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お洒落なお店にも使われる塗り壁、経年変化はどうなるのか

塗り壁の経年変化、ビニールクロスとの違い

2016/08/05
2021/10/15

新しく物を買うとき、気になるのは物の寿命です。
5年後、10年後にどのような姿になるのか
高価なものだと特に経年変化は気になります。

最近、内装材として人気がある塗り壁。
「年数が経つとどうなるの?」というお問合せを受けます。

新築・リフォーム直後で綺麗なのは当たり前、
年数が経つと塗り壁はどのように変化していくのでしょうか?

漆喰か珪藻土か?

塗り壁の経年変化は美しい?

お洒落なお店にも使われる塗り壁、経年変化はどうなるのか

自然素材の内装材メーカー、アトピッコハウス元岡いずみです。

珪藻土や漆喰など、自然素材の塗り壁は人気があります。
それでも今の日本の住まいのほとんどはビニールクロス
同じ価格なら気軽に塗り壁に挑戦できるかもしれませんが、

塗り壁の価格はビニールクロスの2倍以上します。

買い物をするとき、
安い物を使い捨てのつもりで買う、
高くて良い物を買うといった選択肢がありますが、

塗り壁は長く持つものなのでしょうか。

自然素材の塗り壁は、埃を寄せ付けないので汚れ方が綺麗

塗ってから8年経過した漆喰

塗ってから約8年経った漆喰です。
場所は毎日多くの人が出入りする事務所の玄関。

玄関は埃が経ちやすく
劣化が気になる箇所ですが、
目立った汚れはありません。

自然素材の塗り壁は静電気が起きないので
埃や脂を寄せ付けないという特徴があります。

塗り壁とビニールクロスの経年変化の違い

埃や脂を寄せ付けない塗り壁は、
経年変化で変に汚れが目立つことはありません。

ビニールクロスは静電気を起こすので
塗り壁とは汚れ方が異なります。

静電気が、生活する上で出てしまう埃や脂を吸い寄せ
それが目立って、
経年変化はみすぼらしくなってしまうのです。

塗り壁の原料である土や砂は
ゆっくりと長い年月を経て自然界で作られました。

人工的に短い時間で作られたビニールと比べると
劣化のスピードもゆっくりです。

塗り壁のメンテナンス方法

自然素材の塗り壁は特別なメンテナンスは不要です。
拭き掃除は出来ませんが、

ビニールクロスと違って汚れを吸い寄せにくいので
拭き掃除自体がそもそも不要です。

でも、マジックやお醤油など
不意に汚してしまうこともあると思います。

その場合は塗り壁の種類にもよりますが、
キッチンハイターや、やすりを使って落とすことも出来ます。

それでも汚れが気になる場合は、
塗り直すことも可能です。
補修をしたい個所だけを塗り直すと

経年変化がゆっくりの塗り壁でも、
新しく補修した部分との差が出て目立ってしまうので、
一部の補修ではなく、汚れが気になる壁一面で塗り直すことがおすすめです。

いかがでしたか?

自然素材の塗り壁は、
経年変化のスピードが遅く、じっくりと味わいを増していきます。
ビニールクロスは多くが5年を寿命としてつくられていますが、
5年で張り替える人は少なく、
多くは劣化したままで使っていると思います。

寿命を考えると塗り壁は決して高くないと思います。
良いものを長く使いたいという人に塗り壁はおすすめです。

アトピッコハウスでは自然素材の塗り壁で人気の珪藻土や漆喰を販売しています。

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