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布クロスを選んでみる価値

布クロスが、吸音クロスと言われる理由

2021/07/15
2021/08/20

最近マンションやアパートの音漏れを気にされる方が
多くいらっしゃるように思います。

音の問題はご近所問題の上位にあたります。

生活音は意外と伝わりやすいもの。
人の立てる音が気になるということはそれだけ
自分の生活音も伝わっているということになります。

また、それ以外にも防音室を作りたいというご要望も
増えているようです。

楽器を演奏される方はもちろん、音量を気にせず、
映画を見たり、音楽を聴いたりしたいという方もいらっしゃるでしょう。

特にこのコロナの時期には家で過ごす時間も多いため、
特に隣近所の音、隣近所への音の伝わり方は気になるところです。

床に入れる遮音材はもちろん、壁に布クロスを施工した場合
より吸音性を高めることが出来るのかというお問合せも頂きます。

布クロスが、吸音クロスと言われる理由は何でしょうか?

布クロスを貼ると、どの程度吸音効果が上がるのでしょうか?
今回はこの吸音効果について考えてみたいと思います。

布クロスとビニールクロスの違いは?

布クロスの吸音効果

自然素材の内装材専門メーカー、アトピッコハウスの内藤です。

そもそもビニールクロスと、布クロスとはどのように
違うのでしょうか

一般的に使われる壁紙はビニールクロスとなり、
現在の住宅のおよそ90%を占めています。

素材の特性から量産ができ、施工も簡単なので、
比較的安価でスピーディーに仕上げることが出来るものです。

ビニールクロスはビニール素材なので下地を選ばず、
施工をすることができます。

なので、天井や、キッチン、洗面などの水回りにも
幅広く使えるため一般住宅で使われることが多いです。洗面所

柄や色の種類が多く、その種類は無限にあるとも言われています。
プリントされているものなので、全く同じ絵柄になる事も
施工のし易さの理由でもあります。

ただ、化学物質が含まれていたり、通気性が悪いのでカビの原因に
なったりといったデメリットがあります。

クロスのメーカーさんとしては東リさん、サンゲツさん、シンコールさん、
リリカラさんなどが有名ですね。

最近のビニールクロスも進化しており、不燃のクロスや、
抗菌、撥水タイプなど様々な用途に使えるものが増えています。

布クロスとは?

対して布クロスは綿、麻、レーヨン糸の色を織って作った
自然素材のクロスになります。

織り物ならではの高級感、重厚感を持ち、柔らかで温かみのある風合いが
特徴です。

昔から、ホテルや結婚式場などの格式高い場所で使われることが
多く、気品に満ちていて、風格のある雰囲気づくりに一役買っています。

また、織り物独自の特徴として吸音性、通気性に優れています
吸音クロスとして、音楽室等に採用されるケースも多いです。

質の良いものだと透湿性能をもっているので水分が
溜まらずカビやダニが発生しにくくなります。
シックハウスの原因となる有害物質が出ません。

デメリットとしては材料費、施工費共に
ビニールクロスに比べ高くなること、

クロスとクロスのつなぎ目が目立ちやすいこと、
ビニールクロスよりも丁寧な施工が必要となるため、
施工に時間がかかるということが挙げられます。

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すっぴんクロス

吸音と遮音、防音の違いとは?

簡単に言うと、遮音とは、伝わってくる音を跳ね返すことで遮断すること、
吸音とは、音を吸収することで音が反射したり、壁の反対側に
伝わることを防ぐことを言います。

防音とは「遮音」と「吸音」を含む音対策の総称であり、
遮音と吸音は、防音のための手法となります。

遮音材は主にコンクリートや鉄板などで音を跳ね返すことで
音を外に漏れにくくするアイテムで、
吸音に必要なのは、多孔性のあるものです。

スポンジのように細かい穴が開いているものを
イメージしていただくとわかりやすいかもしれません。

布クロスが、吸音クロスとして効果を発揮するのは、
吸音のために必要な空気を含んだ沢山の隙間があるためです。

音はエネルギーを発することで耳に聞こえる音となります。

空気をたくさん含んだ吸音材を取り入れることで、
音が発する際に起こる摩擦を抑え、音を吸収するのです。

テレビの裏の壁との間に一枚プレートを入れることで、
隣家に伝わる空気伝播音を遮ることは遮音。

しかし、音は反射したり回折したりするので、
プレートを置くだけでは十分に防音できません。

さらに吸音をすることで音の伝わり方をコントロールして、
防音性能を確保することになります。

音の反響は壁を何度も音がぶつかり合うことで起こります。

その反響を吸収すると防音の効果が上がるということですね。

音の響き方とは

同じ音でも外の広々とした場所で発する声と、
密封された室内で発する声は違って聞こえます。

狭い部屋で発する音は壁にぶつかり、
部屋の中を行き来して音が長く聞こえます。

布クロスは、反響音を吸収するので、吸音効果が上がるのです。

また、ぶつかる壁によって響き方は変わってきます。

例えばお風呂はタイル張りが多いと思いますが、お風呂の中で発する
声って響きますよね。

お風呂の中は、音が響く
その壁や床をマットなどで覆ったら響きは小さくなります。

壁をビニールクロスではなく、布クロスにすると、
吸音効果が上がるのと同じ理屈です。

トンネル内で手をたたいた場合、パァァァァンと響きが残ります。
これはトンネル内の壁面に何度も音が反響することで
長く響いて聞こえるということです。

吸音されていると、音が通過する際に音のエネルギーが摩擦による
熱エネルギーに変えられ、吸収されていきます。

>>吸音効果がある「すっぴんクロス」はこちら

すっぴんクロス

布クロスの吸音性は?

さて本題ですが布クロスには吸音性があるのでしょうか。
答えは吸音性がある。です。

ただ、遮音材のように防音性はありません。
反射音が軽減されるということです。

先に書いたように、発生した音が硬い壁に跳ね返ることによって
音が響いてしまうのですが、布クロスは部屋の中で発生した音が
反響しないように吸音してくれるのです。

吸音ボードはありますが、「吸音クロス」としての
商品はあまり見かけません。

床のように「遮音材」としてというよりは
音の伝わり方を軽減させるという意味で、布クロスは効果が期待できます。

だから、音楽教室とか、防音室の内装材として使われるのです。

どんな布クロスでも吸音性がいいのか

ビニールクロスに比べれば布クロスの方が吸音性はいいです。
ただ、布クロスの中でも生地に厚みがあればあるほど吸音性が
高くなるといえます。

壁が厚ければいいということではありません。

布クロスの織目による細かい隙間に空気層があることが
吸音に有効となっています。

そのため厚いクロスの方が空気層も厚くなるため
吸音性が高いのです。

布クロスを選ぶ際には生地の厚さにも注目してみて下さい。

>>「すっぴんクロス」には、厚手の製品もあります

すっぴんクロス

布クロスの良さは吸音だけではない

先ほども少しご案内をしましたが、布クロスは自然素材になります。
糸を織って作っているクロスのため、厚みがあり、重厚感があります。

糸を織っているので、ビニールクロスのようなプリントとは違い、
糸の色やロットにより一つとして同じものはありません。

織っている分、厚みがあり、空気を含んでいることにより、
吸音することはお伝えしましたが、厚みがあることで
光の当たり具合により表情を変えます。すっぴんクロス

太陽光だけでなく、電気の光によっても見え方が変わるため、
一日を通して、様々な表情を楽しむことができます。

また、厚みがあることで破れにくく、一度施工すると長く持ちます

まとめ

布クロスに遮音性はありませんが吸音性に優れています。

布クロスの織目による細かい隙間にある空気層が
音を吸収してくれるのです。

吸音だけでなく、メリットがたくさんある布クロス。

音漏れは気になるけれど、予算的にも大げさな遮音工事は
ちょっと・・・という方、布クロスをご検討してみて下さい。

当社では良質な布クロス、すっぴんクロスを取り扱って
います。

みなさんのお家作りにお役立て頂ければ嬉しいです。

資料請求は、こちら

よくあるご質問

吸音と遮音ってどう違うの?

遮音とは伝わってくる音を跳ね返すことで音を遮断すること、吸音とは音を跳ね返すのではなく、吸収することで音の反射や反響を抑えることを言います。
すっぴんクロスは、吸音効果にも優れています

布クロスを貼ると音を吸収するの?

布クロスは音を吸収します。ただ、遮音材のように防音性はありません。
反射音が軽減されるということです。発生した音が硬い壁に跳ね返ることによって音が響いてしまうのですが、布クロスは部屋の中で発生した音が反響しないように吸音してくれるのです。

すっぴんクロスは、音楽教室、防音室などにもお使い頂いています

どんな布クロスでも吸音する?

ビニールクロスに比べれば布クロスの方が吸音性はいいです。ただ、布クロスの中でも生地に厚みがあればあるほど吸音性が高くなるといえます。

布クロスの織目による細かい隙間に空気層があることが吸音に有効となっていて、厚みのあるクロスの方が空気層も厚くなるため吸音性が高いのです。

すっぴんクロスの中では、パステルや、ナチュラルといった品番が厚みがあります。

布クロスのメリットって吸音だけ?

天然の糸を織って作っている布クロスは自然素材になります。
糸を織ることで厚みがあり、重厚感があります。ビニールクロスのようなプリントとは違い、糸の色やロットにより一つとして同じものはありません。

また、織物クロスの特徴でもある陰影は光との相性が良く、一日を通して、様々な表情を楽しむことができます。また、厚みがあることで破れにくく、一度施工すると長く持ちます。

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アトピッコハウスは、無垢・珪藻土・漆喰・クロス・畳など
オリジナルの自然素材内装材を、製造販売する会社です。

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