アトピッコハウス ブログ
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樹種によって、その特徴はさまざま

無垢フローリングの選び方

2016/01/28
2021/04/27

こんにちは!
無垢・漆喰・珪藻土「自然素材の内装材ブログ」を運営している
アトピッコハウス㈱、スタッフの元岡いずみです。

無垢材を、100%見た目で選んで大丈夫?

木の種類によって、その特徴はさまざまです。

無垢のフローリングにしよう!
そう思い立ってから
どの無垢材にするかを悩む方は多いです。

なかには、迷いすぎて疲れてしまった~
なんて人もいるようです。

世界中にある樹木の種類は
何十万、何百万ともいわれています。

自然の木から作られる無垢のフローリング

さすがに何十万もの製品から選ぶことはないと思います。

それでも、数多くの樹種の中から
自分に合う製品を探すことは
途方に暮れる作業かもしれません。

ご自分で3~4種の候補はあげたものの
そこからなかなか絞れずに、
アドバイスを求める方も多いです。

どのように候補を決めているかというと
やはり、見た目で選ぶ方がほとんどです。

明るめ、暗め、白っぽい、赤っぽいなどの色味、
木目の多い、少ない
節が目立つ、目立たない、などなど。

たしかに、見た目は大事です。

毎日目にするものですし
見た目が気に入らないと
話になりませんよね。

昔、友人のギター選びに付き合ったことがあります。
ギターも多くは木材で作られているので、

専門店には、マホガニー、ウォルナット、チェリーなど
フローリングのように様々な樹種のギターが並んでしました。

樹種によって、見た目はもちろん
音色の響きも変わるそうです。

試し弾きをしながら
店員さんが詳しく説明してくれたのですが、
一番印象に残ったのは

「音色が良くても、見た目が気に入らないと
結局あまり弾かなくなってしまいますよね~。」

という言葉。

楽器なのだから、音色が第一優先かと思いきや
見た目も大事なのですね。

プロが言うことなので
妙に感心してしまいました。

フローリングも
樹種によって
見た目以外の特徴が異なります。

無垢のフローリングは何十年と長持ちします。
毎日を、ずっと快適に過ごすために、
気にしておきたい特徴があります。

それは、木の硬さです。

柔らかい樹種か、硬い樹種かで
性質は大きくことなります。

自分のライフスタイルに合ったものを選べば
ぐっと生活が楽しく、
快適になることも。

柔らかい木、硬い木、
それぞれどんな特徴があるのでしょうか。

そもそも、柔らかい木ってどんな木でしょうか。

わたしは仕事でフローリングに携わるまでは
木はみんな、硬いものだと思っていました。

けれども、比べてみると
柔らかい木があるのです!

木の柔らかい、硬いは、含む空気の量によって決まります。

柔らかい木としてあげられるのは
ヒノキパインなどの針葉樹です。

針葉樹は、真っ直ぐに伸びる木です。

そのため、細胞の配置が単純で
細胞と細胞の間に空気を
多く含み、柔らかいのです。

一方、硬い木としてあげられるのは広葉樹で、
ナラオークウォルナットなどがあります。

広葉樹は針葉樹に比べて
細胞の配置が複雑です。

複雑な分、空気を含むことができる隙間が少なく硬いのです。

また、同じ広葉樹の中にも木の硬さに違いはあって、
カバメープル
広葉樹の中では比較的柔らかい樹種です。

柔らかい木のメリットは
温もりを感じられるということ。

多く含んだ空気が断熱材の役割をはたすのです。
そして足触りが気持ちいい。

しかし、柔らかい分、キズはつきやすくなります。

キズのつき難さを優先させるなら硬い樹種を、
温もり重視であれば柔らかい樹種を選ぶ。
フローリング選びに、加えたいポイントです。

「床診断」のページもご用意しています。
フローリング選びのヒントにしてみてくださいね。

ごろ寝フローリング

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