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畳の部屋は多様性がある

畳のメリットをもっと知ってほしい

2020/04/16
2021/09/30

ここのところ、畳のご依頼が続きました。

敷き込みが完了し、感想をお伺いすると皆さま口をそろえて
イグサの香りが心地よいとおっしゃってくださいます。

現代の生活では何かと敬遠されがちな畳ですが、
畳こそ、日本で長く使われてきた自然素材の内装材です。

これだけ長い間使われてきたのには日本人の生活に合った
建材であるという理由もあります。

畳の歴史は?

畳の部屋は多様性がある
自然素材の内装材専門メーカー、アトピッコハウスの内藤です。

畳の歴史はさかのぼること古事記の時代。
このころはまだコモを粗く編んだ敷物を重ねたものであったと
推測されていますが、平安時代には現在の畳に似た構造に
なっていたといいます。

鎌倉時代から室町時代にかけて建材の床材として利用される
ようになりますが、この時代はまだ貴族や武士といった富の象徴として
使われていた畳。

江戸時代中期以降にやっと庶民が利用できるようになりました。

今では当たり前のようにある畳ですが、高価な建材だったのですね。

昔は畳がメインの和室の生活だった

現代の家は2LDKなどで表されるように家族がくつろぐリビング、
食事をとるダイニング、キッチンや寝室などがそれぞれ
目的別に分かれています。

このような洋風スタイルの家が主流になったのは高度成長期に
入ってからです。

それまでは畳をメインとした和室での生活がほとんどでした。

サザエさんやちびまる子ちゃんといった家のイメージですね。

畳の部屋には多様性がある


食事の時にはちゃぶ台を出して食事をとり、それ以外の時には
テレビを見たりくつろいだりするリビングであり、
また洗濯ものを畳んだりアイロンをかけたりするスペースでもあります。

布団を敷けば寝室にもなりますし、机を置いて勉強をすることも
できます。

また、部屋同士はふすまで仕切られていて、
建具を取り外せば広い空間ができ、普段以上に人の集まる
冠婚葬祭なども一つの家で行えていました。

必然的に人が集まりやすい空間になっていたと
いえるのではないでしょうか。

洋室だと部屋が目的別に分かれる

現代の洋風の家ではそれぞれに個の部屋となっており、
それ以外の目的で使うことは難しいです。

ただ、畳の部屋が一部屋あれば、その部屋は多様に使えます。

子供は床に座ったり寝そべって遊ぶことが多いですが
フローリングよりも空気を含み柔らかい畳の上なら
冷たくないですし、万が一転んでも危なくないです。

お昼寝スペースとしても使えますし、
また大人でもちょっとゴロっとしたいとき、
本を読みながら、動画を見ながら。

そんなときも気負わずゆるっと横になれるのも畳の良さだと思います。

畳にはまだまだいいところがたくさん

畳は調湿する建材であることをご存じでしょうか。

畳の材料であるイグサは小さな穴がたくさん開いている
多孔質構造となっているためここに空気を含んでいます。

この小さな穴に余分な湿気を吸い込んでくれ、また乾燥した時には
吸い取った湿気を吐き出し調湿をしてくれるというわけです。

またこの小さな穴に空気中の二酸化炭素や窒素酸化物、
ホルムアルデヒドなどの人体に有害な化学物質を吸着し
空気を清浄してくれます。

その他にも空気を含むことで防音、遮音効果も期待できますし、
最近畳をご依頼いただいたお客様の声にもあったイグサの香りには
リラックス効果をもたらす香り成分が含まれています。

いかがでしたか

畳の部屋は多様性がありますね。
家族が憩う場所として畳の部屋は最適です。

また、遮音効果やリラックス効果もありますし、
ちょっと横になりたい時などにも畳の部屋があると
便利ですよね。

これからお家づくりをされる方、畳の部屋も
検討されてみてはいかがでしょうか。

アトピッコハウスでは昔ながらのワラ床とイグサを使った
ほんものたたみを扱っています。

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