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トイレ

狭いトイレの壁紙どうやって選ぶ?

2014/05/08
2023/03/30

少し昔まではトイレはトイレで、「実用的な場所」であったように思います。とにかくシンプルで、清潔感があることが大切。

しかし、今では狭いトイレだからこそ、こだわりたいという方が増えています。トイレの壁紙にどのようなものを選んだらいいのかについて考えてみたいと思います。

また、アトピッコハウスでは「すっぴんクロス」というオリジナルの織物クロスがあります。織物のクロスなので水拭き掃除はできませんが丈夫で透湿性などメリットもあります。

織物壁紙「すっぴんクロス」の詳細は、こちら

すっぴんクロス

目次

トイレに合わせやすいクロスは?

トイレ

自然素材の内装材専門メーカー、アトピッコハウスの内藤です。

トイレの壁紙選びでは白や淡いブルーなど、清潔感がありシンプルな壁紙クロスがやはり根強い人気です。ただし、ドアのついている個室スペースであることから、多少遊び心をもった色柄の壁紙にしてみてもいいと感じられる方も増えています。

飲食店などでもフロア空間とトイレの印象が全く違うお店があります。シックな雰囲気の店内に、ポップな色柄の壁紙のお手洗いでインパクトがあって楽しいという演出のお店もありますよね。

お店のようにはいきませんが、個室というところもあり「実用性」に「デザイン性」も追求したつくりのトイレが最近の人気です。

また、トイレでは水や尿などがはねたりするのでお掃除がしやすいことも前提ですよね。一般的に家づくりに使われる壁紙クロスはビニールでできたクロスがほとんどです。ビニールクロスはビニールですので、拭き掃除が簡単にできるのでトイレなど水回りには使いやすい壁紙クロスだといえます。

水回りであるトイレはスペースが狭く、窓がない場合も多いので、カビが発生する可能性もあります。様々な機能を持つ壁紙クロスがありますので、目的別に選んで見てもいいかもしれません。

機能付きクロスにはどんなものがある?

・トイレのニオイが気になるなら消臭・抗菌対応の壁紙クロスがおすすめ

トイレのにおい気になりますよね。消臭剤を置いたり換気してみたり。壁紙クロスには臭いの原因であるアンモニアや硫化水素を吸収・分解し、臭いを抑え消臭効果が期待できるものもあります。

・換気しにくい、湿気が溜まりやすいトイレには防カビ、吸放出する壁紙クロスがおすすめ

吸水性ポリマーを配合し、結露やカビの発生を抑制して湿度をコントロールするクロスもあります。空間が狭く、換気しにくいため湿度が高くなってしまいがちなトイレ空間で活躍しそうです。

その他、防汚、吸放湿、撥水、などの機能も持つクロスがあるので気になる方はそういった壁紙クロスを選んでみてもいいと思います。

アトピッコハウスの「すっぴんクロス」は、本物の布クロスです。調湿性が期待できるほか、高級感があり、しかも丈夫です。腰の高さまでは、板とか、タイルにし、その上と、天井を「すっぴんクロス」にするという方法もあります。

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すっぴんクロス

狭いトイレを広く見せるにはどうしたらいい?

1.壁紙や床材に明るい色を施工する

トイレの壁や床に明るい色のタイルやペンキを使うことで、トイレ全体を明るく、広く見せることができます。

2.鏡を使う

大きな鏡をトイレに設置することで、視覚的な効果を与え、トイレを広く見せることができます。

3.収納を工夫する

トイレは狭いので必要最低限のものだけを置き、棚などの収納をうまく使うことで、スペースを最大限に活用することができます。

4.照明を工夫する

照明を天井に埋め込んだり、照明器具をうまく使うことで、トイレ全体を明るく見せることができます。

狭いトイレを広く見せるためには室内のバランスをイメージしながら照明や棚などもフル活用することで圧迫感を軽減することができるのですね。

狭いトイレを広く見せるためにどんな色味の壁紙を選んだらいいの?

1.ライトカラーの壁紙を選ぶ

明るい色の壁紙は、トイレを明るく広々と見せることができます。白、クリーム、ペールグレー、淡いブルーやグリーンなどの色合いがおすすめです。また、光沢のある素材を選ぶと光を反射し、空間を明るく見せることができます。

2.縦のストライプ柄の壁紙を選ぶ

縦のストライプ柄の壁紙を選ぶと、天井の高さを強調し、トイレを高く見せることができます。

3.シンプルな柄の壁紙を選ぶ

大きな柄や複雑な柄の壁紙は、トイレを狭く見せてしまうことがあるため、シンプルな柄を選ぶことをおすすめします。ドット柄、チェック柄、ストライプ柄、無地などが良いでしょう。

4.テクスチャーのある壁紙を選ぶ

テクスチャーのある壁紙を選ぶと、壁の表情が豊かになり、トイレが広く見える効果があります。石目調、木目調、タイル調などが良いでしょう。

以上のように、トイレを広く見せるためには、ライトカラーの壁紙やシンプルな柄、縦のストライプ柄、テクスチャーのある壁紙などを選ぶことがポイントです。

トイレにアクセントクロスを使ってみる

トイレにはドアの面もあわせて4面の壁があります。最近の傾向では、すべてを同じ壁紙クロスにしないで、奥の一面、または左右の壁のどちらか一面をアクセントクロスにするという方が増えています。

リフォームの施工事例をご紹介します。

トイレ

トイレの奥の一面だけに、ブルーのアクセントクロスを施工しています。清潔感があり、白だけではないので、おしゃれな感じも出ますし、ブルーやグリーンといった寒色系の色合いは空間に奥行きを感じさせるので広く感じることができます。

トイレ

左右の壁と床はシンプルに、正面の壁だけ一面グレーのアクセントクロスを使っています。白だけでは単調になりがちですが、一面にアクセントクロスを入れることで、メリハリのあるおしゃれな空間になっていますね。

トイレ

全体的にシンプルなまとまりですが、壁の片面のみ、柄の入ったアクセントクロスを使っています。シンプルながらもナチュラルで優しい空間に仕上がっています。

最近では便器の色も真っ白だけではなく、様々な色や柄も選べるものが多いようですね。タンクレストイレなど、シャープでおしゃれな便器もたくさん選ぶことができます。便器をメインに、トイレの空間づくりをするという時代になったのかもしれませんね。

トイレの壁には、清潔感があって明るい色合いのアクセントクロスを使用することがおすすめです。例えば、グレーやブルーや淡いグリーン、ピンク色などの明るい色合いがよく似合います。

また、柄については、木目柄やストライプ柄、ドット柄、チェック柄などの繊細で小さな柄がトイレには適しています。これらの柄は、トイレの空間をより明るく広々としたイメージにしてくれます。

一方で、大柄や派手な柄は、トイレの空間を圧迫してしまうことがあるため、使用には注意が必要です。また、トイレの雰囲気に合わせた柄を選ぶことも大切です。例えば、海をイメージした柄や自然をイメージした柄など、トイレのテーマに合った柄を選ぶと良いでしょう。

はっきりとした色柄の壁紙を使いたいということであれば、アクセントクロスとして一面だけに使うようにしましょう。

トイレの壁に濃い色や柄の壁紙クロスを使う場合は天井には明るい壁紙クロスを貼るなど、メリハリをつけることで狭いトイレの雰囲気をおしゃれにまとめることができます。

アクセントクロスはどの面に?分量はどのくらいにしたらベスト?

アクセントクロスは、特にデザインや好みによって異なりますが、一般的には壁の中心に近い場所に配置するのが一般的です。これにより、部屋全体に均等に光が行き渡り、バランスのとれた印象を与えることができます。ただし、家具の配置や天井の高さなど、部屋の形状や機能性によって最適な配置場所が異なる場合もあります。

選ぶアクセントクロスによっては側面に持ってくることでおしゃれなイメージを作ることもできます。

アクセントクロスの面積は、部屋の大きさやデザインによって異なりますが、一般的には壁の約25%から33%の範囲がベストとされています。ただし、アクセントクロスを使用する目的やデザインのコンセプトによっては、より大きな面積を設定することも可能です。最適な面積を決定する前に、部屋の目的やデザインに合わせて考え、試行錯誤することをお勧めします。

小さなサンプルと、張った状態はイメージが違って見えるので注意

手元で見る小さなサンプルと広い面で施工された実際の壁材とは色味の見え方が違います。一般的に小さいサンプルは色が凝縮されて濃く見え、広い面で見ると同じ色であっても薄く白っぽく見えます。壁紙を実際の壁に貼ると、周りの光や照明の影響を受けます。小さなサンプルでは、この影響を再現することができないため、実際の壁紙の見え方とは異なります。

これは壁紙に限らず、塗り壁にも言えることです。壁紙のサンプルは大きくてA4サイズ程度。サンプルよりは明るく白っぽく見えることを覚えておくといいでしょう。

アクセントクロス選びでの失敗例

1.色や柄が過剰なものを選んでしまう

アクセントクロスは、部屋のアクセントとなる存在であるため、強い印象を与える色や柄を選びたくなるかもしれません。しかし、色や柄が過剰すぎると、部屋全体のバランスを崩し、圧迫感を与えることがあります。選ぶ際には、部屋の雰囲気や色味と調和するものを選ぶようにしましょう。

2.部屋の雰囲気やコンセプトと合わないものを選んでしまう

アクセントクロスは、部屋の雰囲気やコンセプトと合わせることで、より効果的なアクセントとなります。しかし、部屋の雰囲気やコンセプトと全く異なるものを選んでしまうと、浮いた存在となってしまい、印象が悪くなることがあります。選ぶ際には、部屋全体を考慮し、雰囲気やコンセプトに合わせて選ぶようにしましょう。

狭いトイレではすべての面に濃い色や柄のはっきりした壁紙クロスを選んでしまうと圧迫感を感じ、さらに狭く感じてしまいます。

3.設置する場所を選び間違える

アクセントクロスは、部屋の特定の場所に設置することで、その場所を引き立たせることができます。しかし、場所を選び間違えると、効果が得られないだけでなく、部屋のバランスを崩すことがあります。選ぶ際には、部屋の構造や家具の配置を考慮し、最適な場所を選ぶようにしましょう。

これらの失敗例を避けるためには、アクセントクロスを選ぶ前に、部屋全体をしっかりと観察し、目的やコンセプトに合わせた選び方を心がけることが大切です。

壁紙は部屋の印象、雰囲気を大きく変えるので、今までトイレで使っていたスリッパやタオルなどが合わなくなる可能性もあります。トイレのリフォームの際には小物まで選び直す必要があるかもしれないということも考えておくといいですね。

トイレの壁紙クロスを選ぶ際、多少遊び心を持ってみても、家全体のインテリアテーマとは大きく変わらないようにすることでおしゃれな空間が実現します。

狭いトイレだからこそシンプルな色柄を選んでみる

狭い空間であるトイレだからこそ、クロスで遊び心をだしてみるというお話をしましたが、逆にシンプルな壁紙クロスを選んで、お花や飾り物でデザインするという考え方もあります

トイレのように水廻りであっても、狭い部屋であっても、壁紙クロスだけで、インテリアを決定するのではなく、花や飾り物で工夫してみるということです。壁紙クロスがシンプルであれば、季節のお花や、お気に入りの装飾品など、気分で空間の雰囲気を変えることができます

最近では、高級感のある装飾品も手軽に手に入ります。そういったお気に入りのものを自分の好み、気分で置けるのはシンプルな壁紙クロスだと思います。

照明の工夫でも、トイレの雰囲気は、驚くほどに変化します。たとえトイレの壁紙であっても、シンプルなものにしておけば、照明とか、装飾物、置物、季節のお花などで、素敵な空間を作るということもできます。

インテリア

アトピッコハウスのすっぴんクロスは織物クロスになります。糸の種類と織り方でバリエーションを付けているので、派手さはありませんが、上品で高級感というアクセントをつけることができます

シンプルなのに豪華な織物クロスすっぴんクロスはこちら

すっぴんクロス

狭いトイレでの壁紙選びの失敗とは

狭いトイレではすべての面に濃い色や柄のはっきりしたクロスを選んでしまうと圧迫感を感じ、さらに狭く感じてしまいます。

はっきりとした色柄を使いたいということであれば、アクセントクロスとして一面だけに使うようにしましょう。

トイレの壁に濃い色のクロスを使う場合は天井には明るいクロスを貼るなど、メリハリをつけることで狭いトイレの雰囲気をおしゃれにまとめることができます。

壁紙は部屋の印象、雰囲気を大きく変えるので、今までトイレで使っていたスリッパやタオルなどが合わなくなる可能性もあります。トイレのリフォームの際には小物まで選び直す必要があるかもしれないということも考えておくといいですね。

トイレのクロスを選ぶ際、多少遊び心を持ってみても、家全体のインテリアテーマとは大きく変わらないようにすることでおしゃれな空間が実現します。

トイレに織物クロスってどうなの?

織物クロスは基本、布でできたクロスです。なのでビニールクロス壁紙のように水拭き掃除はしにくいですが、静電気が起こりにくいので、ほこりを寄せ付けませんので、お掃除の必要はほぼありません。

織物クロスであっても、撥水性のある織物クロスもありますので、そういったものをトイレの壁紙クロスに選んで見るのもいいと思います。

水拭きで頻繁にお掃除をしたいという方は、水撥ねが懸念される部分をタイルや、腰板で施工するという方法もあります。

織物クロスは強く、透湿性や通気性があるというメリットがあります。トイレのように湿気が溜まりやすい狭い空間だからこそ、ビニールに囲まれるよりも、織物のクロスで呼吸のできる壁をという選び方もあります。

ナチュラルで高級感のある「すっぴんクロス」の詳細は、こちら

すっぴんクロス

狭いトイレでのDIYはできる?

狭いスペースだからとまずトイレをDIYしようと考えている方も多いですが、実はトイレのDIYはとてもハードルが高いのでお勧めしていません。狭くて身動きしにくいだけでなく、凹凸や配管など障害物が多いため養生もしにくいですし、塗ったり張ったりするのも大変なのです。

トイレをリフォームしたいと考えるならプロの業者さんにお願いしましょう。

まとめ

狭い空間とはいえ、毎日必ず使う場所であるトイレ。おしゃれに、気持ちよく過ごしたいですよね。

アクセントクロスなどでおしゃれに施工してみてもいいですが、狭い空間であるからこそ、消臭性や肌ざわりなどを考えて、シンプルな自然素材を選びたいという気持ちもあります。自分のライフスタイルに合った建材で快適な空間を作れるといいですね。

アトピッコハウスの織物壁紙「すっぴんクロス」は、拭き掃除は出来ませんが、薬剤処理をしていないので、火災が発生しても塩素ガスなどの有毒ガスが発生せず、また、吸放湿があり、目にも肌にも優しい素材です。

ナチュラルなすっぴんクロスの詳細は、こちらをご確認ください

すっぴんクロス

よくあるご質問

トイレを広く見せるにはどうしたらいい?

壁紙や床材に明るい色を施工する、鏡を使って奥行きを演出する、収納を工夫する、照明を工夫することにより視覚的な効果を与え、トイレを広く見せることができます。狭いトイレを広く見せるためには室内のバランスをイメージしながら照明や棚などもフル活用することで圧迫感を軽減することができます。アトピッコハウスではシンプルなのに豪華な織物クロスすっぴんクロスを扱っています。すっぴんクロスは自然素材の温かさと明るさを持つ織物クロスです。

トイレに織物クロスってあうの?

織物クロスはビニールクロスのように水拭きができませんが、湿気が溜まりやすいトイレのような空間には織物クロスのような透湿性、通気性がある、自然素材の壁材や、床材が合うといえます。

気軽に水拭き掃除をしたい場合には水撥ねが懸念される下の部分に腰板やタイルを施工してみるのもいいと思います。すっぴんクロスは、透湿性、通気性に優れた織物クロスです。

トイレにアクセントクロスを入れる場合どこにいれたらいい?

トイレは別の部屋から隔離された、個室という空間なので、色柄のついたアクセントクロスを入れる方も増えていますが、狭い空間であるトイレは壁紙クロスの占める面積が大きいため、全面に濃い色を入れてしまうと、狭く感じてしまいます。アクセントクロスを入れる場合は一面のみにしましょう。

トイレって狭いからDIYがしやすいの?

狭い空間だからと、まず、トイレのDIYを考えられる方もいらっしゃいますが、せまいからこそ、トイレはDIYしにくい場所です。狭くて動きにくい上、配管などの障害物も多くクロスでも塗り壁でも、トイレのDIYは難しい作業なのでお勧めしません。

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アトピッコハウスは、無垢・珪藻土・漆喰・クロス・畳など
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