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ホルムアルデヒド以外も気にしたい

2005/07/01
2018/05/28

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我が家は、もう蚊取線香が必要になってきました。

私は、蚊取線香ホルダーは、1年に1回買い換えることにしています。何故ならば、蚊取線香から出る「ヤニ」みたいなもので、ベトベトになってしまうからなのです。

初めて「豚蚊取り」を購入した年、あまりのベトベトに、使い方が悪かったのかな?と驚いて、とりあえず、そのまま袋に入れて年越しをしたのですが、1年後に開封してみると、袋がそのベトベトについてしまって、結局使えなくなっていました。

それ以来、蚊取線香ホルダーは、シーズンが終わると捨てることにしています。多分、洗うより環境負荷が少ないと思うのです。

なので、あまり高額商品は使いません。今年はスタッフの<ち>に通販で買ってもらった千円の金魚ホルダーを使っています。

199c3d0f.JPGこれって、カタログで観た時は、なんと可愛い!と即買いしたのですが、今ひとつ、金魚っぽくないのよね。<ち>宅では、金魚ではなく「タコ」と命名され、尾ひれ側に顔を向けて使っているそうですが、確かに、タコ八郎みたいです。

背びれにも、何故か鈴がついていて、金魚に鈴?と作者のセンスを疑いつつ、毎日愛用していおります。

さて、蚊取線香も一般のものは、化学的に作られたもの、ということはご存知ですか?元々、日本では除虫菊の栽培が盛んで、その粉を使って蚊取線香が作られていました。

が、化学で簡単に作れる除虫成分を発見し、また除虫菊栽培が衰退してしまったこともあり、キンチョーが率先して化学的な蚊取線香を開発してくれたそうです。

私が使っている、菊花せんこうは中国で栽培された除虫菊を主成分とした、茶色い蚊取線香です。蚊取線香=緑は、除虫菊をイメージさせる為の作戦のようです。普通に作ると、なんとも言えない、地味ーな色に仕上がります。

菊花せんこうは、その成分があまり強くないようです。蚊がなかなか死なず、フラフラしている、もしくは弱っていた蚊は、床で息も絶え絶えピクピクしています。

蚊を殺すのではなく、向こうに行ってもらう、という程度の「除虫」対策が、なんとも日本の風情にあっているな、と気に入っています。ですが、最近は網戸に虫がつくことを嫌がり、網戸用虫スプレーなるものが売られています。

おいおい、網戸は虫除けグッズじゃん。

そんなに蚊を追い詰めたら、しっぺ返しが来るんじゃない?と思ったりしています。

アースノーマットなど、最近は煙の出ない蚊取線香も人気があるようですが、それを24時間2ヶ月近く使いつづける人がいるとか。

でも、それで具合が悪くなっていることはありませんか?煙やニオイが出ないことで、忘れがちですが、れっきとした化学物質。ニオイのないものは気付かない内に、健康被害をもたらすので注意が必要です。

無臭といえば、建材もホルムアルデヒドの使用量が減り、ニオイが少なくなりました。それは建築基準法のお陰なのですが、ホルムアルデヒド以外の安価で使いやすい、そして毒性が明確でない化学物質が使われていることは必至です。

そして、ホルムアルデヒドだけが悪者であるかのような印象を一般の人に与えてしまった、という側面もあるのです

先日も、電話相談に


「家具の説明書にトルエン少量使用とあるが、ホルムアルデヒドが化学反応で作られるということはないか?」と聞かれました。

ないと、回答はしましたが、うーんと考えて「ホルムアルデヒドだけが気になるのですか?」と確認したところ、元気に「ハイ」‥。

輸入家具とのことだったので、多分値段も張るだろうし、そんな家具使わなくてもいいじゃないの、と言いたかったですが、本人が気に入っているものを無碍に否定することもできないし、難しいところです。

確かに、無垢材なら全てが解決するわけではなく、無垢材からも自然の化学物質は揮発しているし、デザインがシャープでなかったりすることもある。菊花せんこうも万人に合うわけではなく、喘息の人には、キンチョー蚊取と同様煙がダメだったり(虫が嫌がるものは人もダメ、という理屈です)、短時間ならノーマットのほうがマシだったり、と個人差もあり、最終的には自己判断するしかありません。

だから簡単ではないのだけれど、可能な範囲で化学物質は避けたほうがいいと、私は思って、今日も自宅についたらまず、金魚ちゃんの蓋を開けることになりそうです。

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