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壁の選び方とは

塗り壁の耐久性とは?

2018/10/04
2021/03/19

リフォームや新築で、内装を塗り壁にしたいと思っても、
標準施工であることが多いビニールクロスと比べて
およそ2倍から4倍の金額がかかります。

また、塗り壁はボロボロするし、ヒビが入るし、
辞めたほうがいいよという工事業者さんからの
アドバイスを受けられる方もいらっしゃいます。

それならば、そんなに予算をさいて、塗り壁にしなくてもと
あきらめられる方もいらっしゃることでしょう

塗り壁の耐久性はどのくらいなのでしょうか。

塗り壁はどのくらいもつ?

壁の選び方とは

自然素材の内装材専門メーカー、アトピッコハウスの内藤です。

塗り壁といっても色々な素材を使ったものがありますので
一概には言えませんが、品質の高い素材を使って
施工すれば何十年と持ちます。

400年もの間美しい姿を残している白鷺城といわれる姫路城は
ご存知の方も多いかと思います。

また、東京渋谷にかつて建っていた「同潤会アパート」は
築80年で解体される際、あまりの強度に解体作業が
困難だったという話もあります。

塗り壁はヒビが入る?

家というのは少なからず動きます。

地震大国日本では1年に何回かは地震が起こりますし、
道路を大型トラックが通って揺れたり、
今回の台風でも強風により家が揺れ、きしむなどの
経験をされた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そういった動きにより、ヘアークラックと呼ばれる
細いヒビが入ることはあります。

それだけでなく、ドアや窓の開け閉めの振動なども
影響します。

ただ、ヒビが入るのは壁の四隅だったり柱との境目だったりと
気にならない程度のものです。

壁の一面に亀裂が入るようなことはほぼないと思います。

ボロボロする塗り壁が当たり前ではない

一般的にボロボロする塗り壁と認識されているのは
珪藻土だと思います。

珪藻土自体は自身で固まることができません。

そのため固まる成分を加えるのですが、
糊を使って固めた場合、珪藻土を練る時に使われた水が
乾燥して固まっているように見えているだけなので
再度水を加えればはがれてきます。

珪藻土はボロボロする、触ると白くなる、服に粉がつくなどの
印象を持たれている方はつなぎに糊を使った製品を
見られていたのだと思います。

つなぎに接着剤を使えばボロボロしません。
しかし、珪藻土の大きな特徴でもある調湿に働く珪藻土の穴を
ふさいでしまうため調湿性能は期待できなくなってしまいます。

調湿性もあり、ボロボロしにくい珪藻土

アトピッコハウスで扱っている珪藻土は豆腐を固める「にがり」と
胃腸薬の成分にも使われる「マグネシア」を使っています。

これらを合わせたときの反応を利用して固めているのです。

明治時代に日本で開発された技術で、
先にご紹介した同潤会アパートの強度の高い塗り壁も
同じマグネシアを使って固めた壁材を使っていました。

「マグネシア」と「にがり」の組み合わせにより、
珪藻土を固めてくれる強い結晶ができるのです。

DIYもいいですが

塗り壁は1㎜や2㎜の仕上げが通常です。
素人では均一に薄く仕上げることは難しい。

厚塗りとなればその分、割れやヒビの原因に
なりかねません。

DIYも楽しいですが
せっかくの機会ですから職人さんに施工をお願いして
職人技で仕上げてもらいましょう。

いかがでしたか。

ひとえに塗り壁といっても、その固め方や成分によって
ボロボロしにくいものもあるのです。

もろくない、耐久性の高い塗り壁製品を選んで
この先数十年、美しい壁を手に入れましょう。

アトピッコハウスでは「マグネシア」と「にがり」を
使って固める、ボロボロしない珪藻土『はいから小町』を
扱っております。

珪藻土塗壁 はいから小町

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アトピッコハウスは、無垢・珪藻土・漆喰・クロス・畳など
オリジナルの自然素材内装材を、製造販売する会社です。

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