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左官材は寒く湿度が高い季節は苦手

日本の気候に合った建材とは?

2019/12/05
2021/04/16

昔の日本の生活で当たり前に使われてきた畳。

畳の部屋に布団を敷き、卓袱台を置く生活はたくさん部屋がなくても
多様性があり、とても便利でした。

家づくりに使われていたのも自然素材がメインでした。

ベッドにテーブルにといった洋式な生活が一般的になっている現在。

洋式な生活は確かに楽ではありますが、果たして日本人の生活に
あっているのでしょうか。

ビニールクロスや合板フローリングは日本の気候に合う?

気密性がいいのはいいこと?
自然素材の内装材専門メーカー、アトピッコハウスの内藤です。

ビニールクロスや合板フローリングが主流の家が多いですが
高温多湿の日本の気候にはマッチしていないように思います。

結露やカビのお悩みを持たれる方が非常に多いですが、
気密性の良い家にビニールクロスでさらに密封すれば
空気の動きもありませんのでカビの原因となり得ます。

温かい室内と寒い屋外の温度差が高ければ結露ができます。

冬に冷え切り、夏にべたつく合板フローリングの床も
果たして快適な生活といえるのでしょうか。

四季のある日本

日本は美しい四季があることが特徴ですね。

日本には四季がある

先人たちはその中でも高温多湿である夏をいかに快適に過ごすかを
考えた家づくりをしていました。

昔は冷暖房もありませんでしたが、火を使ったり着込んだり
温かいものを食べることで何とか暖はとれていたのでしょう。

比べて夏はとにかく風を上手に通して少しでも熱を逃がすことを
考えた家づくりをしていました。

猛暑日が続くことが当たり前の現代の夏ですが、江戸時代の気温は
今より平均2~3度低かったといわれています。

アスファルトの照り返しもないので体感的にも涼しかったと思います。

それでも冷房のない時代、やはり夏は暑く堪えたことでしょう。

比較的涼しい朝や夕方に働くことや打ち水、すだれをかけるなどで
暑さをしのいでいたようです。

昔の家には畳や土壁といった自然素材が使われていた

家づくりとしてはこのころには庶民にも定着していた畳の床に
土壁などの家が多かったようです。

畳は調湿をするので余分な湿気を吸着してくれ調湿をしてくれます。

土壁もひんやりと冷たく、また調湿をしますので
夏場には過ごしやすかったのではないでしょうか。

土壁は今の私たちの生活に取り込むのは難しいことですが、
畳は身近な建材であると思います。

畳は現代に受け継がれる自然素材の建材

無垢フローリングを好まれる方が多いですが、
畳も昔ながらの自然素材です。

無垢フローリングに比べ、弾力性がある畳は足腰への負担が少なく、
寝室やダイニングや客間など様々な用途で使えることで
見直されています。

もともと日本の家には必ずあった畳ですが、
畳離れが進んでしまった原因の一つにボロボロとささくれてくる
イ草の印象があるのではないでしょうか。

大量生産が必要だった高度経済成長期、国産の畳だけではまかないきれず、
中国などから輸入したものが多く使われていました。

今では輸入品の畳でも品質は良くなっていますが、
一度ついたイメージの返上はなかなか難しいです。

畳は日本の環境にあった建材

とはいえ、日本で昔から使われている畳が日本の気候に
合わないはずがありません。

空気を多く含む畳は冬場には暖かく、夏場には湿気を吸って
調湿してくれます。

殺菌作用もあるといわれていますのでべたつく足で
歩いても清潔感があります。

いかがでしたか

先人たちが使ってきた昔ながらの建材、
畳はやはり日本の気候、日本人に合った建材といえますね。

畳離れが進んでいるといわれていますが、
今一度畳の良さを見直してみてはいかがでしょうか。

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