アトピッコハウス ブログ
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塗り壁は陰影を楽しむ

2016/02/08
2021/10/14

こんにちは!
無垢・漆喰・珪藻土「自然素材の内装材ブログ」を運営している
アトピッコハウス㈱、スタッフの尾崎奈苗です。

調湿性能だけじゃない、塗り壁の魅力

光と影が魅力です

先日、地元の美術館へ行きました。
様々な作家の作品が並べられていて、
時間を忘れてひとつひとつに見入ってしまいました。

デッザンや水彩画、油絵や彫刻などがありますが、
私がいつも美術館で時間をかけて眺めるのは
油絵です。

油絵の何が好きかというと、
見る角度によって
印象が様々に変化するところ
です。

光の当たり具合によって
輝いて見える部分、陰って見える部分が変わり、
作品中の人物の表情までもが

楽しそうに見えたり
悲しそうに見えたり
くるくると印象が変わるのです。

美術館側もたぶん
作品を配置するにあたって、
照明や自然光の当たり方をじっくり検証した上で

どの作品をどこに置くと一番映えるのか
考えているのかな、と感じます。

油絵がこのように表情を変える理由は、
水彩画と違って、立体感があるからです。

微妙な凹凸に光が当たり、
それが表情の違いとなって表れるのです。

これは塗り壁も同じです。

はいから小町や漆喰美人は
コテを使って仕上げていく商品です。
完全にフラットに仕上がることはなく、
ある程度のパターンが付きます。

パターンの種類は数々あって、

代表的なものだと、
コテ波仕上げ(コテで塗った跡を自然な形で残す)
コテ波仕上げ

扇仕上げ(コテで半円を描くようにパターンを残す)
扇仕上げ

ハケ引き仕上げ(ハケを利用して模様をつける)
ハケ仕上げ

などがあり、

ここは左官屋さんの腕の見せ所。

左官屋さんの好みによってもだいぶ仕上がりが異なりますし、
ここはこうして欲しい、というご自分の好みも
ある程度は反映してもらえるので、

ただ一概に「塗り壁」と言っても、
その部屋だけの、
独特な表情を持つ壁が仕上がります

そして、それは油絵と同じように、
見る角度によって表情を変えるのです。

正面から見た印象と、
横から見た印象。
自然光による見え方と、
蛍光灯に照らされた見え方。

暗めの間接照明が当たった時などは
これまた雰囲気のある、一味違う印象になります。

壁材を決めるときに
ビニールクロスでなく塗り壁がいい!と決断するのには
もちろん、

身体に優しい自然素材がいい、とか
調湿性能に優れた珪藻土がいい、とか

そういった理由が多いと思いますが、

それに加え、
他の部屋とは異なる、
その部屋だけのオリジナルな表情を作れるというのも
大きな理由になると思います。

朝は爽やかに、夜はムーディに。

自分好みの部屋を作りたいと思ったら、
家具選びの前に、
塗り壁という選択肢を、ぜひ加えてみてくださいね。

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アトピッコハウスは、無垢・珪藻土・漆喰・クロス・畳など
オリジナルの自然素材内装材を、製造販売する会社です。

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