仕上げパターン付けの可否

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塗り壁選びのコツ:メール講座 全7回
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仕上げパターンが付けられる塗り壁と、
付けられない塗り壁があるのです

塗り壁にしたい人の中には、

仕上げパターンをつけたい人と、平滑な感じに仕上げたい人の2種類があります。

ユーザーの方は、大きな勘違いをされているケースもありますが、仕上げパターンを付けるよりも、平滑な感じに仕上げるほうが、手間暇もかかり、結果、工事費は高くなるのです。

と言っても、どの程度本気で平滑に仕上げるかにもよるので、ペンキを塗ったような平滑な仕上がりを求めているのか、多少のコテ波は残ってもいいのかによって、平滑に仕上げる難易度が変わります。

コテ波とは、コテという塗り壁材を塗る時に使用する
道具が動いた跡のことです

もし、多少のコテ波が残っていい程度の平滑な仕上げで満足される場合は、パターン仕上げをする手間賃と同じ金額で工事してくれると思います。

平滑な仕上がりのことをフラット仕上げともいいますが、プロの方に「フラットでお願いします」と言った場合、どの程度のフラットを希望するかによって、手間暇も手間賃も変わると認識した方が、トラブルを避けられます。

これまでの経験で、ユーザーの方がフラットとか、平滑と表現する場合は、多少のコテ波が残っていても、気にすることは、ほぼ100%ありません。

昔は、フラットとか平滑というと、

コテを何度も何度もこすって、まるで鏡のような状態になるまで、平滑にしました。ここまで来ると、単なる平滑とかフラットではなく、磨き仕上げというものになります。

ただ、最近のユーザーの方で、そこまでのフラットを希望する方は、ほぼいません。また、磨き仕上げにすると、妙な艶も出るので、自然素材らしくないテカテカした感じに仕上がってしまいます。

塗り壁を好まれる方は、テカテカした感じのものではなく、艶のないマットな感じのものを好まれるケースが多いと思います。その意味においても、しつこいほどフラットにしない方がいいのです。

仕上げパターンを付ける場合は、色々な種類のコテやハケや、その他の道具を使いますが、一番ポピュラーなのが、コテを使って、塗りながら、どんどん仕上げパターンをつけていくやり方です。

代表的な仕上げパターンは、次の通りです

コテ波仕上げ

コテ波仕上げ

コテを動かした跡を、そのまま残す仕上げパターンですが、パターンの付け方は、コテの動かし方次第なので、好みを明確に指定すると間違いがありません。

ストーム仕上げ

ストーム仕上げ

こちらも、塗りながら仕上げて行くパターンですので、乾燥が早くパターン付けがし難い塗り壁材などにも使える、仕上げパターンです。

ウネウネとした感じで、コテを動かすので、いい加減に塗っているのではないかと感じますが、こちらも、ある一定の規則性がありますし、施工する人によって、パターンが変わるので、ユーザーの方は、仕上げの際に立ち会って、具体的な指示をした方がいいと思います。

ラフ仕上げ

ラフ仕上げ

ストーム仕上げに似たコテの動かし方をしますが、ストーム仕上げの場合は意図的に、全体的な模様がつくようにするのに対して、ラフ仕上げは、コテが動いた跡は、残りますが、コテが滑った表面の部分は、比較的ツルッとした感じに仕上がります。

仕上げパターンは、とにかく好みなので、ユーザーの方は仕上げ塗りの際、立ち会って、パターンの確認をした方がいいと思います。

ただし、どんな塗り壁材でも、
パターンを付けた仕上げが出来る訳ではありません

厚塗りが出来ない製品は、陰影がハッキリした仕上げパターンは付けられませんし、粘度の高い製品も、エッジが立たないので、せっかくパターンを付けても、アイスクリームが溶けるように滑らかになってしまいます。

また、乾燥が早い製品も、仕上げパターンは付けられません。

塗ったら直ぐ乾いてしまうので、パターン付けも直ぐにしないと、固まってしまうのです。

アトピッコハウスでは、3種類の塗り壁を製造販売していますが、珪藻土塗り壁「はいから小町」と、花の塗り壁「漆喰美人」は、しっかりとしたパターン付けが出来る塗り壁材です。

どんな仕上げパターンでも、お好みで付けることが出来ます。

しかし、カオリンの壁「パーフェクトウォール」は、乾燥が早く、かつエッジが立たないので、ハッキリとした仕上げパターンは付けられない製品です。

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