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マンションのリフォームでは遮音を取って、防音力の高い住まいを

2020/12/24
2022/01/18

集合住宅での生活はご近所あってのこと。自分は普通に生活をしているつもりでも、生活の仕方によって、ご近所に迷惑をかけているということもあるかもしれません。

クレームが入るほうも、クレームを入れる方も嫌な気持ちになりますし、ストレスとなります。たくさんの人が住むマンションだからこそ小さな事が大問題になりかねません。

特に騒音など音に関するトラブルはマンションなど集合住宅ではデリケートな問題になりがちです。

遮音、吸音、防音ってどう違うの?

マンションの遮音対策

自然素材の内装材専門メーカー、アトピッコハウスの内藤です。

遮音や防音、吸音と様々な言い方がありますがそれぞれどういうことを意味するのでしょうか。

遮音

遮音とは音を遮ることを言います。音が壁などにぶつかり、跳ね返して遮断することが遮音です。

吸音

吸音は音を吸収することを言います。音はぶつかって跳ね返ってきますが、跳ね返るだけでなく、吸収します。

防音

防音とは、遮音や吸音を使って音を伝わりにくくする、仕組みのことを言います。遮音や吸音を総合して防音というのです。

防音力の高いマンションってどこを見たらいいの?

防音力は木造よりも鉄筋コンクリートのマンションのほうが高いです。音を通しやすい木造よりも鉄骨は音が伝わりにくいためです。防音力には、特に壁、床、窓の造りが重要となります。

マンションの壁

お隣とつながっている壁は音が伝わりやすいということがあります。テレビを壁にくっつけていたり、お隣の寝室の壁とリビングが隣接している場合、生活環境や時間帯によってはうるさいと感じられてしまうかもしれません。

壁の厚みとしては18㎝以上あるといいですが、古いマンションなどではそこまで厚みがない場合もあります。壁の内装材によっても状況は変わります。

マンションの床

壁と同様、音が伝わりやすい場所です。特に足音や、椅子をひいたりする音など、音が伝わりやすく、トラブルの原因になることが多い場所です。新しいマンションでは音を遮る、防音の対応をしていることがほとんどです。
床下のコンクリートスラブの厚みは270㎜程が理想ですが、古いマンションではそこまで達していないものも多いです。

マンションの窓

窓のサッシの隙間から外の音は入り込んできます。防音力の高い窓であっても、サッシの気密性が低ければ意味はありません。街中であれば遮音等級T-1以上、線路沿いの家の場合や幹線道路が近い家の場合はT-2以上のグレードのサッシがおすすめです。

マンションの住戸の位置や階数選びは慎重に

生活していく上で、足音や生活音を完全に消すということは難しいです。それならば最初からリスクの少ない物件を選んだ方がトラブルになりにくいです。自分が他の住人の音に悩まされたくない場合は最上階、子供やペットがいて階下の方に迷惑をかけたくないという場合は1階の部屋を選ぶといいでしょう。

四方を囲まれているよりも例えば角部屋のような隣接する部屋が少ない物件の方がおすすめです。

水回りは音が伝わりやすいため、構造や間取りの確認も必要です。寝室にトイレやバスルームが隣接している場合、水を使う音で目が覚めてしまうなんてこともあるでしょう。リビングや寝室と水回りの間に納戸やクローゼットがあることで音が吸収されるのでこちらもおすすめです。洗面所

管理規約を事前にチェックすることも大切

静かな環境のマンションで生活をしたいのなら、ペットや楽器演奏が禁止とされている規約があるマンションがおすすめです。音に対する管理がきちんとされているので安心です。

人気の無垢フローリングやタイルは音が響きやすい

マンションでは自分の家の床が階下の人の天井にあたり、また自分の家の天井が上の階の人の床になるという密着した構造、環境となります。そのため、隣接している部屋の音は意外と聞こえてくるものです。

騒音で一番気になるのが、生活音。洗濯機や掃除機などの音、子供が走り回る音はもとより、椅子を引く音やスリッパでパタパタと歩く音も意外と響いて聞こえるものです。

古い集合住宅ではじゅうたんや畳を使った部屋が多く、これらは弾力があり、空気を多く含むので音を通しにくいです。しかし、じゅうたんや畳よりもフローリングやタイルが好まれる時代。

空気を含む素材から硬い無垢フローリングやフロアタイルに変えたら音が伝わりやすくなるということは容易に想像ができると思います。そのため、マンションリフォームの際、床工事をする場合、マンションが既定する遮音を取る必要があるのです。

マンションの防音規定とは?

そこで、集合住宅ではほとんど、防音の規定を設定しています。防音規定はJIS(日本工業規格)にもとづく方法で実験室で測定したデータから実際の現場での遮音性能を推定した遮音等級、L値で示されます。L値は上で発した音がどの程度に聞こえるかの基準として決められている遮音等級のことをいいます。

遮音等級はL値で示され、LLはライト、軽量を、LHはヘビー、重音を意味します。ほとんどで、LLの軽量を求めていてLLの後に40や45の数字が付き、数字が小さいほど遮音性能が高いことを意味します。

LL40は、物の落下音などの軽音はほとんど聞こえず、上の階の気配は感じるがそう気にはならない程度。LL45は上の階の大きな動きは分かり、生活が多少意識される状態。

軽量というのは、スリッパで歩く足音や、スプーンなどが落ちた時に響く音を示します。なので、騒音トラブルの原因の一因である子供の走るドタバタという音はLLには含みません。

防音力の高い床材とは?

畳や、カーペットのような空気を含む床材は防音性が高いといえます。いずれもクッション性があり、足音や生活音などは、クッションである畳やカーペットの中の空気の層に吸収されるので、音が静かになるのです。

畳の部屋

防音力の高い壁材とは?

床と同様、空気を多く含むものは吸音性が高く、従って防音力も上がります。布クロスや紙クロスなどが吸音性が高いといえます。また、たくさんの穴を持つ珪藻土の塗り壁も吸音性がいいといわれています。

マンションで無垢フローリングやタイルで仕上げるには?

床下に空洞を作ることで防音をとる

音の問題はシビアですので、マンションなどでは騒音トラブルになることも多く、そのため管理組合が承認しないと床工事に入ることができません。特にフロアタイルも無垢フローリングも防音性能がなく、音がひびきやすくなるため防音の対策が必須となります。

防音をとるのに一般的とされるのが、コンクリートの躯体の上に防振ゴムのついた支持脚で床パネルを支える床仕上げ構造で、二重床ともいいます。

二重床は支持脚により空洞ができるため音が伝わりにくいというメリットがあり、二重床の段階で遮音規定をクリアできれば遮音性のない無垢フローリングやフロアタイルで仕上げることができます。反面、二重床の分の高さが出てしまうこと、また材料費、工事費ともに上がってしまうというデメリットがあります。

遮音機能一体型の床材を使って防音をとる

高さを出さないで防音できるのが遮音フローリング。フローリングとスポンジのような緩衝材が一体型となっており、厚みが出ないので、ドアなどの建具にも影響が出にくく、一体型のため遮音材や二重床の分のコストがかからないため、マンションのリフォームでは当たり前の選択肢として使われてきました。

しかし、この遮音フローリングの最大のデメリットはフカフカするというところにあります。船酔いするような、と表現される沈み込むような感触を嫌う人が増えてきました。
また、遮音のクッションが一体化しているため仕上げの床材を選べないというデメリットもあります。

遮音材単体を床下に敷き込んで防音をとる

遮音材単体の商品もあります。アトピッコハウスの「わんぱく応援マット」は現状の床材をはがして床下に敷き込むタイプの遮音材です。遮音材単体なので、仕上げ材を選ぶことができます。床下構造をする必要もないので、高さを押さえ、工事費用も抑えることができます。

床遮音材 わんぱく応援マット

賃貸マンションで工事をしないで遮音を取るには?

床を剥がして張り直すというのは大がかりな工事になります。賃貸マンションなど、簡単に工事が行えない場合は既存の床をそのままにジョイントマットを敷き詰めるという方法があります。ジョイントマットは防音だけでなくこの時期には断熱効果も期待できます。ただ、薄いので足音などのカバーはできないかもしれません。

わんぱく応援マットも既存の床の上に敷いて、その上をラグなどで覆うという方法も取れます。遮音材としての商品ですし、厚みもあるので、ジョイントマットよりも遮音に期待ができます。

まとめ

リフォームの際にはもちろん然るべく手続きを取り、防音性能を満たすことが大切ですが、
日ごろからご挨拶をかわし、ご近所づきあいをしておくということも大切な一つだと思います。

どれだけ、試験結果が出ている防音材を使おうとも、素人が見れば防音の試験結果など読み取ることはできません。それよりも、いつもうるさくしてすみませんという一言があるだけで心情は変わるのではないでしょうか。

挨拶を交わす関係を構築することで、生活もしやすくなるのだと思います。床遮音材「わんぱく応援マット」は無垢フローリングとの組み合わせでLL45、合板フローリングとの組み合わせでLL40を取得しています。床工事の際にはぜひご検討ください。

床遮音材 わんぱく応援マット

よくあるご質問

マンションで無垢フローリングにできるの?

床を二重床にする、遮音フローリングにする、床下に遮音材を敷き込むなどの方法があります。二重床の場合高さの問題があり、遮音フローリングにした場合、フワフワするなどの感触が難点です。床下に敷き込むタイプの遮音材、わんぱく応援マットは厚み11㎜で、無垢フローリングと組み合わせてLL45の遮音が取れています。

わんぱく応援マットってフカフカしないの?

わんぱく応援マットはフェルトを圧縮したものと、ゴムの二層構造です。フローリングのように硬いと遮音が取れないので、多少の弾力性はありますが、フワフワするという感覚はなく、沈み込みもありません。

防音力の高いマンションを選ぶにはどこを見たらいい?

防音には床・壁・窓の設えが大きくかかわってきます。木造よりも鉄筋コンクリートのマンションのほうが音が伝わりにくいですが、鉄筋コンクリートのマンションでも床や壁の厚み、窓のサッシのグレードにもよりますのでそのあたりもチェックしてみるといいですね。

わんぱく応援マットを使えばタイルにもできる?

わんぱく応援マットはタイルとの組み合わせでは遮音試験を行っていないため、タイルや硬質の仕上げ材と組み合わせて施工ができるとは言えませんが、わんぱく応援マットは、クッションフロアとの組み合わせでLL45の試験結果が出ています。

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アトピッコハウスは、無垢・珪藻土・漆喰・クロス・畳などオリジナルの自然素材内装材を、製造販売する会社です。当社製品を取り入れた家作りをしたいとお考えの方は、無料の資料をご請求頂き、工事を依頼される業者さんに、アトピッコハウス製品を使って欲しいとご依頼ください。

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