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塗り壁材の種類と固まる仕組み

  • 14
  • 6月
  • 2019

土や砂、粘土などが原料の塗り壁材。
土や砂を水で練ったものは、壁に一時的にはりついても
すぐにはがれ落ちてしまいます。

原料に何を加えたら、壁にはりつき、
固まり、長い間使えるのでしょう。

塗り壁材が固まるのは
どんな仕組みなのか。

昔ながらの素材から現代流通している素材まで、
固まり方についてまとめてみました。

漆喰が固まる仕組みとは

自然素材の内装材専門メーカー、アトピッコハウスの山田です。
塗り壁と言ったら、漆喰を思い浮かべる方が多いのでは。

本漆喰は、昔グランドのライン引きで使われた
消石灰が原料です。

消石灰は粉ですので、そのままでは壁に塗れません。

「すさ」などの繊維、「海藻のり」などの天然素材のつなぎを混ぜ合わせて
作られていましたが、現代は化学繊維や化学糊が用いられているものも
あります。

漆喰は、水分が揮発することで
一旦壁に付着した状態になります。

そして、主原料の消石灰が空気中の炭酸ガス(二酸化炭素)と
反応して徐々に硬くなっていくのです。
消石灰はこの現象で元々の石灰岩に戻り固まっていく。

化学方程式上で見ると難しいのですが、
この原理で、何十年も経った漆喰は岩のように固くなるのです。

土壁は自然素材の発酵で生じた成分で固まる

土壁は、かつてはその土地で産出される
入手しやすい材料を用いられて作られていました。
地域によって土が違いますから、地域ごとにさまざまな表情が見られたのです。

昔ながらの製法ですと家を建てる現場で、
土とワラすさ・水を混ぜ、
空気に触れないようにし半年ほど寝かせて
発酵させ、粘りのある土を作っていたようです。

そして、竹木舞という竹を細かく格子状に
編んだ壁を作り、ドロドロの土とワラを塗り
乾くのを待って次の工程に進んでいく
「湿式工法」という作業をする。

ワラは寝かせることで発酵し、セルロースとリグニンに分解されます。
セルロース、リグニンは糊のように働いて土を硬く固めるのです。

砂壁の固まり方とは

古い日本家屋の床の間などで見られる砂壁。
川砂を用いることが多く、糊液(ふのり、ツノマタ)で練った
塗り壁材です。

土壁では使わないような天然砂、砕石、金属粉、貝殻粉なども
使用され、
昔の砂壁のイメージと違いカラフルな商品も見られます。

現在流通している砂壁材はボンドがセットされており、
ボンドで接着して固めるという施工方法です。

珪藻土の固まり方とは

珪藻土は漆喰のように自分の力では固まりません。

そのため、珪藻土以外の物が混ぜられています。
骨材といわれる砂の他、特殊な固化材を配合し、
水で練り固められるようになります。

接着剤や糊を入れると、
珪藻土にたくさん空いている穴をつぶしてしまいます。
自然素材の石灰を使ったとしても穴をつぶしてしまい、
珪藻土の特徴の調湿性能を低くしてしまうことになります。

西洋漆喰の固まり方とは

ヨーロッパ地方でも漆喰が昔から建築物に使われてきました。

スペイン漆喰やスイス漆喰が有名で、産地の石灰を焼いた消石灰に
大理石、無機の色粉、セルロースファイバーを入れて作られています。
和漆喰と違い、消石灰に砂を混ぜているのが特徴です。

和漆喰同様に、主成分が消石灰のため二酸化炭素を吸収し、
年月とともに硬くなります。

いかがでしょうか?

塗り壁材の種類によって固まり方はそれぞれ。
水分が蒸発して固まる方法、
化学反応で固まる方法などがあります。

当社の商品に関して言うと、
珪藻土塗り壁材「はいから小町」とモンモリロナイトという
粘土が主成分の「漆喰美人」には
にがりとマグネシアが配合されています。

豆腐を固めるにがりと胃薬に使われる
マグネシアがアトピッコハウス独自の固め方です。

商品によって、色々な固め方があるので調べてみるのも
面白いかもしれませんね。

珪藻土塗壁 はいから小町花の塗り壁 漆喰美人

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