アトピッコハウス ブログ
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ガーデニングの正解って何だろう。ずぼらガーデニングで呪いから解放される!?

2022/05/24
2022/05/26

ガーデニングにはやることがいっぱい…

そんなイメージありませんか?
毎日のように作業があって、
少しでも手を抜けば植物が枯れる。

趣味なのに、その緊張感って
必要でしょうか。

実はガーデニングの本場イギリスでも、
ガーデニング疲れが社会問題になり、
Lazy Garder(ずぼらガーデナー)がトレンドになっているそうです。

ガーデナーを縛る「しなくちゃ」の呪い。

それ、本当に是が非でもやらなきゃいけないことですか?

ずぼらガーデニング講座、開催しました~。

暮らしの心地いいをみつけよう!
アトピッコハウス(株) ごとうひろ美です。

ずっと続けているガーデニング講座。
年4回開催していましたが、
あまりの暑さのため、
春と秋だけの年2回、開催しています。

開催1週間前は、
雨を心配していましたが、

当日は25℃を超える夏日!?

人間の想定を
自然は遥かに超えてきますね~。

ずぼらガーデニング講座は実践重視

JRの遅延の影響を受け、
三々五々の集まりとなりましたが、

スタートの30分は自己紹介と、
ずぼらガーデニングの基本を
講師の佐々木さんが解説。

そして庭に出て、
実物を目の前にしながらの解説が始まります。

ずぼらガーデニングの基本は選択的除草。
選んで、除去していきますが、
何を、どう選んだらいいのか、
講義だけでは、ピンときません。

この庭にある植物の解説と、

その植物が美しく見えるために、
妨げになっている雑草を見極めていきます。

講師の佐々木さんから、
本日選択する雑草の指示があり、
まずは15分ほど、
集中的に除草していきます。

15分後、庭がどんな風に変化したのか、
確認してみます。

たった15分ですが、
埋もれていたクリスマスローズや、
チョウジソウが、目立ってきます。

納得したら、
除草する草を増やしてワークを続けます。

今回の除草ターゲットは
カモジグサ、ヤブクサなどの垂れ下がる子たち。

通行や活かしたい植物の
妨げになっている子たちを除去します。

放置すると背が高く丈夫になってしまうカラムシと、
アズマネザサ。

どちらもしっかりと根を張ってくれるので、
根は残します。土地に根がはりめがされることで、
砂埃が舞い難くなり、
水害対策にも繋がります。

40分ほどの作業で、
除草した野草が
ふた山、こんもりしたところで全体を見回します。

かなりスッキリしたことを、
確認してもらいました。

スタート15分、続いて40分。

全体で約1時間。
1か月に1時間程度の時間で、
いい感じの庭にすることができるのです。


宮内庁のお手入れもずぼらガーデニング

ずぼらガーデニングという名称を前面に出したのは今回から。

以前から説明で使っていたものの、
さすがに「ずぼら」前面はどうなのよ!?

ということで躊躇していましたが、
思い切って今回から名称に使ったところ、
皆さんの反応が良かった(笑)

そんなに、ずぼらになりたいのか!

と講師の方とも
笑っていたのですが、

きっと楽にガーデニングを楽しみたいという希望を
お持ちなのですね。
新たな、発見でした。

実は皇居でも
ずぼらガーデニングを実践しています。

皇居や赤坂御所は、
都心で一番緑の多い場所。

あれだけの敷地面積ですから、
お手入れは楽ではありませんが、
集中して雑草を無くす場所と、
雑草を活かす部分を分けて、
上手にずぼらガーデニングを実践しています。

例えばタンポポ。

タンポポを残すことで、
土埃を最小限にすることができます。

コンクリートを敷き詰めて雑草ゼロを目指すのではなく、
自然の力を上手に活用する。
まさに、ずぼらガーデニングの基本。

逆に、特定の花で埋め尽くしたい一角は

土ごと掘り返し、
タンンポポも有機肥料として有効活用します。
早急に花畑にしたい場合は、

力技を駆使することもあるようですが、
雑草も含め植物を活かすことが基本なのです。

午後は散策会、近所を「みちくさ」してみました。

講師の佐々木さんは、
野草の本も出しているほどのスペシャリスト。

アトピッコハウスの敷地内を飛び出して、
近隣の散策をしながら、
野草を中心に解説をしてもらいました。

まず最初はホタルブクロ。

アトピッコハウスの庭にも、
どこからか種が飛んできて、
花を咲かせてくれています。

自分で植えなくても、
花を咲かせてくれる。

雑草を活用しないなんて、勿体ない!

散策会は1時間ほど。
もうちょっと長くても良かったかも~。
次回、考えますね。

ガーデニングは趣味なんだから、もっと気楽に~。

ガーデニングはやることが多くて、
ルールもいっぱい。


枯れさせたら可哀そうだし、
雑草がはびこっていたら
ご近所さんの手前、恥ずかしい…。

でも趣味なのだから、
そんなに緊張して取り組まなくても、

もっとリラックスしてお庭と付き合えたら。
そんな考え方が
ずぼらガーデニングです。

ずぼらガーデニングの肝は発想の転換

ガーデニングの本場・イギリスでも、
ガーデニング疲れが社会問題になり、

Lazy Gardener(ずぼらガーデナー)がトレンドとなっているそうです。

ガーデナーを縛る「しなくちゃ」の呪い。
花いっぱいの花壇づくりや、
細かく肥料を使い分けたり、
ずぼらガーデニングには必要ないのです。

でも、例えば憧れる方の多いバラ。
野ばらと違い品種改良されたバラの多くは、
日本の気候風土に合いません。

だから、たくさん面倒をみてあげる必要があります。
ずぼらで楽しむガーデニングを楽しむためのテクニックを、
ポイントを絞ってご紹介しましょう!

ずぼらでもいい感じの庭にするテクニック3つ

ポイント(1)1年草を植えない

植え替えや水やり、肥料が必要になる一年草を卒業しましょう!
人気のビオラやパンジー、マリーゴールド、ケイトウ、コスモス、サルビアなどなど、
私たちと馴染み深い品種が並びます。

一年草でも、
こぼれ種で楽しむことができますが、
植え替えた時のような勢いは、なくなっていくケースがほとんとです。

ポイント(2)多年草(宿根草)で植えっぱなし

多年草(宿根草)が根付いて株が大きくなれば、
水やりはもとより隙間に生える雑草の心配がなくなります。

株が大きくなれば…、
そう庭づくりは数年単位で考えることもコツの1つです。

ポイント(3)雑草の根絶は目指さない

背が高すぎる、他の植物を圧迫する「雑草」だけ選択的に除去しましょう。
除去の方法は抜くのではなく、刈り取る(カット)する。
雑草を抜けば抜くほど、

抜いたあとに、さらに強靱な雑草が登場します(苦笑)
背の低い雑草はグランドカバーとして活用します。

この3つのポイントを守っていただければ、
月1回1時間程度、
はみ出しているところや、
汚いところだけ取り除くお手入れで整います。

日本で雑草の根絶は難しい

雨量が多く、
太陽がサンサンの日の国Japan。

この国で雑草を根絶させることは、
大きな労力が必要です。
雑草といえども、
よく見れば可愛らしい花が咲いてくれます。

水やりも、肥料も不要。
植え替えも、種をまく必要もありません。

どこでも見かけて、
抜いても抜いても生えてくる強靱な生命力を持つ植物なら、
逆に利用しちゃいましょう!

雑草は忌み嫌うものから、
上手に活用する植物へ。

これが発想転換です。

イギリスではドクダミが憧れの花

日本で嫌われるドクダミですが、
イギリスでは憧れの花で、
苗が1000円ぐらいで売られているのだとか…。

日本人みんな、大金持ちになれます(笑)

乾燥を嫌うドクダミは、
イギリスでは、なかなか育たないようです。

それでも人は、
ちょっと珍しい植物に憧れます。
日本にも可愛らしい野ばらがありますが、
イングリッシュローズに憧れるのと同じです。

抜いて抜いても生えてくる雑草は、
その場所が好きなんです。

好きな場所にいさせてあげられる気持ちの余裕

それがずぼらガーデニングの、
最大のコツかもしれませんね。

次回は2022年11月3日(木祝)に開催予定。

気になる方は、
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