アトピッコハウス ブログ
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無視できないEUの化学物質規制

2006/02/08
2018/05/24

こんにちは!
無垢・漆喰・珪藻土「自然素材の内装材ブログ」を運営している
アトピッコハウス㈱、自然素材のパイオニア後藤坂です。

REACH(リーチ)をご存知ですか?
化学物質を規制するヨーロッパの新しい法律です。
大変に重たい内容なので、企業はやっきになって潰しにかかっていましたが、
昨年12月13日欧州連合(EU)の加盟国は、新化学物質規制導入で合意に達しました。

規制の内容を、2005年12月14日の日本経済新聞(朝刊)の記事からご紹介致します。
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EU内で生産・輸入される約三万種類の化学物質について企業に安全性の評価などを義務付ける内容で、2007年にも施行される。EUに製品を輸出する日本企業も製品に使う多様な物質管理の負担が発生し、使う物質によっては製品開発の見直しを迫られる。(中略)
発がん性などの評価は欧州各国政府の役割だったが、新規制では企業の責任となる見通し。
(引用終わり)
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今現在の日本の法律では、この形です。
・化学物質を作って、使うのは民間
・毒性を評価するのは政府
・被害にあったら、因果関係を証明するのは訴えたい本人(個人)

そして、
・農家は、家族に食べさせる野菜は、販売用とは別に作る
・ある大手メーカーの社長は自社製品の洗剤を使わない
等々。

世の中どこか間違っている気がしますから、
EUの新規制は画期的だといえます。
アメリカ政府も、ずいぶんと潰しにかかったと聞いていましたが、成立してしまいました。
すごい事だと思います。

何がすごいかというと、今後、化学物質を開発販売する際には、企業が「新規化学物質の安全性」を証明しないとならない訳ですから、これまでのように安易な開発や製造販売が出来なくなるということです。

この流れが、浸透すれば、住宅建材に使われる化学物質や、室内に持ち込まれる家具、家電、その他生活用品からも、有害化学物質の使用が減ってくると推測されます。
シックハウスの原因は多岐に亘っています。
少しでも、有害な化学物質が減る可能性ができたことは喜ぶべきことだと思います。

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