数を積み重ねた植栽と、

野草が、
庭を豊かにしてくれています。

野草=雑草とも表現されますが、

里庭では、
この雑草も立派な演者として
活躍してくれます。

そして今回は、この野草が主役でした。

 

ずぼらガーデナー講座特別編を開催しました

塗り壁と無垢フローリング専門
アトピッコハウス(株) 後藤裕美です。

ナチュラルガーデンというと聞こえがいいですが、
要は”ずぼらガーデニング”で、
手抜きしているんだけど、
なんと整っている!を目指すガーデニングです。

月に一度、1時間程度のお手入れで充分だから”ずぼら”

私は5分程度の、
朝日を浴びながらの
チョコチョコ作業が性に合っています。

これからの季節は朝しか庭に出られない、ですしね(苦笑)

環境に配慮しながら、
できるだけ手をかけないのが
アトピッコハウスのガーデニング。

このガーデニングを
一人でも多くの方が知っていただくことで、
庭の維持も楽になるし、
SDGsにも貢献できる。

更地にする費用も不要だから、
小さなお金で、
庭を整えることもできる。

メリットいっぱいのガーデニングを
お伝えしている講座は、

毎月開催している入門編と、
春と秋に、講師を招いている特別編があります。

高級食材が庭で勝手に育っていた!


野草を食べることが流行っているらしいのですが、
関心のなかった私は、
ふーん、という感じでした。

それが変化したきっかけが「セリ」

庭のセリが、
セリ鍋のセリと同じだと教えてもらい、

食べないと損かも…。

しかも完全無農薬、
自然栽培の旬の食材だから、
身体に良いに決まっている!


栄養や薬効より美味しさと便利さ

例えば庭の厄介者代表のドクダミ。
色々と効能があり、
化粧水にしたり、
お茶にしたり…。

でも美味しくないし、面倒くさい。

それよりも、
小さな可憐な花を愛でる方が
ドクダミ利用は私に合っている。

庭に咲いてくれても可愛いし、
花瓶に活けたりする。

触らなければ、
独特の香りもしてこない。

仕事も忙しく、
雨も続いて買い物ができなかった時、
庭の野草でチヂミが作れたら楽々。

アク抜きも不要だから、
すぐに使える。

新鮮な食材が、
ソコにあるのに、
使わないなんて勿体ない!

効能や薬効は難し過ぎて覚えられないけれど、

とにかく旬の食材を食べていて、
不健康になるわけがない!が
私の理屈です。

なんて便利で、
素敵な暮らし~。

楽しくて仕方がない、
この気持ちを、
みんなと共有したい!

ということで、
春の特別講座は

選択的に除草して、
選択的に収穫する。

除草して、食してキレイになろう!

みんなで収穫して、洗って、調理して、食べたら楽しかった。

はじめての調理ワークショップということで、
どんな風になるのか、
ドキドキでしたが、

フライ返しを忘れるというハプニングがあったものの、

美味しくて大満足というお声を
頂戴することができました。

これも講師の
まつばらひさよさん、
佐々木知幸さんのお蔭です。

打合せや事前準備、
ありがとうございました!

一番嬉しかったのは、
小学生二人が、
おかわりをしてくれたこと。

大人は、野草だから
この程度の味だよね。

みたいな忖度ができるけど、
子供には通用しません。
本当に美味しかった、のか、

自分で収穫して、洗ったことが、
嬉しかったのか、

そこは定かではないのですが、
AMはモジモジしていた小学生女子2人。

はーい、野草を洗ってくれる?

と声をかけたところから、
楽しそうな顔に…。
スイッチ、押せたかな。

知識がないと難しいのは、普通の料理と同じ。

食べられる野草と、
食べられない野草。

残念ながら食べられない、
食べても美味しくない、
もしくは危険な植物もあります。

えー、それって覚えるのが難しい。

私も同感です。
でも、ホウレンソウやカボチャだって、
最初は知らない食材です。

海外のスーパーに行けば、
知らない食材が並んでいて、
何を買っていいのか、悩みます。

スーパーに並んでいる=食べられる

前提とはいえ、
やっぱり知識がないと料理はできない。

野草も同じです。
私がセリを認識したのも、
”ずぼらガーデニング”を
スタートして数年後。

今では若芽のうちから、
セリを認識できますが、

最初は大きく成長してからでないと、
セリがわからず、
結果として美味しくない、ことに…。

お料理の基本は失敗しながら覚える。

野草料理も同じ。
知っている、だけで、
サバイバル術が必要な時に、
使える人は、ごく一部。

日常に無理なく、
野草料理を取り入れられたら、
それが当たり前になって、
結果的にサバイバイルに役に立ちます。

美味しかったから作ってみました

講座終了後、
早速、野草料理をするチャンスが…!

急きょ料理を作らねばならず、
でも食材が不足している…。

あ、庭にカラスノエンドウがあるんだった。

早速ワークショップで教えてもらった、
チヂミを作ってみることに。

試しに卵をいれてみましたが、
粉と塩だけの方が美味しかったことを発見。

次回は粉と野草だけで作ってみます。

アトピッコハウスは定期的にイベントを開催しています

次回は4/21(日)ワイン祭りです!