アトピッコハウス ブログ

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向こう3軒両隣り

  • 20
  • 6月
  • 2006

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看護の末 老婆殺害した54歳 ~ 記者の目

今年1月、東京都多摩市の自宅マンションで事件は起きた。男性は母を殺害後、自ら110番通報した。警視庁の調べに対し、「寝たきりの母のぜんそくがひどくい、見るに見かねた」と容疑を認めた。事件後、弁護士には「誰にも迷惑をかけたくなくて相談しなかった」と打ち明けている。

なぜ、男性は母を殺したのか。「苦しむ様子をみかねた」という動機だけでは納得できず、5月上旬、男性が暮らしたマンションを訪ねた。1階に並ぶ郵便受けに、名前を書いている人はほとんどいない。母子の部屋があったフロアはほとんどの人が不在だった。在室した人は「事件を知らない」「何も言えない」とインターホーン越しに繰り返す。ドアを開けてくれる人はいなかった。鉄のドアが並ぶ廊下は不思議なほど静かで、他人を寄せ付けない空気が漂っていた。

行きつけのそば屋の店主が教えてくれた。「春になると花見に行っていたよ」と教えてくれた。病弱な母を連れて男性は花を見に行くことが多かったという。

事件3日前から母親はぜんそくの発作がひどくなった。2人きりの自室で、母親は目が釣りあがり、必死に苦しみに耐えていた。預貯金はあったといい、経済的に追い込まれたわけではない。自ら築いた壁の中で、男性は優しさゆえの弱さによって、母を苦痛から解放するために絞殺という手段を選択したのだと思う。

多摩ニュータウンという戦後の復興を象徴するような巨大団地で、病弱な老母とひっそりと暮らす男性の日常をたどってみると、まちに流れる風の感触やにおい、木々のこずえのこすれる音などが、私の五感を揺さぶった。「介護に疲れた男性の凶行」などというくくり方では表せない現実がそこにあった。<毎日新聞 2006年6月15日 朝刊>

スタッフの<ち>の自宅近くには、ほぼ毎晩「助けて~」という声が響くという。初めて聞いた時は、びっくりして、夫婦二人で外に飛び出した。不信に思ったものの、何のも変化もないので、そのまま自宅に戻ったという。

その後、その叫び声は続いているが、近所の人の大きく反応していないことがわかり、どうも日常茶飯事の一つになっているらしい。

という話の後、小学生ぐらいの出来事を話してくれた。

父親不在の夜、家族でドラマをみていた時、ふと他人の視線を感じ、外をみたら、網戸越しに知らないおじさんが、部屋の中を見るように立っていた。さすがに驚いて、ギャーっという悲鳴をあげたら、おじさんはスタスタとどこかに消え、隣のおばさんがびっくりして飛び込んできたという。

隣の人が飛び込んできてくれる時代だったんだ、ということに懐かしさを覚え、そういう時代を過ごすことができた世代であることを良かったと思う。

さて、おじさんはどうなったかというと、

きっとTVが観たかったんだね

ということで一件落着。警察に通報することもなく、隣のおばさんも何事もなかったことに安心して帰っていったという。

なんとも、ほのぼのとした風景が映像として蘇る。
隣近所の付き合いは、確かに面倒な部分もあったのだろうけれど、お祭りだ、町内会の運動会だ、と子どもは結構楽しかった。

今、同じようなことを強要されると辛いことは確かだが、もしも、そういう付き合いがあったのなら、悲しい結末にはならなかったかもしれない。

でも、自分がその立場になった時、助けを求められるか。周りはみんな忙しい。それぞれの生活で精一杯な部分も見受けられる。迷惑をかけるのなら‥、という考えが全くよぎらない人はいない。

だから、本当は周りにいる者がSOSをキャッチしてあげたほうがいいんだと思う。

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