色ムラの原因は?

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塗り壁選びのコツ:メール講座 全7回
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メーカーが出している施工要領書に従うことです。
色ムラ発生の原因は、下地処理、乾燥等、基本的なことです。

綺麗に仕上げても、色ムラが発生したら、台無しです。

DIYなら「失敗しちゃったぁ~」と大らかに捉えてもいいし、塗り直しを検討してもいいと思います。

ただ、プロに依頼した場合は、綺麗に仕上げてもらわないと、「商品」にはなりませんから、当然お金も支払えないという話になると思います。塗っただけでは、仕事をしたことにならない。これがプロに依頼するメリットと言えばメリットかも知れません。

そして、またプロにとっては、この部分がプレッシャーになる訳です。

腕が確かなプロは、初めて使う「材料」には、慎重になります。施工要領書を取り寄せ、読んで理解できない、納得できないことがあれば、メーカーに問合せをします。そして、施工要領書の手順や、メーカーが指定する手順を守ろうとします。

中途半端なプロに限って、施工要領書を、よく確認せず、自分の経験と勘だけで工事を進めようとして失敗するのです。

ユーザーの方の場合は、施工要領書に書いてあることの意味が読み取れなくて、「正しい手順」で、工事できないということが予測されます。

DIYしたい場合は、多少性能は劣っても、

DIY専用の素材を選定するか、DIYの細かい指導をしてくれるメーカーの製品を購入されることが間違いないと思います。

プロ用の製品は、「性能」は良くても、工事が難しい場合があります。まずは、メーカーが出している施工要領書を読んでみて、「難しい」と感じたら、プロに工事を依頼した方がいいです。

それに、1部屋だけとか、トイレだけといった場合なら別ですが、室内全部をDIYするというのは、至難の業です。

広い面積を塗り壁にする場合は、

迷うことなくプロに工事を依頼し、もしDIY希望なら、プロの方に準備も後片付けもお願いして、一部分だけ塗らせてもらうのが、いいと思います。

DIYすると、家に愛着が湧きます。また、家族の想い出も出来ます。そういう意味では、DIYも悪くないと思いますが、メーカーが指定する施工手順を守らないと、色ムラが発生して、格好悪くなる可能性があります。

では、どういう時に「色ムラ」が発生するかというと、

まず一番は、下地処理が十分ではないという場合です。

新築の場合と、リフォームの場合で手順は変わりますが、平滑な下地を作ったあと、シーラー処理か、下塗りという作業を、ほぼ100%やります。

この「シーラー処理」というのは、下地の「吸水調整」を目的としています。メーカーによっては、「接着性」を良くするために行う場合もありますが、主たる目的は「吸水調整」です。

塗り壁材というのは、大量の水を加えて練っていますので、壁に塗ったとき、下地に水分が奪われてしまいます。すると、場所によって乾燥するスピードが変わったり、「練り水」が不自然に移動したりするのです。その結果、色ムラが発生するのです。

それを防ぐために、「吸水」のスピードを均一にしようとするのです。それがシーラー処理です。下塗りを実施する目的の1つも、この「吸水調整」です。

色ムラが発生する次の原因として多いのが、乾燥不良です。

一般的な塗り壁は、窓を閉め切って工事します。それは、塗っているそばから乾燥されると、工事がやりにくいからです。また、急激に乾燥させると、ひび割れ等の原因にもなるからです。

また逆に、塗り壁によっては、施工中も、施工後も、積極的な乾燥や通風を促す製品もあります。そうした製品は、積極的に乾燥させないと、一度蒸発した水分が、再度塗り壁に吸収され、それが原因で、色ムラを起こしてしまう場合があります。

つまり、塗り壁を綺麗に仕上げようと思うと、
施工要領書を良く読んで、正しく施工することが
求められるのです。

アトピッコハウスの珪藻土塗り壁「はいから小町」は、調湿性能が高いので、施工中はもちろん、施工後も積極的に乾燥させて欲しい塗り壁材です。一般的な塗り壁の施工手順と多少違うので、先入観だけで工事しないで欲しいと思いますね!

最近では、色ムラが発生したとか、施工に失敗したという人は少なくなりましたが、施工要領書を良く読まない人に限って、工事を失敗する傾向があるようです。

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