アトピッコハウス ブログ
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塗り壁を寒い季節に施工、トラブル回避する方法は?

2020/12/18
2021/03/17

コロナウィルスの感染拡大で、
年末年始は静かに過ごすことを推奨されています。

今年はお家時間が増えたことで、
リフォームの需要が増えていると聞きます。

テレワーク中心になり、家での時間が増えたことにより、
少しでもいい環境で暮らしたい。
自然素材の建材を使いたい方も増えています。

自然素材の商品は、取り扱いがさほど難しいことはないですが、
急激な温度変化によって工事に支障があることがあります。

特に、大量の水で攪拌する塗り壁材は、
気にしなければならないポイントがあります。

冬場の塗り壁施工のポイント

自然素材の内装材専門メーカー、アトピッコハウスの山田です。
工期を守らなければならないから、失敗できない。
特に初めての材料は慎重になりますよね。

冬場の塗り壁工事は、以下のポイントに気を付けてトラブル回避しましょう。

・色ムラと白華に気をつけよう
・色ムラと白華を防ぐポイント
・温度と湿度に気をつけよう
・冬場の施工に影響されない材料を選ぼう

色ムラと白華に気をつけよう

色ムラと白華は、どんなトラブルでしょう?

珪藻土や漆喰などの塗り壁材は、
粉に大量の水を入れ攪拌をして使います。

色がついている商品であれば、
色粉を混ぜてさらに攪拌をします。

気温が低下することで、硬化不良をおこし、
色粉が片寄ってしまうため色ムラが発生します。

白華とは、ツルツルテカテカになる現象です。
色ムラと一緒で気温低下が原因により発生します。

色ムラと白華を防ぐポイント

ポイント1. 白を選ぶ。

そもそも、色粉が入っていなければ色ムラが発生しないし、
白華現象が起きても、目立ちません。
冬場は濃い色の施工は、おすすめしません。

ポイント2. 部屋を暖め乾燥を促す。

気温低下が原因なので、部屋を暖めましょう。
左官材の乾燥を速めるために、ドライヤーの温風をあてても大丈夫です。

温度と湿度に気をつけよう

部屋を暖めるためには、
エアコン稼働、ジェットヒーターなど、
すばやく部屋を暖める方法を使いましょう。

急激に乾燥させるとひび割れることがあると
注意書きがある商品の場合は、急激乾燥はおすすめしませんが、
当社の塗り壁材であれば、急激乾燥に強いので問題がありません。

粉と混ぜるための水も、
できればぬるま湯の状態にすることで、
色粉が片寄らず均等に攪拌できます。

湿度も注意。高湿度な状態だと、
塗ったばかりの左官材から水分が抜けないので、
硬化に時間がかかります。


換気をして、空気の入れ替えをすることで
硬化を促すことができます。

冬場の施工に影響されない材料を選ぼう

自然素材だけでできている塗り壁材は、
湿度や温度変化に気遣いが必要です。

自然素材を扱うには、長年の経験が必要になるかもしれません。

初めての材料で、しかも自然素材。
冬場の施工。

リスク回避のためには、
自然素材系の塗り壁材より、
樹脂系の塗り壁材を使う。

DIYをするなら、DIY用にする。
白色を選ぶ。
など、材料の選択を柔軟にすることが必要です。

自然素材のみでやりたいなら、リスクがあることを理解し、
冬場は避ける。白色を使うなど、
工期や色変更も必要です。

いかがでしょうか?

当社には、3種類の塗り壁材がありますが、
パーフェクトウォールはカオリンという粘土が主体となっています。

自然素材ではありますが、
一部樹脂を使っています。

初めて自然素材を扱うのであれば、
パーフェクトウォールが
冬場に施工しても色ムラの心配が少なくお勧めです。

塗り壁比較

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アトピッコハウスは、無垢・珪藻土・漆喰・クロス・畳など
オリジナルの自然素材内装材を、製造販売する会社です。

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