アトピッコハウス ブログ
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塗り壁をつかった注文住宅

塗り壁のヒビ割れ 地震があると心配です

2021/02/16
2022/06/30

大地震のあとの暴風雨。
災害大国日本、厳しい試練が続きます。

暴風雨は何もない時でも、
私たちを不安にさせます。

  • 屋根が飛ばないかな
  • 何か飛んできたら…
  • 植木鉢は大丈夫かしら

311の時より
家屋倒壊が少なかったという声が聞えてきます。
倒壊された方にとって、
多い少ないは関係のないこと。

それでも、
311を教訓に一定の成果が出ているからこそ、

私たちは災害大国で生き抜いてきました。
知恵を絞って、
緩やかに前に進んでいきましょう。

地震があると多くなる塗り壁のヒビ割れの相談。
検索すると、
煽った情報も見受けられるので、
改めてまとめることにしました。

  • 塗り壁のヒビ割れはゼロにはなりません
  • ヒビ割れの原因を理解しよう
  • ヒビ割れを防ぐための対策
  • どんな補修方法があるの?
  • ヒビ割れが嫌ならビニールクロスを選ぼう

アトピッコハウスには、珪藻土、漆喰、カオリンと、種類の違うオリジナル塗り壁があります。
どの塗り壁も、硬く固まる点と、乾燥時の収縮がないことで、ヒビ割れし難い
ですが、それでも、ゼロではありません。漆喰と珪藻土を比較したページがあるので、ご参考ください。

漆喰か、珪藻土か? 漆喰と珪藻土の違いと失敗しない選び方

漆喰か珪藻土か?

塗り壁のヒビ割れはゼロにはなりません

住めば住むほど元気になる自然素材
アトピッコハウス(株) ごとうひろ美です。

日本の家づくりはビニールクロスが主流。
ビニールクロスでヒビ割れが発生していたら、
相当な劣化で末期症状ですが、

塗り壁は、ビニールクロスとは違います。

劣化したビニールクロス
劣化したビニールクロス

塗り壁は、ヒビ割れがあるものなのです。
確かに古い神社などで、
塗り壁が剥がれ落ちている状況を見かけますが、

それは塗り壁の末期症状。

ヒビ割れがすぐに、
あのような状態になることはありません。

ヒビ割れがあってこその
塗り壁と言っても過言ではありません。

ヒビ割れの原因を理解しよう

塗り壁のヒビ割れには原因があります。

  1. 急激な乾燥
  2. 下地や構造などの動きによる影響
  3. 地震などによる地盤の動き

急激な乾燥を避けるため、
締め切った部屋で
塗り壁工事をすることが一般的です。

下地や構造の動きは、
ドアの開け閉めでも影響があります。

地震以外にも、
近隣道路工事などの影響の可能性も
否定はできませんが、

その道路工事で、
自分たちの暮らしが改善する。

という側面も忘れないで欲しいなと思います。

ヒビ割れを防ぐための対策

原因を考えると、
ヒビ割れをゼロにすることは難しいのですが、
もちろん予防策はあります。

  1. 工事する時期を選ぶ
  2. 厚く塗り過ぎない
  3. フラットにこだわらない

乾燥が苦手な塗り壁は、
寒い季節の工事は避けた方がいいのですが、
忙しい現代社会、
この選択肢の実現は、大変です。

ヒビ割れは仕上げ方も影響します。

標準施工以上に厚塗りにしたり、
フラット(平滑・押え)仕上げをするために、
何度も同じ個所をコテで動かすことで、

ヒビ割れし易くなるのです。

どんな補修方法があるの?

ヒビ割れの状態と、
塗り壁の種類によって
補修方法は変わりますが、

一般的には

同じ塗り壁で、
小さなブラシで丁寧に割れている部分を
埋めていきます。

割れが大きい場合は、
塗り直しとなりますが、
補修した部分が分かり難いという
メリットもあります。

ネット検索すると、
ボンドを使うなど、
様々な補修方法がありますが、

当社で採用している塗り壁は、
自然素材ですので、

ボンドなどケミカルな材料での補修は、
避けたいと考えています。

ヒビ割れが嫌ならビニールクロスを選ぼう

以上みてきた通り、
塗り壁とヒビ割れは切っても切れない縁。

ヒビ割れが嫌だ!
という声が大きくなることで、
ケミカルな塗り壁が増え、

ヒビ割れの心配のない、
ビニールクロスが日本の家づくりの
主流となってしまいました。

塗り壁は、土と水で作られた自然素材。

自然を人間がコントロールすることは、
なかなか難しい。

だからヒビ割れがゼロにはならないし、

ゼロを目指さないから、
ナチュラルが受け継がれ、
湿度をコントロールしてくれたり、
空気清浄機能が期待できるのです。

注文住宅の壁に使える素材は、
塗り壁以外にもありますから、

ヒビ割れが
どうしても許せないのなら、
ビニールクロスを選べばいいだけ。

自分が納得する素材で家をつくりましょう!

アトピッコハウスの塗り壁

アトピッコハウスの塗り壁は
3種類ともヒビ割れが
入り難いという特徴を持っています。

  • 珪藻土塗り壁はいから小町
  • 漆喰美人
  • パーフェクトウォール

塗り壁のヒビ割れ
パーフェクトウォールのヒビ割れ

3種類とも、
ゼロにはなりませんが、
非常にヒビ割れの少ない商品ですが、

それでもゼロになるとは言い切れない。

だからヒビ割れが
どうしても受けれられない方には、
お勧めしていません。

でも受け入れられるのなら、

気持ちのいい暮らし、実現できます。

アトピッコハウスには、珪藻土、漆喰、カオリンといった3種類の塗り壁があります。
すべてヒビ割れし難い製品ですが、漆喰か珪藻土か? のページが参考になると思います。

漆喰か、珪藻土か? 漆喰と珪藻土の違いと失敗しない選び方

漆喰か珪藻土か?

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アトピッコハウスは
フローリングと塗り壁の専門店です。
建築会社ではないのですが、

家づくり相談をたくさん頂きます。

建築会社ではないから、
相談がしやすい、ようです。

自然素材にしたいけど、
どこに相談していいのか…、
まずはアトピッコハウスに資料をご請求ください。

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漆喰か珪藻土か?