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漆喰の補修が必要な状態と、補修方法とは?

2021/09/06
2021/09/06

DIYが盛んになったとはいえ、漆喰塗りのDIYは、それほどハードルが低くありませんし、漆喰壁の補修も、綺麗に仕上げようと思うと、難易度は低くありません。では、どういう場合の漆喰の補修なら、DIYも可能で、どういう場合は、プロに補修を依頼した方が良いのか? 漆喰の状態と、補修方法を合わせて解説したいと思います。

漆喰壁の補修難易度

漆喰は、プロにとっても塗り壁の難易度は高い製品です。というのも、職人さんの技術力によって、仕上がりの美しさが大きく変化するからです。最近は、漆喰をDIYしたいという人も増えていますし、DIY用の漆喰も販売されていますから、漆喰DIYのハードルも下がっています。

しかし、道具を揃えたり、施工のための準備作業、ゴミの処分、後片付けといったことまで含めて漆喰DIYだと考えると、とたんに難易度があがります。

DIY施工をするなら、漆喰よりも珪藻土のほうが難易度は高くないと思いますし、つちかべや蔵などの補修になると、DIYではなく、プロに補修を依頼しないとならないレベルとなります。

漆喰の補修作業

漆喰壁のひび割れ補修

漆喰壁の補修で一番多いのが、ひび割れ、クラック、亀裂といった漆喰に隙間が出来ることです。漆喰は、固く仕上がる素材ですから、建物が揺れるようなことがあれば、ひび割れや、クラックといったことは発生します。

しかし、たとえ漆喰がひび割れても、補修は出来ます。要は、どの程度のひび割れ、クラックだと補修したいと考えるのかという「住まい手」の感覚によるところが大きくなります。

また、ひび割れや傷を補修する場合でも、補修の仕方によっては、補修した跡が残るので、補修しない方が良かったということも起こりえます

塗り壁は、ビニールクロスなどと違って、20年、30年、50年と持つ耐久性の高い内装材です。そして、経年変化が美しいので、歳月と共に、味わいが増してきます。

漆喰壁の穴の補修

漆喰壁に何かをぶつけると、壁面に穴が開きますが、最近の漆喰壁は、ほぼ100%下地が石膏ボードなので、大きく目立つほどの「穴」が開いている場合は、それは、表面の漆喰ではなく、石膏ボードそのものが「破損」している可能性が高いです。

漆喰壁の表面的な「割れ」「欠け」といったことであれば、補修も簡単です。また、壁の出隅など角の部分は、多少補修の難易度が上がりますが、仕上がりの美しさを追求しないのであれば、DIYによる補修も難しくはありません。

漆喰を補修するパテ

室内の場合、漆喰の下地は、ほぼ100%石膏ボードですから、大きな穴が開いている場合は、石膏ボードそのものを張替えるとか、重ね張りするといった作業を伴います。これは、DIYで出来る範囲を超えていますので、プロに補修工事を依頼することになります。

また、下地の石膏ボードに損傷がなく、小さな穴などであれば、パテなどを使って穴埋めしなくても、固く練った漆喰を、そのまま塗って補修できます。

下地が土壁であるといった場合は、補修用のパテで穴を埋めてから、漆喰の補修をすることになりますが、その場合も、プロに依頼する工事だと思います。

>>アトピッコハウスの漆喰は「漆喰美人」、詳しくはこちら

花の塗り壁 漆喰美人

漆喰の補修方法

漆喰のDIYが流行るようになって、メーカーによっては、漆喰補修キットなるものを用意している会社も登場しています。補修キットは、少量で購入出来て、届くと直ぐに使えるものが多いので、便利で良いと思います。

また補修キットの用意はないけど、補修材を用意している会社もありますから、補修材を使っても良いですし、通常の製品の「残り」をとっておいて、補修用に使うという方法もあります

同じ製品、同じ色番であっても、製造ロットによって、多少、色が変わるのが一般的ですから、残った材料(漆喰)をとっておいて、補修に使うというのが一番良いと思います。

漆喰は空気に触れると、徐々に硬くなって、そのうち使えなくなりますから、水で練られた製品(漆喰)の場合は、密閉して保管する必要があります。

また、粉で届く製品の場合は、粉のまま取っておいて、補修が必要になったら、水で練れば、比較的長期間、補修用として使えます

漆喰の補修は、コテとか、ハケ、筆等を使って、気になる箇所を補修しますが、スプレーで吹き付けて補修できるといった漆喰製品はないようです。また、屋根の漆喰補修、瓦屋根の漆喰補修、大きな隙間、広い範囲の重ね塗りなど、危険が伴う場所や、技術力が必要とされる施工場所の補修は、プロに工事を依頼した方が良いと思います。

漆喰の補修に使う小刷毛

漆喰の補修をdiyする

漆喰をDIYで補修することは可能です。また、難易度も高くはありません。ただ、面倒は面倒だし、修繕したあとは、必ず「目立つ」ということは、覚悟しておいた方が良いです。

では、プロに補修の工事を依頼したらどうかというと、その場合でも、それほど劇的な変化は実感できません。部分的な補修は、どうしても目立ちます。プロが補修すると、多少美しく補修してくれますが、やはり補修箇所は目立ちます。もし、補修した跡を目立たないようにしたいのではあれば、部分補修ではなく、最低、1面全部を補修した方が良いです。

補修の方法は、補修したい箇所の状態にもよりますので、どういう補修にしたいのか自分で確認し、完了イメージを持っておかれると良いと思います。

また、漆喰の補修をDIYする場合、道具の準備から、施工場所の養生、後片付け、ゴミの処分といったことまで含めてDIYですから、そうした一連の作業が面倒だと思う場合は、プロに補修工事を依頼した方が良いです。

漆喰の浮きの補修方法

漆喰が浮いている場合は、まず100%剥がす必要があります。最近の漆喰は、石膏ボード下地の上に1mm、2mmの厚さで漆喰を塗るので、浮き、剥がれというのは、あまり発生しません。

しかし、昔の土壁が下地の漆喰の場合、下塗り、中塗り、仕上げ塗りといった工程で工事していますので、仕上げ塗りの漆喰だけが浮くというケースがあります。この場合は、まず浮いている漆喰を剥がし、その後、下地を整えてから補修工事するということになります。

外壁に使われている漆喰も同じです。漆喰が浮いていたら、まず100%浮いている部分を剥がし、下地を整え、その後、漆喰を仕上げ塗りする必要があります。昔の蔵などは、下地の土壁が露出しているケースもあるので、屋外用のパテとか、下塗り材で、崩れた部分を補修したあと、仕上げの漆喰を塗る必要があります。

剥がす必要のある漆喰

漆喰の補修費用

漆喰の補修をプロに依頼する場合は、補修の材料費のほか、職人さんの手間賃(工事費)が必要になります。数時間で終わる少ない面積であっても、最低2万とか3万といった1日分の日当を請求されます。

また、1人で作業をする場合なら、それで済みますが、2人来る場合は、4万とか6万の日当になります。それに加え、現場を養生したり、ゴミの処分費も請求されますから、プロに補修工事をお願いすると、最低でも、3万とか5万はかかるとお考えになると良いと思います。

では、漆喰壁の補修作業を自分でDIYする場合はどうかというと、材料費の他、施工のための道具を一式揃える費用、現場の養生等に必要な備品の購入といった費用が発生します。

また、塗る準備から、後片付け、ゴミの処分まで全部自分でやらないとなりません。DIYを楽しめる方なら良いですが、面倒だと思う人は、DIYは難しいと思います。

漆喰のDIY施工で、ありがちな失敗・解決策を解説もご参考ください

花の塗り壁 漆喰美人

漆喰を補修する色

白い漆喰の補修は、比較的難しくありませんし、補修した跡も目立ち難いですが、色付きの漆喰は、補修箇所が目立ちますし、部分的な補修は特に難しいです。

補修する場合は、補修したい一部分だけではなく、最低、一面全部の補修をお勧めします。補修した箇所が目立っても良いということであれば問題ないですが、目立たないように補修したいという場合は、「ひと壁全部」という選択肢がオススメです。

漆喰の汚れの補修方法

漆喰壁に汚れやシミが付着したという場合は、消しゴムで消してみる、アクリルスポンジでこすってみる、あるいは、ホームセンターでサンドペーパーを買ってきで削ってみる、薄めた中性洗剤や薄めた漂白剤を使うといった方法があります。

まずは、壁に与えるダメージが少ない方法から試し、補修すると、かえって目立つ可能性があることは、なるべく、最後に回した方が良いです。

漆喰のメンテンス、汚れの取り方もご参考ください

漆喰の補修費用のDIY比較

プロに補修工事を依頼した場合、材料代のほかに、日当がかかるというご説明はしました。また、現場の養生に使う消耗品とか、残った材料や発生したゴミの処分費も請求されます。

また、自分でDIYする場合でも、材料代とか、施工のための道具や備品は買わないとなりません。費用を比較して、どちらが低予算で出来るかは、施工する面積にもよります。

DIY作業が楽しめる場合は良いですが、面倒とか辛いと思う場合は、節約できる費用以上に、後悔される場合があるので、事前に、ご自身がDIY向きなのかどうか確認しておかれると良いと思います。

漆喰の補修を業者に依頼するケース

補修したい漆喰が大きなひび割れ、崩れといった場合は、まずプロに依頼することを検討された方が良いと思います。また、カビが発生している場合も、消毒作業をしておかないと、またカビが発生する可能性があるので、エタノール等による消毒が必要です。

また下地が、砂壁や土壁という場合も、プロに補修を依頼した方が良いと思います。DIYでは難易度が高いです。

屋根とか、瓦といった高所作業、足場を組まないと工事できない外壁なども、プロに補修を依頼した方が良いレベルの補修内容です。

まとめ

漆喰の補修方法に関して、DIYできそうな内容と、プロに依頼した方が良いことを解説しました。補修工事は、部分的な補修であれば、プロがやっても、自分がDIYでやっても、補修した箇所は目立ちます

目立たせたくない場合は、最低、「一面」全部の補修が必要であり、補修箇所が目立ってよければ、部分補修でOKということです。

また漆喰は、耐久性があり、20年、30年、50年と経年変化を楽しむ壁材なので、多少の汚れ、ひび割れ、欠けなどは気にしないという選択肢もあって良いと思います。

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よくあるご質問

漆喰の補修は、DIY施工できますか?

出来ます。ただし、ひび割れや隙間を埋めるといった補修は、補修したあとが目立ちます。これはプロが補修しても同じなので、目立たない補修をご希望の場合は、最低、一面全部を塗り直す必要があります。

漆喰美人の補修は、難しいですか?

アトピッコハウスの漆喰調塗り壁「漆喰美人」は、細かい補修であれば、筆、ハケ、コテ等を使って補修が可能です。ただ、ある程度広い面積を補修する場合は、専用下塗材「下塗革命」で下地処理をした上で、漆喰美人を塗り重ねる必要があります。

プロに補修を依頼した場合、いくらかかりますか?

漆喰の補修をブロに依頼した場合、材料費のほかに作業費がかかりますので、最低一人2万とか3万といた日当が発生します。また、工事に使う消耗品とか、ゴミ処分費なども請求されるので、少ない面積だと割高に感じるかも知れません。

補修箇所を目立たせない方法はありますか?

補修箇所を目立たなくするためには、最低でも、補修したい箇所の「一面全部」を塗り直す必要があります。これは、プロが工事しても、素人がDIYで施工しても同じことです。

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