無垢フローリングが、ペットにも快適と言える理由とは?
自然素材の無垢フローリングは、ぬくもりがある質感や足ざわりの良さがある人気の高い床材です。
しかし、ペットを迎えて一緒に暮らそうと考えている方、
すでにペットと暮らしている飼い主さんは、
無垢床がペットにとって安全なのか?満足しているのか?心配ですね。
ペットが長い時間過ごす床材は、特に神経質になってしまいます。
無垢で、ペットが快適に暮らせるポイントをこちらの記事でご紹介いたします。
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目次
無垢フローリングはペットも快適なのか?
自然素材の内装材専門メーカー、アトピッコハウスの山田です。
風合いや質感が気持ちの良い無垢床は、猫ちゃんやワンちゃんなど、
ペットにとっても、気持ちが良い素材だと思います。
ペットにとって、床材は「ツルツルしないこと」が重要です。
一般的に流通している合板フローリングはツルツルとした塗装がされていることが、
多いです。
光沢がありツヤツヤとした塗装をしているフローリングは、
爪をたてて歩くワンちゃんにとっては、踏ん張りがきかず、
常に足に力が入っている状態になります。
そうなると足腰に負担が掛かったり、ケガの原因にもなります。
ツルツルする塗装をしていない無垢フローリングは犬や猫の足腰に、優しい床材と言えます。
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無垢フローリングがペットにも優しいポイントとは?
では、どのような無垢フローリング床がペットにとって快適と感じてもらえるのでしょうか?
ペットに優しい床にするためのポイントを具体的にご紹介します。
無垢フローリングは肌触りが良く心地よい
無垢フローリングの魅力として一番なのが、自然素材ならではの肌触りの良さです。木のぬくもりや香りが感じられることも人気の一つで、裸足で歩くとより一層その魅力を体感できます。それは人間だけではなく、床に近い所で生活する大切なペットたちも心地よく過ごせるでしょう。
ツルツルしない塗装にして滑りにくくする
無垢フローリングは木材の種類によって滑りやすさが異なります。
前述したように、爪を立てて歩くワンちゃんにとって、ツルツルする床は
常に踏ん張っている状態です。
走り回って、急に止まろうとしてもブレーキがきかない姿は、飼い主さんにとっても心配になるでしょう。
また、高いところから降りる際、着地に失敗すると脱臼などのケガにつながることもあります。
関節炎など病気につながることもあるので、ツルツルする床はとても危険です。
そのため、滑りにくい木材を選んだり、無垢材の正面に滑りにくくする塗装をすることが大切です。
柔らかい樹種を選ぶとペットの足腰に優しい
無垢フローリングは天然の木材を加工したものです。
世界には数多くの木の種類がありますが、大きく分けると広葉樹と針葉樹に分類できます。
一般的に広葉樹は硬く、針葉樹は柔らかく適度にクッション性があります。
柔らかくクッション性があると傷はつきやすいですが、ペットの足腰への負担は軽減してくれます。
また、クッション性のある針葉樹ではパインや杉、ヒノキが人気で、おすすめです。
さらに、保温性があるため、冬場でも、ヒヤッとせず暖かく感じ快適に過ごせます。
ペット用フローリングを採用する
新築やリフォームなどで、新たに無垢床を採用する際、
あらかじめペット用で販売されている無垢床を選びたいところです。
ペットに特化しているので、滑りにくい、汚れにくい、傷つきにくい、撥水性があるなど、
ペットと暮らす飼い主さんにとっても、嬉しいメリットがあります。
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無垢フローリングでペットが暮らす際の注意点
無垢フローリングを採用し、ペットと暮らす中で、
飼い主側が気を付けなければならない注意点をご紹介します。
注意点1:傷がつきやすい
塗装をしていない無垢フローリングは裸の木の状態。
ワンちゃんや猫ちゃんの爪が引っ掛かり、傷がつきやすいです。
傷防止のために、初めからコーティング済みの無垢床を選んだり、
後から無垢フローリングに滑り止め用のワックスを塗って、ペットの爪傷防止をすると良いでしょう。
注意点2:汚れが染み込みシミになる
無垢フローリングは水分に弱いので注意が必要です。
ペットが食事や水飲みでこぼした水分、粗相をした尿汚れを放置すると内部まで染み込んでしまい、
シミになってしまいます。
素早く掃除をすれば問題ないですが、撥水性のあるワックスや塗装をあらかじめ塗っておくとシミ防止ができるので、おすすめです。
注意点3:ペットの毛や爪のメンテナンス
床の汚れや傷を防ぐ方法として、ペットの毛や爪の手入れを定期的にすることも重要です。
ワンちゃんや猫ちゃんが高い所からジャンプした際、しっかり踏ん張りが効くように肉球回りの毛をカットし、肉球をしっかり使える良い状態にしておくのも大切です。
ペットの足まわりのお手入れをすることで無垢フローリングを綺麗に保つことはもちろん、愛犬・愛猫のケガ防止にも繋がるので、飼い主さんは日頃から気を付けてあげると良いでしょう。
無垢フローリングをペットが傷つけた際の対処方法
ワンちゃんや猫ちゃんの爪のひっかき傷が目立って気になる場合、
DIYで補修することができます。
コーティングをしていない無垢フローリングであれば、
表面の傷をサンドペーパーで削ることができます。
目の細かい240番手以上のサンドペーパーで優しく削り、
仕上げにしみ込むタイプの蜜蝋ワックスを塗ると目立たなくなります。
また、湿ったタオルを傷やへこみ部分において、低温設定のアイロンをあてる処理をしても、
傷が目立たなくなります。
本物の木である無垢フローリングならではの補修方法です。
無垢フローリングをペットが汚した際の対処方法
ペットがこぼしてしまった水や粗相してしまった尿などの水分は、すばやく拭き取ればシミになることはありません。
シミになったとしても、3か月もすれば目立たなく馴染んでいきます。
シミが濃く気になる場合、傷の補修方法と同様に240番手以上のサンドペーパーで優しく削り、
仕上げにしみ込むタイプの蜜蝋ワックスを塗ると目立たなくなります。
無垢フローリングは、湿度や季節によって膨張したり収縮したりするのが特徴でもあります。そのため、一般的に無垢フローリングを設置する際は少し隙間を開けて床材を貼り合わせます。
そのフローリングとフローリングの隙間に尿汚れなどがこびりついてしまったら、
つまようじなどで除去しておきましょう。
尿のニオイが気になる際は、クエン酸をぬるま湯で薄めたものをスプレーし拭き取ると、嫌なアンモニア臭を抑える事ができます。しかし、無垢フローリングは水に弱いため、あまり多く散布してしまうと床を傷める原因になるので注意が必要です。
無垢フローリングはペットの抜け毛が目立つ
無垢フローリングは色柄が何種類もありますが、
ペットの毛色に合わせた色にしないと、抜け毛が目立ってしまいます。
白い毛のペットであれば、黒っぽいフローリングでは抜け毛が目立ち、
黒っぽい毛のペットであれば、白っぽいフローリングでは抜け毛が目立ちます。
中間の色合いにすると、目立ちにくいので、ナラやチークがおすすめです。
無垢フローリングのペットがいる家におすすめのメンテナンス方法
無垢フローリングであっても、過度なお手入れをする必要はありません。
日々のお手入れは、掃除機やドライタイプのフローリングワイパーでOKです。
無垢床は水に弱いため、雑巾がけは基本的にNGです。
水拭きをして掃除をしたい場合は、硬く絞った雑巾で汚れをふき取ってから、
乾拭きをして水分を残さないようにすれば問題ありません。
ペットが床をなめることがありますので、強い洗剤を使うことは避けたいです。
アトピッコハウスの床用クリーナー「こめっとさん」は、米ぬかなど安全性の高い原料でできています。
万が一、ペットがなめても安心です。
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まとめ
ペットにとって、無垢フローリングは快適なのか?をテーマにご紹介してきました。
あたたかみのある無垢フローリングは、ペットにとっても快適で優しい床材と言えますが、
ペットにやさしい床材は、子どもやお年寄りのいるご家庭にもおすすめできる特徴がそろっています。
アトピッコハウスは、滑り難い塗装をしたペット用無垢フローリングをご用意しています。
家族の一員であるペットと家族の暮らしをもっと快適にできる床材を提案させて頂きます。
大切な愛犬・愛猫に優しく安全に暮らすために、是非床材選びの参考にしてみて下さいね。
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よくあるご質問
ペット用無垢フローリングの特徴は?
ペット用の無垢フローリングの特徴として、ペットの足腰を守る滑り止め塗装をしていて、撥水性や汚れ防止など機能性が挙げられますが、見た目は普通の無垢フローリングと変わりません。滑り難い塗装をしているアトピッコハウスのペット用フローリングは、ペットだけでなくお年寄りや小さなお子さんのいるご家庭にもおすすめです。
無垢フローリングのお手入れ方法は?
普段のお手入れは掃除機やドライタイプのフローリングワイパーで十分です。汚れが気になる場合は、床用のクリーナーを使いましょう。アトピッコハウスの床用クリーナー「こめっとさん」は、米ぬか由来の成分なので、万が一ペットがなめても安心な商品です。ペットはもちろん、小さいお子さんがいるご家庭でも安心して使用して頂けるおすすめのクリーナーです。さらに「こめっとさん」は、軽いワックス効果もあるため、使い続けることで汚れもとれ、ワックス効果も期待できる商品です。
無垢フローリングの寿命はどのくらい?
20~30年で建て替える家ですが、無垢床はさらに寿命があると言っていいでしょう。木材の強度は樹齢の年数だけ、どんどん強くなって、その後、樹齢の年数だけ徐々に弱くなっていくと言われています。法隆寺では、樹齢千年以上の桧が使われていることからも、無垢床が長寿命であることがわかります。合板フローリングは10~15年、クッションフロアは10年くらいが寿命と言われています。無垢フローリングは30年以上使えるので、耐久性に優れている木材を言えます。
ペットに適している無垢フローリングの素材とは?
フローリング床は滑りやすく、そのためペットと一緒に生活するには滑りにくい木材の床なのかが重要になります。滑りにくい床の特徴として柔らかくクッション性がある事が挙げられるのですが、スギやヒノキ、パイン(マツ科の木材)のような「針葉樹」を使用した無垢フローリングがおすすめです。
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