アトピッコハウス ブログ
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DIY

プロ仕様の塗り壁をDIYできるのか

2020/01/31
2021/04/16

DIYが身近な存在になっています。

テレビではタレントさんがDIYによる家づくりをし、
とても素人が作ったとは思えない家を完成させていますし、
インターネットを検索すればDIYに関する項目がたくさん表示されます。

アトピッコハウスでもDIY作業をされたい方からの
お問い合わせはたくさんいただきます。

ただ、アトピッコハウスの商品は「プロ仕様」なので
DIYには難しい商品ですよ。とお伝えをさせていただいています。

プロ仕様の材料とはどんなものなのでしょうか。
また、それをDIYするのは可能なのでしょうか。

DIYは手軽で楽しくあるべき

DIYは何が大変?
自然素材の内装材専門メーカー、アトピッコハウスの内藤です。

DIYというと手軽とか簡単というイメージをお持ちの方も
いらっしゃるのではないでしょうか。

DIYをするなら、簡単であるべきだと思います。

ホームセンターなどに行けば、練り置きされている
塗り壁材が販売されています。

蓋を開ければそのまま塗れる。
ローラーで塗れるから技術もいらない。

DIYはこの気楽さがいいのだと思います。

DIYは簡単であるべき

そういった商品は誰でも塗りやすいように、
人工的なのりや固まるのが遅くなる材料などが加えられているので
実際作業がしやすいです。

プロ仕様は素人には扱いが面倒くさい

ではプロ仕様とはどのようなものなのでしょうか。

アトピッコハウス商品がそうですが、まず塗り壁材は
粉で届きます。

その粉に水を混ぜて攪拌して材料を作るのですが、
混ぜるのは手ではできませんので左官材用の撹拌機を
用意する必要があります。

材料と機材を集めるだけなのでそう難しくはなさそうですが、
左官材と呼ばれる自然素材の塗り壁材は天候、温度、湿度に
左右されるためその日の気候に合わせて材料づくりをするところが
非常に難しいのです。

左官材は職人さんの勘と経験が必要

これは職人さんの勘と経験で成るものですので
素人判断は難しいのです。

また、左官材はコテで施工するものです。
仕上げの厚みは1㎜~2㎜となります。

その厚みを均等に仕上げていきます。

厚すぎれば割れてしまうし、薄すぎればボードの継ぎ目などが
浮き出てきてしまいます。

このあたりの技術も難しいのが左官材です。

左官材を扱うのは左官職人さんとなりますが、
左官職人さんといえば修業が厳しいことでも有名です。
一人前になるのに10年はかかるという世界です。
左官材は左官職人さんに
それだけ左官材の扱いは難しいということなのです。

楽しむ目的のDIYは大歓迎

仕上がりなんて気にしない、思い出に、達成感のために
DIYをしたいという方にはぜひ楽しんで挑戦してみていただきたいと思います。

デコボコになっちゃったら手形を付けてごまかして、
思った色にならなかったけど楽しかったからいい!

自分の家を作ったということできっと愛着もわくことでしょう。

そんなDIYならいいと思うのです。

お金を抑えるためのDIYは余計に高くつく?

まれに、予算がないからDIYで施工を考えているという方が
いらっしゃいますが、果たしてDIYでは金額を抑えられるのでしょうか。

職人さんに支払う日当はありませんが、
ちょこちょこと機材や材料器具などをそろえる必要があります。
DIYは簡単?難しい?

塗り壁はパテ処理、下地処理、仕上げと最低でも3日間必要になります。
それだけの時間と労力を使ってそれなりの仕上げになるなら
プロに頼んで長く使える美しい壁を手に入れたほうがいいと思うのです。

いかがでしたか

左官材のDIYは、道具をそろえたりするだけではなく
天候や温度などに左右されるところから繊細な対応が
必要ということですね。

DIYしやすい材料もありますのでそういったものでチャレンジするのも
いいのかもしれませんね。

アトピッコハウスの商品はプロが使うことを前提としていますので
施工の解説や説明は行っていません。

仕上がりはご愛敬、楽しんでやりたいという方は
自己判断でトライなさってみてください。

もし、美しく仕上げたいとお考えであれば、プロの方に
工事を依頼なさってくださいね。

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アトピッコハウスは、無垢・珪藻土・漆喰・クロス・畳など
オリジナルの自然素材内装材を、製造販売する会社です。

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