部屋を防音室にしたい!知っておきたい事や対策方法は?
楽器を習いたいけど、家では練習できる場所がない。家のテレビで映画を見てもボリュームを上げられないし、迫力がなくて楽しめない、思いっきりカラオケの練習をしたい。さらに、近年ではテレワークやゲーム動画配信など、自宅で仕事や活動する方も増えてきています。
音の問題は多々ありますが、防音室があれば生活をしていく上で楽しめること、ストレスのない日常を送りやすくなるのではないでしょうか。
今回は部屋を防音室にしたい方に知って頂きたい事や防音リフォーム方法についてご紹介します。
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目次
そもそも防音室とは?どんなことで利用するの?
自然素材の内装材専門メーカー、アトピッコハウスの内藤です。
そもそも防音室とはどんな部屋なのかご存知でしょうか?防音室とは室内の音が漏れないようにしたり、外からの音が室内に入ってこないように、床や壁などを防音性能の高い素材で施工した部屋のことを言います。
一般的に防音室は家の中に防音仕様の部屋を設置することが多いです。
主な防音室の用途としては以下が挙げられます。
・音楽を聴いたり映画を観たりするオーディオルームやシアタールームとして
・ピアノやドラム、ギターなど楽器演奏の練習をする
・カラオケなど歌の練習をする
・動画配信をする
・子供の遊び場として使う
・静かな場所でゆっくり読書や勉強をする
・リモート会議などに仕事場として使う
などがあります。
防音室は楽器演奏のために使用するイメージがあると思いますが、様々な用途で使用する方が増えているのです。
防音室を設置するメリットとは?
防音室には様々な用途があることはお分かり頂いたかと思いますが、防音室を設置するメリットとはなんなのか?主なものとして以下のメリットが挙げられます。
- 騒音トラブルを防ぐ事ができる
- 時間帯を気にせず仕事や趣味を楽しめる
- 外部からの音も気にならない
一つ目のメリットは、騒音トラブルを防ぐ事ができるという事です。近隣住人とのトラブルの原因として上位になるのが「騒音」です。その為、防音室を設置する事で部屋の中の音漏れを防ぐ事ができます。マンションなどの集合住宅はもちろん、都市部では家同士が密集している地域も多いため騒音トラブルにならない為にも防音室の設置は有効といえるでしょう。
二つ目のメリットは、昼夜時間を気にせず仕事や趣味を楽しめる事です。近年リモートで仕事をされる方も多くなったかと思います。話声は自分が思っている以上に大きくなっていることも。その為、声のボリュームを気にすることなく仕事に打ち込めることができます。そして音楽や映画を楽しみたい方も防音室であれば音量を気にせず楽しむ事ができます。
最近ではゲームなどの実況動画を生配信している方も増えており、防音室があれば夜間でも近所迷惑にならずに配信する事も可能です。
三つ目のメリットは、外部からの音も気にせず静かな空間で趣味や勉強に没頭できることです。音の問題は自宅の部屋の中だけではなく、部屋の外や近隣の住宅から聞こえてくる音への対策も大切です。家の近くに大きな道路や踏切がある場合、どの時間帯も騒音が聞こえてきます。
そのため外部からの音を遮断し集中して趣味を楽しんだり勉強などをしたい場合にも防音室の設置は大きなメリットと言えるでしょう。
部屋を防音室にしたい際に知っておきたい言葉とは?
では「部屋を防音室にしたい!」と思っていても一体何からやればいいのか迷いますよね。効果のある防音室にするにはまず『音』に関する知識を深めていくことが大切です。
インターネットで色々調べると、吸音、遮音、防音など色々な言葉が出てくと思いますが、違いってよく分からないと思います。まずはそれぞれの言葉の意味について詳しく解説してみたいと思います。
防音とは
そもそも防音とは、その名の通り「音を防ぐ」事を意味しますが、「防音」という言葉自体は「対策方法」を表す言葉ではありません。そのため防音とは、吸音や遮音などの性能をもつ素材を使用し、内部の音を外部に漏らさないようにしたり、外部の音が内部に入らないようにすることです。
そのため、「防音」はこのあと説明する「遮音」や「吸音」などの方法を含む「音への対策の総称」ということになります。
吸音とは
吸音は、音を吸収して反射を減らすことを指します。音が部屋の中で反響するのを防ぎ、音のこもりやエコーを抑える効果があります。
この性能を持つ防音材を吸音材と言います。吸音材は無数の穴が開いた「多孔質」な素材で作られており、主にウレタンスポンジやグラスウール、フェルトなどがあります。この多孔質性の中に音が当たるとその中の空気が振動する際に摩擦が起き、音のエネルギーが熱エネルギーに変換する事で吸音効果が生まれます。
吸音材にはパネル状やシート状、ボード状など様々な種類があり、設置場所や用途によって使い分ける事が大切です。吸音材としては、スポンジ、カーペット、カーテンなどが一般的に使用されます。
注意点として、吸音性が高すぎると部屋の中の反響音が減ってしまうため、物足りなさを感じてしまうこともあります。吸音材を使用する際は設置場所や量をしっかり確認する事が大切です。
遮音とは
遮音は、音がある場所から別の場所へ伝わるのを防ぐことを指します。外部からの騒音を防ぐ、または内部の音が外部に漏れるのを防ぐ効果があります。この性能を持つ防音材を遮音材と言い、遮音材を設置する事で空気中に伝わる音を遮ります。遮音には、石膏ボード、コンクリート、遮音マットなどの重くて密度の高い材料が有効です。
注意点として、遮音性が高すぎると音漏れ防止の効果が高くなりますが、音が部屋の中に反響しやすくなり、結果として音が聞き取りにくくなってしまうというリスクもあります。その為、先ほど解説した吸音材と組み合わせて使用することで反響が軽減され防音に繋がります。
防振とは
防振は、防振ゴム、振動吸収マット、ばねなどのクッション性や柔軟性がある防振装置を使って振動を抑えることで音の発生や伝達を防ぐことを指します。ピアノなど、音源自体が振動している場合や、洗濯機などの家電による振動が建物などを通じて近隣に音を伝える場合の対策として使われます。
マンションなどでは二重床や置床と呼ばれる防振ゴムのついた支柱材として使用されています。そして防振材は単体で使用するというよりは、遮音材などと組み合わせて使用する防音対策をする防音材です。
制振とは
制振は音の原因となるそのものの自体に特殊な素材を貼り、発生した振動を熱エネルギーに変える事で、床や壁に伝わる音を軽減させる事を指します。
制振材はアスファルトなどの硬い素材とゴムのような柔らかい素材が組み合わさって出来ており、衝撃が加えられると制振材の表面で摩擦がおき、その摩擦が熱エネルギーに変換され防音効果を発揮します。家の中だと冷蔵庫や洗濯機などの家電の鉄板部分に貼り付けてあり、振動を抑える効果があります。
このように、吸音、遮音など様々な性能を持つ防音材があり、使用目的によってそれぞれの特徴を生かしながら防音対策をしていくといいですね。
アトピッコハウスの床遮音材「わんぱく応援マット」は遮音性能の高い防音材でマンションなどでの足音対策に最適な防音マットです。
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部屋を防音室にする際の防音リフォームの方法は?
部屋を防音室にする方法としてはどのような事が一般的なのでしょうか。代表的な防音リフォーム方法をご紹介します。
部屋を防音室にするリフォーム方法1:窓を二重窓にする
まず一つ目の防音リフォーム方法は、窓を二重窓にする事です。二重窓は、既存窓の部屋の内側または外側にもう一枚窓を設置することで、防音リフォームにおいて非常に効果的な方法です。内外からの音の伝達を大幅に抑えることができます。
二重窓は、現在使用している窓の内側または外側に窓を追加し、二重窓の間に空気層を作る事で音の伝わりを抑える効果を持ちます。特に子供やペットの声や楽器音など空気に振動して伝わる音の防音効果が高いです。
部屋を防音室にするリフォーム方法2:防音ドアを設置する
防音ドアとはその名の通り、音を遮断するためのドアです。防音ドアは通常のドアと異なり、以下のような特徴を持っています。
厚みがある: 防音ドアは通常のドアよりも厚みがあり、音の伝わりを防ぐための多層構造となっている。
密閉性が高い: ドアの周囲にゴムパッキンやシーリング材が施されており、隙間からの音漏れを防ぐ。
重量がある: 防音効果を高めるために重くて密度の高い材料が使用されている。
密閉性の高い防音ドアの設置は、防音リフォームにおいて高い効果を期待できます。
防音ドアにはスチール製防音ドアや木製防音ドアなどがあり、防音性が高いのは重量がしっかりあるスチール製防音ドアです。木製防音ドアは見た目もよくデザイン性に優れていますが、防音性はスチール製防音ドアより劣ります。
部屋を防音室にするリフォーム方法3:床に遮音マットを敷く
床の防音対策は、上下階間の音の伝わりを防ぐために非常に重要です。特にマンションや集合住宅では、足音や物音が下の階に響くことが問題になるため、お子さんがいるご家庭などではトラブルにならないためにも床への効果的な防音対策が必要です。
床の防音対策には自分でできる防音カーペットやラグ、遮音シートや吸音材の使用の他、防振支脚、防音マットの設置、二重床構造へのリフォームなど、工事が必要な対策があります。
床の防音対策は防音室の作成にも必須事項ですが、足音などの生活音の対策にもなるため比較的採用されやすいリフォームになります。
アトピッコハウスの「わんぱく応援マット」は適度な重さもあり厚さ11㎜で遮音性能の高い防音マットです。
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部屋を防音室にする費用はどのくらいかかるの?
防音室の費用は、遮音性能や部屋のサイズ、使用する素材によって大きく異なります。
一般的な家庭用で、ストレスなく日常生活を送りたいという場合や、ピアノやアコースティックギターなどの楽器を弾きたい場合で数十万円程度。
より高い遮音性能を持ち、ドラムやエレキギターの演奏にも対応可能な防音室を作りたい場合で数十万円から百万円程度。
プロ仕様の音響環境を求める場合や、スタジオレベルの遮音性能が必要な場合には百万円以上の費用が発生すると考えましょう。
そして防音室を設置する場合は、費用はもちろん防音したい音や利用目的に合わせて防音室の広さや使用する素材を選んでいくことが大切です。
周波数と遮音等級
防音において、周波数帯と遮音等級を理解することで、どの防音室が目的に最適かを判断しやすくなります。では周波数帯と遮音等級を詳しく解説します。
周波数帯とは
周波数帯は音の高さを示す指標で、ヘルツ(Hz)で表されます。音は周波数が高いほど高い音となり、周波数が低いほど低い音になります。
音の周波数は以下のように分類できます。
低周波数帯: 20Hz〜250Hz
例: ドラム、ベースギター、低音域の楽器
中周波数帯: 250Hz〜2000Hz
例: ピアノ、ギター、ボーカル
高周波数帯: 2000Hz〜20000Hz
例: フルート、バイオリン、高音域の楽器
低周波数の音は長い波長を持ち、壁や障壁を通過しやすいため、遮音が難しい傾向にあります。一方、高周波数の音は波長が短く、比較的遮音が容易です。
個人差はありますが、人の耳に聴こえる範囲は20Hz~20,000Hzと言われており、主に騒音になり得る目安は31,5Hz~8,000Hzだとされています。そして最もうるさい!と感じるのは2,000Hz~4,000Hzの高音域です。
遮音等級(D-)とは
遮音等級(D-)は、空気伝播音の振動による音の伝わりを示す遮音等級で、特定の周波数帯でどれくらいの音をカットできるかを示す指標です。
空気伝播音とは話し声やテレビやステレオの音、楽器の音色などがあり、音の発生源から出された音が空気中を振動させて伝わって聞こえる音のことです。「空気伝播音」の特徴としては、音を発しているものから距離が遠くなればなるほど、聞こえる音は小さくなります。
床衝撃音の遮音等級L値については当社ブログでも何度かご紹介していますが、Lの後ろに着く数字が小さければ小さいほど遮音性能が高いということになります。
遮音性能D値は空気音の振動による音の伝わり方でDの後に着く数字が大きいほど、より高い遮音性能を持つことを示しますが、周波数帯によってその性能が異なります。
遮音等級と周波数帯の関係
遮音等級は、特定の周波数帯における音のカット性能を表します。以下のような具体例を見てみましょう
D-45の防音室の場合
2000Hzの音: 55dBカット
125Hzの音: 30dBカット
このように、同じ遮音等級でも周波数帯によってカットできるデシベル数が異なります。高周波数帯の音はより効果的に遮音できるのに対し、低周波数帯の音は遮音が難しいことがわかります。
周波数帯と遮音等級は、防音室選びにおいて不可欠な要素です。使用する楽器の周波数帯を理解し、それに応じた適切な遮音等級の防音室を選ぶことで、最適な音響環境を実現できます。これにより、演奏や視聴の際に外部からの音の影響を最小限に抑え、快適な音響体験を楽しむことができますね。
アトピッコハウスの床防音材「わんぱく応援マット」は最大遮音等級L45の高い遮音性能を持つため、子供の足音対策などマンション床防音対策に最適です。
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部屋で楽器演奏をしたい!防音室を作る際のポイントとは?
部屋で楽器演奏をしたいという場合、ピアノやドラムなど演奏する楽器により周波数帯が変わるため、目的によって防音対策方法が変わってきます。
ピアノ: 広範な周波数帯をカバーするため、高い遮音性能が必要です。
ギター: 一般的に中高周波数帯が多いですが、エレキギターはアンプを使うため、低周波音も考慮する必要があります。
ドラム: 低周波数帯が多く、高い遮音等級が求められます。
また、シアタールームを作りたい場合、映画の音響は広範な周波数帯にわたるため、全体的にバランスの取れた遮音性能が必要ですし、オーディオルームで音楽の再生を楽しむ場合、音質の純度を保つための吸音と遮音のバランスが重要です。
賃貸でも部屋を防音室にしたい!組み立て式の防音室
部屋を防音室にしたいと思っても新築であればまだしも、マンションや賃貸など原状回復が求められる場合、そうそう簡単にリフォームなどの防音対策をすることができません。
そこで便利なのが、組み立て式防音室。DIYでの設置が可能な製品が多く、専門業者に依頼せずに自分で組み立てることができ壁や床を傷つけずに設置できるよう設計されています。
使用目的や部屋の大きさに合わせて、さまざまなサイズや形状の防音室を選ぶことができ、部屋を防音室にしたいけど手軽にdiy設置したいという方にもおすすめです。
1畳ほどの簡易型防音室であれば10万円ほどで対策することができます。簡易型防音室でマンションや賃貸でも思い切り音楽や映画を楽しむほか、仕事をするにも集中が出来そうですよね。
更に、置き型のユニットタイプの防音室もあります。ユニットタイプとは、もともと工場で成形されたボックス状の防音室を、部屋の中にそのまま置くものになります。こちらも用途によって様々なサイズがあり、設置も数時間でできることからコストも抑えることができます。
防音室を設置する際のデメリットとは?
防音室を作るにはそれなりの金額が発生します。新築で設置するにしても、後付けするにしても防音室は特殊な仕様であるため、コストも掛かってしまいます。
また、設置型でもリフォーム工事でも元々の部屋よりは狭くなります。また設置型の場合重量があるため、鉄筋コンクリート造であれば施工はできますが、木造など重さに耐えられない場所には設置ができない場合もあります。
そして、防音室は密閉性が高いことで、換気が不十分になりやすい、温度が上がりやすいなどのデメリットもあり、換気機能やエアコンなどの設備が必要になりその分費用も多く掛かってしまいます。マンションだと新たに壁にエアコンのスリーブ穴を開けることが難しいこともあるため、マンションで防音室を設置したいと思っている際は確認が必要です。
自分でできる部屋を防音室にする方法
部屋を防音室にする方法1:大き目のラグやカーペットを敷く
賃貸物件でも自分で簡単にできる防音対策として、ラグやカーペットを活用する方法があります。ラグやカーペットは空気を含むため音の反射を減少させ、特に階下への音漏れ対策に有効です。
特に毛足の長いものや厚手のラグやカーペットは音を吸収しやすく、音の反射を抑える効果が高くなります。
更に重ねて設置したり吸音材や遮音材などと併用することでより防音効果が高くなります。
ホームセンターなどで購入できるジョイントマットやコルクマットなども有効ですが、商品によっては厚みが薄いものもあるので注意が必要です。
わんぱく応援マットを既存の床の上に設置し、ラグなどで覆う防音方法を取られている方多いので、お部屋の雰囲気も好みのものにでき、防音対策もできます。
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部屋を防音室にする方法2:隙間、目地をふさぐ
ドアの下は空気を通すための隙間が空いており、そこから音漏れが発生してしまいます。そこで、簡単な事ですが、100均などに売っている隙間風を防止するようなシール付きのシートなどで、ドアの下の隙間や目地などをふさぐことでも防音効果は期待できます。シールを買わなくてもタオルなどで隙間をふさいだり、目地にマスキングテープを置くだけでも音の伝わりは変わります。
部屋を防音室にする方法3:カーテンを変えたり、壁に吸音材を貼る
話し声や生活音、外からの騒音を軽減させたいという場合は市販の吸音シートを壁に貼ったり、窓に遮音シートを貼る、カーテンを厚手の物に変えるなどの対策をすることで音の伝わりは軽減されます。カーテンの種類によっては遮光性や遮熱効果がある商品も多いため、防音効果もあり暑さ対策にも最適です。
部屋を防音室にする方法4:家具の配置を変える
何も購入しなくても、防音対策したい側の壁に大きな家具を置くことでも音の伝わり方が軽減します。タンスや本棚を置くことで、中に入っている洋服や本などが吸音効果を発揮してくれるので、部屋の模様替えをする際は意識してみてください。
まとめ
今回の記事では部屋を防音室にしたい際に知って欲しい音への知識やリフォーム方法、自分でもできる防音対策方法などについて解説しました。
防音室を作るとなると大がかりな工事が必要だと思いがちですが、賃貸にお住まいでもコストを抑えながら防音室を作ることは可能です。さらに、生活音を軽減したい、ストレスのない生活を送りたいということであればカーペットやラグや吸音材、防音材を併用しながら手軽に防音対策ができます。
楽器の演奏や大音量で映画、音楽を楽しみたいという方にはそれなりの対策が必要となりますが、設置型の防音室もあります。
防音室が一つあると周りを気にせず趣味を楽しめるだけでなく仕事や勉強も頑張れそうですね。
自分の防ぎたい音は何なのか?その種類によって防音リフォーム方法は異なります。そして、本格的な防音対策、床のリフォームなどの場合は、管理組合の許可もとって、工事にあたる必要があります。
そして覚えておいて欲しいこととして、防音室というのは「全く音が漏れない部屋」ということではなく、「音漏れを軽減するために様々な施工がしてある部屋」ということです。そのため、より効果の高い防音室を作るには、床・壁・ドア・天井・窓それぞれにしっかりとした防音対策や工事が必要になります。
防音室を設置するメリットやデメリットも理解した上で、防音室を設置するのか、自分でできる防音対策をするのか、または専門業者にリフォームを頼むのか決めていくのが大切になります。
是非しっかりとした防音対策で、趣味を楽しめて、日々の生活をストレスなく快適に過ごせるお部屋作りをしていきましょう。
アトピッコハウスの床遮音材「わんぱく応援マット」は、リフォームすることを前提とした床遮音材ですが、DIYで設置される方もいらっしゃり費用も抑える事ができます。
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よくあるご質問
床の防音対策に効果的な商品はなんですか?
床の防音対策には「わんぱく応援マット」が効果的です。リフォームで床下に敷き込むだけでなく、フワフワしないので既存の床の上にわんぱく応援マットを敷いてラグやカーペットと併用することで防音対策に効果的です。床上に敷き込むことができるため、賃貸物件にお住まいの方にもおすすめの防音マットで、マンションでの足音や物音対策にご好評いただいています。
部屋の中を防音室にするための効果的な場所や対策方法とは?
部屋を防音室にしたい場合、床、窓、ドア、壁を対策することが効果的です。まずドアや窓には厚みのある防音ドアや二重窓にすることで防音効果が高くなります。壁にも音を吸収する性能のある吸音材を貼ることで防音効果を発揮します。さらに床も音が響きやすいので遮音性能の高い防音材を敷くなどの対策が必要です。わんぱく応援マットは高い防音効果で音の伝わりを遮断するので、床の防音対策に最適な防音マットです。
部屋を防音室を作るメリットとデメリットは?
防音室を作る事での最大のメリットは、周りを気にすることなく映画や音楽の鑑賞、楽器の演奏が心置きなく楽しめるということでしょう。また外部からの音を遮断するため静かな空間で仕事や勉強、読書などでも集中力を高めることができます。さらに、近隣住人との騒音トラブルも未然に防ぐ事ができるでしょう。防音室を作るデメリットをしては、はやり費用が多く掛かる事です。防音効果を高めるためには気密性も重要になり、湿度も高くなりやすいためエアコンの設置などが必要になります。その分費用も掛かってしまいます。そして防音室は今ある部屋の中に設置するのが一般的なため部屋が狭くなってしまうこともデメリットの一つです。
部屋を防音室にする簡単な方法は?
DIYでできる手軽な方法ですがドアや窓の隙間や目地をタオルなどで防ぐことで音の漏れを対策することができます。100均などで売っている目地用のシートを貼れば、音の漏れも防げますし、気密性が上がるので部屋の温度も逃げにくくなります。カーテンをより厚手のものにするのも効果的です。さらに壁には音を吸収する性能を持つ吸音材を設置する事も防音効果があります。
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